1993年4月17日のオンエア情報です。
以前にもありましたが、今週もシングルチャートアクションがどうかしています。日付の記録を間違えたかと思ってしまいました。BEAT UKはヴァージンメガストアのチャートなので、本家のUKチャートとは違いチャートアクションが乱高下しまくりなのも特徴なのかもしれません。
一度落ちてチャート外にいたはずのアーティストが、しれっとTOP10に戻っていたり…よくあることです。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
表記は基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV（プロモーションビデオの略称）と表記します。
英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。
BEAT UK April.17.1993 On Air
Voice / Neil Fox
TOP 20
20 ↓ Sybil / When I'm Good And Ready
19 ↑ Robin S / Show Me Love
18 ↓ Madonna / Fever
17 ↑ The Grid / Crystal Clear （本当はNew Entryのはず）
16 ↑ Depeche Mode / I Feel You
既にスタジアム級バンドになっているディペッシュ・モード。アルバムもチャートインしています。この曲はロックテイストを盛り込み、アメリカでもヒットしました。しかしこの頃既にバンドでは薬物問題など様々なトラブルが起こり始めていたのでした。
15 ↑ Whitney Houston / I'm Every Woman
14 ↓ David Bowie / Jump They Say
13 ↑ P.M. Dawn / Looking Through Patient Eyes
12 ↓ Ugly Kid Joe / Cats In The Cradle
11 ↑ Michael Jackson / Give In To Me
NEW RELEASES
Spin Doctors / Two Princes
The second single to be taken from debut album "Pocket Full Of Kryptonite" which was a success in America 2 years ago.
スピン・ドクターズといえばこの曲、というべき代表曲。この曲がヒットしたことで、収録されているファーストアルバムの評判が高まり、アメリカで500万枚売れました。
Terence Trent D'arby / Do You Love Me Like You Say?
Terence is back with the first single from "Symphony Or Damn", which will make you forget "Neither Fish Nor Flesh".
現在では名義と本名を変え、サナンダ・マイトレイヤとして活動（仏教徒ではない）しているテレンス・トレント・ダービー。とにかく何でもできる、才能あふれるマルチプレイヤーなので、楽器も全部演奏します。今作はかなりロック色が強く、アメリカのオルタナティブの潮流を感じます。
Efua / Strawberry Boy
The second single from Efua who has given birth to Jazzie B's children and this years perfect summer album "Dream Juice".
ROCK CHART
10 Alice In Chains / Them Bones
9 Soul Asylum / Black Gold
8 Van Halen / Jump (Live)
7 Screaming Trees / Nearly Lost You
アメリカのグランジ・オルタナの流れはアメリカのロックチャートを変えた（ハードロック、メタルを一掃した）と言われていますが、スクリーミング・トゥリーズもその流れのひとつでしょう。こちらは92年の曲で、90年代のオルタナ系ラジオでは今でも定番曲になっています。
6 Therapy? / Short Sharp Shock E.P.
5 Sonic Youth / Sugar Kane
アルバム、Dirtyからのシングルカット。PVはエディット版ですが、本来は結構長い曲です。
4 Iron Maiden / Fear Of The Dark
3 Aerosmith / Livin' On The Edge
2 Ugly Kid Joe / Cats In The Cradle
1 The Almighty / Addiction
CHART BREAKERS
Chris Isaak / Can't Do A Thing (To Stop Me)
Duran Duran / Come Undone
Mica Paris / Never Felt Like This Before
GIG GUIDE
Marxman / Sheffield Leadmill 17 April / Newcastle Riverside 18 April /
Aberdeen Lemon Tree 20 April
Kingmaker / Birmingham Hibernian 20 April / Harlow Square 21 April /
Leicester Princess Charlotte 22 April / Hull Adelphi 23 April
Arrested Development / Leeds Town & Country Club 19 April /
Cambridge Corn Exchange 20 April / Poole Arts Centre 22 April /
London Brixton Academy 23 April
FEATURE
CRUSTY MOVEMENT
ここでいうCrustyとは「かさぶた・外皮」という英語の意味から転じ、「破れたボロボロな服を着る」という意味で、90年代の主にイギリスやアイルランドで起こっていたサブカルチャー的ムーブメントです。
実際のスタイルとしては、主に黒っぽいパンクテイストで安っぽい服を着た若者達のことを指すようで、日本風に言うと「Crusty族、ニューエイジ系Crusty」というところでしょうか。そして彼らが好む音楽も含め、Crustiesと呼ばれたのでしょう。
今回はクラブ系の音楽も紹介されていますが、パンク系を好む層もいたようです。
BEAT UKでは以下のように説明されていまして、ニューエイジ系でスピリチュアルなインスピレーションを求めてインド行っちゃう…までではない感じで国内放浪してるとか、そういう系だと感じました。
CRUSTY adj. (Crustier, Crustiest)
1. Fashionable travelling collective.
2. Person(s) seen with dog(s) on string.
3. Share "New Age" beliefs.
4. Latest Musical / Spiritual "Fad".
Meat Beat Manifesto / Mindstream
Miranda Sex Garden / Sunshine
Sunscreem / Pressure US
Back To The Planet / Teenage Turtles
ALBUM CHART
LONDON
5 Runrig / Amazing Things
4 Iron Maiden / A Real Live One (画像は再発のA Real Live Dead One)
3 Bryan Ferry / Taxi
2 Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way?
1 Depeche Mode / Songs Of Faith And Devotion
TOKYO
5 Depeche Mode / Songs Of Faith And Devotion
4 Candy Dulfer / Sax A Go Go
3 Sting / Ten Summers Tales
2 Coverdale Page / Coverdale Page
1 Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way?
ALBUM REVIEW
Various Artists / Loaded
Primal Scream / Loaded
Jesus Jones / The Devil You Know
Stereo MC's / Connected
TOP 10
10↑ Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way
9 ↑ Therapy? / Short Sharp Shock E.P.
8 ↑ Jamiroquai / Too young To Die
7 ↓ The Bluebells / Young At Heart
6 ↑ Suede / Animal Nitrate
5 ↑ Snow / Informer
4 ↑ Shabba Ranks / Mr Loverman
3 ↑ Annie Lennox / Little Bird / Love Song For A Vampire (PVはLove Song For A Vampire)
2 ↑ 2 Unlimited / No Limits
ON STAGE
Hothouse Flowers / Emotional Time
いつもの客なしステージです。正確な曲名はAn Emotional Time です。
NO.1
↑ Shaggy / Oh Carolina
この週から最後のスタッフロールの時に表示されるヴァージンメガストアの店舗数が、新宿と横浜の２つになりました。自分は新宿の店舗には行ったことがあります。店舗内にDJブースがあったり、BEAT UKの放送が流れている、自分にとっては夢の空間でした。
前週のチャートがチラシとして印刷されていて、何回か持って帰ったのですが、探しても見つかりませんでした。見つけたらブログに貼ろうと思います。
ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。
以前にもありましたが、今週もシングルチャートアクションがどうかしています。日付の記録を間違えたかと思ってしまいました。BEAT UKはヴァージンメガストアのチャートなので、本家のUKチャートとは違いチャートアクションが乱高下しまくりなのも特徴なのかもしれません。
一度落ちてチャート外にいたはずのアーティストが、しれっとTOP10に戻っていたり…よくあることです。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
表記は基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV（プロモーションビデオの略称）と表記します。
英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。
BEAT UK April.17.1993 On Air
Voice / Neil Fox
TOP 20
20 ↓ Sybil / When I'm Good And Ready
19 ↑ Robin S / Show Me Love
18 ↓ Madonna / Fever
17 ↑ The Grid / Crystal Clear （本当はNew Entryのはず）
16 ↑ Depeche Mode / I Feel You
既にスタジアム級バンドになっているディペッシュ・モード。アルバムもチャートインしています。この曲はロックテイストを盛り込み、アメリカでもヒットしました。しかしこの頃既にバンドでは薬物問題など様々なトラブルが起こり始めていたのでした。
15 ↑ Whitney Houston / I'm Every Woman
14 ↓ David Bowie / Jump They Say
13 ↑ P.M. Dawn / Looking Through Patient Eyes
12 ↓ Ugly Kid Joe / Cats In The Cradle
11 ↑ Michael Jackson / Give In To Me
NEW RELEASES
Spin Doctors / Two Princes
The second single to be taken from debut album "Pocket Full Of Kryptonite" which was a success in America 2 years ago.
スピン・ドクターズといえばこの曲、というべき代表曲。この曲がヒットしたことで、収録されているファーストアルバムの評判が高まり、アメリカで500万枚売れました。
Terence Trent D'arby / Do You Love Me Like You Say?
Terence is back with the first single from "Symphony Or Damn", which will make you forget "Neither Fish Nor Flesh".
現在では名義と本名を変え、サナンダ・マイトレイヤとして活動（仏教徒ではない）しているテレンス・トレント・ダービー。とにかく何でもできる、才能あふれるマルチプレイヤーなので、楽器も全部演奏します。今作はかなりロック色が強く、アメリカのオルタナティブの潮流を感じます。
Efua / Strawberry Boy
The second single from Efua who has given birth to Jazzie B's children and this years perfect summer album "Dream Juice".
ROCK CHART
10 Alice In Chains / Them Bones
9 Soul Asylum / Black Gold
8 Van Halen / Jump (Live)
7 Screaming Trees / Nearly Lost You
アメリカのグランジ・オルタナの流れはアメリカのロックチャートを変えた（ハードロック、メタルを一掃した）と言われていますが、スクリーミング・トゥリーズもその流れのひとつでしょう。こちらは92年の曲で、90年代のオルタナ系ラジオでは今でも定番曲になっています。
6 Therapy? / Short Sharp Shock E.P.
5 Sonic Youth / Sugar Kane
アルバム、Dirtyからのシングルカット。PVはエディット版ですが、本来は結構長い曲です。
4 Iron Maiden / Fear Of The Dark
3 Aerosmith / Livin' On The Edge
2 Ugly Kid Joe / Cats In The Cradle
1 The Almighty / Addiction
CHART BREAKERS
Chris Isaak / Can't Do A Thing (To Stop Me)
Duran Duran / Come Undone
Mica Paris / Never Felt Like This Before
GIG GUIDE
Marxman / Sheffield Leadmill 17 April / Newcastle Riverside 18 April /
Aberdeen Lemon Tree 20 April
Kingmaker / Birmingham Hibernian 20 April / Harlow Square 21 April /
Leicester Princess Charlotte 22 April / Hull Adelphi 23 April
Arrested Development / Leeds Town & Country Club 19 April /
Cambridge Corn Exchange 20 April / Poole Arts Centre 22 April /
London Brixton Academy 23 April
FEATURE
CRUSTY MOVEMENT
ここでいうCrustyとは「かさぶた・外皮」という英語の意味から転じ、「破れたボロボロな服を着る」という意味で、90年代の主にイギリスやアイルランドで起こっていたサブカルチャー的ムーブメントです。
実際のスタイルとしては、主に黒っぽいパンクテイストで安っぽい服を着た若者達のことを指すようで、日本風に言うと「Crusty族、ニューエイジ系Crusty」というところでしょうか。そして彼らが好む音楽も含め、Crustiesと呼ばれたのでしょう。
今回はクラブ系の音楽も紹介されていますが、パンク系を好む層もいたようです。
BEAT UKでは以下のように説明されていまして、ニューエイジ系でスピリチュアルなインスピレーションを求めてインド行っちゃう…までではない感じで国内放浪してるとか、そういう系だと感じました。
インドまで行くのは、若くても比較的裕福な人が多そうなイメージがあります。
CRUSTY adj. (Crustier, Crustiest)
1. Fashionable travelling collective.
2. Person(s) seen with dog(s) on string.
3. Share "New Age" beliefs.
4. Latest Musical / Spiritual "Fad".
Meat Beat Manifesto / Mindstream
Miranda Sex Garden / Sunshine
Sunscreem / Pressure US
Back To The Planet / Teenage Turtles
ALBUM CHART
LONDON
5 Runrig / Amazing Things
4 Iron Maiden / A Real Live One (画像は再発のA Real Live Dead One)
3 Bryan Ferry / Taxi
2 Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way?
1 Depeche Mode / Songs Of Faith And Devotion
TOKYO
5 Depeche Mode / Songs Of Faith And Devotion
4 Candy Dulfer / Sax A Go Go
3 Sting / Ten Summers Tales
2 Coverdale Page / Coverdale Page
1 Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way?
ALBUM REVIEW
Various Artists / Loaded
最新曲ばかりを集めた、ロック系コンピレーションアルバムです。海外はNowなどのレーベルを越えた最新ヒット曲を集めたアルバムがあって、フットワーク軽いなと思います。もっとも、こういうところには絶対出さないレーベルもあるのかも知れませんが。
Primal Scream / Loaded
Jesus Jones / The Devil You Know
Stereo MC's / Connected
TOP 10
10↑ Lenny Kravitz / Are You Gonna Go My Way
9 ↑ Therapy? / Short Sharp Shock E.P.
8 ↑ Jamiroquai / Too young To Die
7 ↓ The Bluebells / Young At Heart
6 ↑ Suede / Animal Nitrate
5 ↑ Snow / Informer
4 ↑ Shabba Ranks / Mr Loverman
3 ↑ Annie Lennox / Little Bird / Love Song For A Vampire (PVはLove Song For A Vampire)
2 ↑ 2 Unlimited / No Limits
ON STAGE
Hothouse Flowers / Emotional Time
いつもの客なしステージです。正確な曲名はAn Emotional Time です。
NO.1
↑ Shaggy / Oh Carolina
この週から最後のスタッフロールの時に表示されるヴァージンメガストアの店舗数が、新宿と横浜の２つになりました。自分は新宿の店舗には行ったことがあります。店舗内にDJブースがあったり、BEAT UKの放送が流れている、自分にとっては夢の空間でした。
前週のチャートがチラシとして印刷されていて、何回か持って帰ったのですが、探しても見つかりませんでした。見つけたらブログに貼ろうと思います。
ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。
コメント