1998年5月1日のオンエア情報です。

少し先の話になるのですが、記事の参考&引用しているBEAT UK公式1998年のデータ集の中で9月25日分が2回あり、代わりに9月20日分がなくなっていることに気付きました。
編集上のミスでしょうが、誰も気づかず公式サイトのBBSでも指摘されなかったのか、以後修正されることのないままになっていたようです。
自分のところにはこの回の録画があり、補完できそうで良かったです。

こいつは来る!新人特集号

1998年4月30日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
・シェッド・セヴン、ファンとステージでもみ合い
・シーホーセズ、新ドラマー加入
・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでヴァーヴ公演決定


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体青文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  May.01.1998 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Catatonia / Road Rage
Catatonia claim that 'Mulder and Scully' was a blatant attempt to attract fans of the 'X-Files' TV series to the group, which appears to have worked!
カタトニアは、‘Mulder And Scully’は「粗暴なコマーシャリズム」だと主張し、テレビ・シリーズ‘X-Files’のファンの注意を引き付けようと企てた。そして、どうやらその試みは功を奏したようだ!


TOP 20
20  ↓   Mase feat. Total / What You Want
19  ↓   Janet Jackson / I Get Lonely
18  ↓   Ultra / Say You Do
17  N  Tina Moore / Nobody Better

White label 12 inches of Tina's previous single 'Never Gonna Let You Go' are currently exchanging hands in the UK at £30 each!
ティナ・ムーアの前のシングル‘Never Gonna Let You Go’のホワイト・レーベル・プロモ盤は、近頃中古盤レコード店で、£30(約6900円)で取引されているとか!
アメリカのR&B系アーティスト、ティナ・ムーアの95年の1stアルバムからのシングルです。
今回のシングルはアルバムバージョンではなく新たにKelly Gによるガラージミックスが施され、時代に合わせたものになりました。
上記のホワイトレーベル話は、後にヒット曲になるとプレミアになることがあります。ホワイトレーベルはブラッシュアップ前のバージョンだったりするので、マニアにはたまらないものだったかもしれません。

16  ↓   Robbie Williams / Let Me Entertain You
15  N  Audioweb / Policeman Skank (The Story Of My Life)  →PVを見る

This in only the second time Manchester four-piece Audioweb have made it into the UK charts despite constant recommendations from Ian Brown!
イアン・ブラウンがしょっちゅう推薦しているにも拘わらず、このマンチェスター産4ピースのオーディオウェブがチャート・インしたのは、これでたったの2度目。
マンチェスターで91年に結成されたバンド、オーディオウェブの新曲です。
このシングルは98年8月にリリースされる2ndアルバムFireworks Cityに収録されることになります。
ここでイアン・ブラウンの名が出て来ましたが、彼はオーディオウェブをかなりプッシュしている同郷のファンで、他にはU2も彼らを気に入り大規模ツアーのサポートアクトに起用しているので、玄人受けするバンドだったようです。
バンドは99年に解散し、2016年に再結成していますが、イアン・ブラウンや再結成したストーン・ローゼズのサポートアクトを行うなど連綿と関係が続いています。

14  ↓   LeAnn Rimes / How Do I Live
13  ↓   Sash! / La Primavera
12  N  Missy 'Misdemeanour' Elliott / Beep Me 911

Missy's third single is her biggest hit to date, surpassing the No.1 peek of her debut 'Te Rain' and the No.33 Place of it's follow up 'Sock It To Me'.
このサード・シングルが、ミッシィにとって過去最高のヒットをマークしたことになる。ちなみにデビュー・シングルの‘The Rain’は16位、セカンド・シングルとなった‘Sock It 2 Me’は33位だった。
アメリカの女性ラッパー、ミッシー・エリオットの1stアルバムSupa Dupa Flyからの3rdシングルです。この曲はティンバランドがプロデュースし、彼の相方マグーとR&Bガールズトリオの702がフィーチャリング参加しています。
このシングルは英国シングルチャート14位に入り、ミッシー・エリオットにとって初めてのTop20入りになっています。
ティンバランド&マグーとは以前から仕事をしていますが、以降も共にヒットシングルを輩出してゆくことになります。

11  ↓   Savage Garden / Truly Madly Deeply


ON STAGE
Unbelievable Truth / Solved

アンビリーバブル・トゥルースの客なしステージです。
こちらはBEAT UKで放送されたものとは違う別番組由来のものですが、雰囲気が同じ感じでした。このシングル曲で英国のTV番組に出演した映像もあります。


NEW RELEASES
Usher / Nice And Slow

Following the huge success of 'You Make Me Wanna' Usher was recently nominated for a Grammy for 'Best R&B Male Vocal Performance'.
‘You Make Me Wanna’の大ヒットに続き、アシャーは先日、グラミー賞の最優秀R&B;男性ヴォーカル・パフォーマンス賞にノミネートされた。
アメリカのR&B系アーティスト、アッシャーの2ndアルバムMy Wayからの2ndシングルです。
2月に英国公式とBEAT UKシングルチャートで1位を獲得した先のシングルYou Make Me Wannaに続くもので、こちらはアメリカで初のBillboard Hot 100(シングルチャート)で1位を獲得しています。
英国では最高24位ということですが、アメリカでこの曲がヒットしていたのは英国で先のシングルがヒットしていた2月だったので、ヒットはグラミー賞にノミネートされた勢いもあったのかも知れません。

Cornershop / Sleep On The Left Side

The CD single of this opening track from Cornershop's 'When I Was Born for the 7th Time' album includes a remix Les Rhythm Digitales.
アルバム‘When I Was Born For The 7th Time’のオープニングにもフィーチャーされているこの曲のCDシングルには、レス・リズム・デジタルズによるリミックス・ヴァージョンも収録されている。
英国のオリエンタル系ロックバンド、コーナーショップの3rdアルバム、When I Was Born For The 7th Timeからの4thシングルです。
先のシングルBrimful of Ashaはノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)のミックスで1位を獲得しましたが、元々は自らのルーツであるインド風味の強いサウンドのバンドであり、アルバムは今回のシングルのようなオリエンタルでありつつもポップな雰囲気が漂っています。ですので先のシングルのような飛び道具感はありません。
とはいえこの時代、エイジアン・ダブ・ファウンデーション等インド・バングラ系アーティストがちらほらチャートに普通に登場するようになり、その代表的バンドと言っても差し支えない程になりました。
エイジアン・ダブ・ファウンデーションは攻撃性の強いグループで、リズム緩めのコーナーショップとは対比させられることもあるでしょう。しかし実はコーナーショップ、デビュー直後は結構パンクっぽかったのでした。

Lo Fidelity Allstars / Vision Incision

This is the third single from the hotly tipped Brighton based Lo Fi's following last year's 'Kool Roc Bass' and 'Disco Machine Gun'.
今一番ホットなブライトン発、ローファイ・オールスターズの昨年のシングル‘Kool Roc Bass’‘Disco Machine Gun’に続いて、この曲が3枚目のシングルとなる。
英国・ブライトンを拠点に活動する電子系バンド、ローフィディルティー・オールスターズの3rdシングルです。ビッグビートを中心としたダンスサウンドをやっているグループで、この時期最も期待されるアーティストとして音楽系メディアでかなり取り上げられ、ハッピー・マンデーズの後継バンドとか言われていました。
このシングルは98年5月後半にリリースされる1stアルバムHow to Operate with a Blown Mindに収録されます。アルバムリリース直前ということもありチャートも期待されていましたが、期待よりは伸びずこのシングルは30位、アルバムは最高15位となっています。
ケミカル・ブラザーズやハッピー・マンデーズにはなれなかったかもしれませんが、クラブ界隈を賑わせるには充分な実力と人気があります。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Savage Garden / Savage Garden
19  The Chaelatans / Melting Pot
18  Lighthouse Family / Postcards From Heaven
17  Bernard Butler / People Move On
16  George Benson / Essentials...The Very Best Of  (Lady Love (Me One More Time))
15  Ocean Colour Scene / Marchin' Already
14  Texas / White On Blonde
13  Morcheeba / Big Calm
12  Natalie Imbruglia / Left Of The Middle
11  Celine Dion / Let's Talk About Love
10    Finley Quaye / Maverick a Strike
  9    All Saints / All Saints
  8    Pulp / This Is Hardcore
  7    The Verve / Urban Hymns
  6    George Martin (Various Artists) / In My Life
  5    Radiohead / OK Computer
  4    Madonna / Ray Of Light
  3    James / The Best Of
  2    Catatonia / International Velvet
  1    Robbie Williams / Life Thru A Lens  (Lazy Days)


REQUEST
The Verve / History

ヴァーヴの95年リリースの2ndアルバム、A Northern Soulからの3rdシングルです。
今でこそヴァーヴの最高傑作は97年のUrban Hymnsということになっていますが、このアルバムが出た当時はサイケデリック・シューゲイザーの傑作と呼ばれていました。
この後一度目の解散状態となってしまったので、ヴァーヴはここで終了との印象が強い楽曲でもありました。
まさかその後更なる傑作Urban Hymnsが生み出されるとは思ってもいませんでしたが、またすぐ解散するとも思っていませんでした。
今回はオーストラリアからのリクエストでした。


SPECIALIST CHART
UK DANCE SINGLE CHART
1  Run-DMC vs Jason Nevins / It's Like That
2  The Tamperer featuring Maya / Feel It
3  187 Lockdown / Kung-Fu
4  Ultra Nate / Found a Cure
5  Tzant featuring The Original DDC MC / Sounds Of Wickedness

Wildchild feat. Jomalski / Bad Boy

95年に亡くなったワイルドチャイルドの曲に、アメリカのアーティストであるジャマルスキーのヴォーカルをフィーチャリングした楽曲です。
ジャマルスキーはJamalskiという表記が一般的ですが、こちらは若干スペルの違う名義になっています。
98年にはファットボーイ・スリムがミックスしたレネゲイド・マスター '98が大ヒットしたこともあり、こちらもワイルドチャイルドの曲を使ってヒットを狙い大手ポリドールからのリリースになっています。
この曲はシングル最高34位と二匹目のドジョウとはならず、これ以降ワイルドチャイルドの曲を使ったものは作られませんでした。


ONES TO WATCH
Lodger / I'm Leaving   →PVを見る
Lodger are Supergrass' Danny Goffey, Pearl from Powder and ex-Delicatessen members Neil Carlill and Will Foster and 'I'm Leaving' is their debut single.
ロジャーは、スーパーグラスのダニー・ゴフィ、パウダーのパール、元デリカテッセンのニール・カーリルとウィル・フォスターの新しいバンド。この‘I'm Leaving’が彼らのデビュー・シングルとなる。
ロジャーはスーパーグラスのドラマーのダニーと、97年に解散したロックバンド、パウダーのヴォーカルであったパール・ロウが作ったバンドのデビューシングルです。この二人は恋人同士であり、後に結婚しています。
サウンドは98年に解散したデリカテッセンの雰囲気を踏襲していて、ダークでありつつもポップなメロディセンスをしています。
98年8月に1stアルバムWalk in the Parkをリリースしますが、ヒットはせずすぐ解散してしまいました。

The Dandy Warhols / Not If You Were The Last Junkie On Earth
The Dandy's debut album 'Come Down' is due this month and includes this track and its predecessor 'Everyday Should Be A Holiday'.
今月リリースされるダンディ・ウォーホールズのデビュー・アルバムには、このニュー・シングルと、先行シングルとなった‘Everyday Should Be a Holiday’が両方とも収録されている。

Spearmint / A Trip Into Space E.P.

Since playing live Spearmint have always put 'William Shatner (from 'Star Trek') + 1' on the guest list - just in case!
スペアミントはライヴを行う時、念のために「ウィリアム・シャットナー(from スター・トレック)+1」をゲスト・リストにいつも載せているとか!
ロンドンで95年に結成されたポップロックバンド、スペアミントの新曲です。
バンドは98年にこれまで発表した楽曲をまとめたアルバム、Songs for the Colour Yellowをリリースし、そこにこの曲も収録されます。このアルバムはコンピ盤という扱いになっています。
それとは別に新作となる1stアルバムも製作していて、そちらは99年にA Week Awayというタイトルでリリースされます。
このシングルは直近の作品ということで、1stアルバムにも収録されています。
スペアミントは現在でも活動するバンドで、最新アルバムは2019年にリリースされています。
テロップにあるウィリアム・シャトナーはスター・トレックのカーク船長役の方ですね。何故念のために載せるのかはわかりませんが、たまたま来る…ことはないでしょう。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Lighthouse Family / Pavilions - Plymouth, UK  17/18 May /
 National Exhibition Centre - Birmingham, UK  19 May
Spice Girls / Globe Arena - Stockholm, Sweden  19/20 May /
 Forum - Copenagen, Denmark  22/23 May
 →19日20日22日23日各日のセットリスト(全て同じ)

Tricky / Forum - London, UK  21 May

NORTH AMERICA
Boyz II Men / MGM Grand Garden - Las Vegas, USA  16 May
Page And Plant / Ice Palace - Tampa, Florida, USA  20 May /
 CC Miami - Florida, USA  22 May
 →20日22日のセットリスト

Acetone / Stubb's Bar B Q - Austin, Texas, USA  20 May

ASIA
Altan / Qlub Quattro - Osaka, Japan  17 May /
 Qlub Quattro - Tokyo, Japan  22 May
こちらは公式webサイトのみの掲載でした。


FEATURE
DAVID BOWIE 1974 - 1979
デヴィッド・ボウイ:1974 - 1979

With the recent release of a best of' collection from Bowie's 1974-79 period, we decided to take a look back at some of the singles from this era.
デヴィッド・ボウイの、1974年から1979年の作品を集めたベスト盤がリリースされることになった。これにあわせてBEAT UKでは、この時代の彼のシングル曲を特集。

デヴィッド・ボウイのベスト盤、The Best Of David Bowie 1974/1979が98年4月にリリースされました。今回はそこからの楽曲を振り返る特集です。
デヴィッド・ボウイは1947年にロンドンで生まれ、1964年にデビューします。
彼のベスト盤はこれまでもたくさん出ていますが、今回のベストは前年の1969年~1974年のベスト盤に続くもので、7thアルバム「ダイアモンドの犬」から12thアルバム「ロジャー(間借人)」までの、グラムロックを終わらせた後のアメリカ時代からベルリン三部作にかけての作品群になっています。
今回はその中からベルリン三部作と呼ばれる、10th~12thアルバムの楽曲を紹介します。

David Bowie / Be My Wife  (1977)

この曲は1977年1月リリースの10thアルバム「ロウ (Low)」からの2ndシングルで、こちらは今回リリースされるベスト盤には収録されていません。
アメリカでソウルやブラックミュージックの影響を受けた楽曲を製作しましたが、こちらはベルリンでブライアン・イーノと共に製作されたものです。
デヴィッド・ボウイのキャリアの黄金期とされるベルリン時代の楽曲は、ジャーマンロックやクラフトワークの電子音に影響を受けています。
彼は常に新しいことに挑戦するアーティストであり、またアルバムごとにコンセプトを設定して物語性を作り上げてゆくタイプでもあります。

David Bowie / Heroes  (1977)

This title track from his 1978 album of the same name was co-written by Brian Eno when recording in Germany and inspired by the lovers he saw meeting at the then, still intact, Berlin Wall.
1977年のヒット・シングル‘Heroes’は、1978年にリリースされたボウイのアルバムのタイトル・トラックにもなっている。この曲はブライアン・イーノと共同で、旧東ドイツでレコーディングしている最中に書き上げられた。また、この曲はベルリンの壁で束の間の密会を交わす恋人達にインスパイアされて出来上がった。
こちらは1977年10月リリースの11thアルバムのタイトルトラックで、デヴィッド・ボウイの代表曲としても知られた名曲です、アルバムは当時邦題で「英雄夢語り」というタイトルだったそうですが、現在では「ヒーローズ」となっています。

David Bowie / Boys Keep Swinging  (1979)

Bowie appears in this video dressed as three different women; Marlene Dietrich, Lauren Bacall and Coronation Street's Bett Lynch!
1979年の‘Boys Keep Swinging’のプロモーション・ヴィデオで、ボウイはマレーネ・デートリヒ、ローラ・バコール、そしてベット・リンチという3人の女性キャラクターに扮している!
こちらは1979年5月リリースの12thアルバム「ロジャー(間借人)」からのリードシングルです。
今作もブライアン・イーノと作っていて、ベルリン三部作最終章ということになっていますが、レコーディングはベルリンを離れスイスで行ったそうです。

David Bowie / Look Back In Anger  (1979)

Recorded in Switzerland, 'Look Back In Anger' is taken from the 'Lodger' album on which he collaborated with Brian Eno and was issued as a single in the US only.
1979年の‘Look Back In Anger’は、アルバム‘Lodger’に収録されている。このアルバムはブライアン・イーノをコラボレーターに迎えて、スイスでレコーディングされた。また、この曲は、アメリカでのみシングルとしてリリースされた。
この曲は北米でのみシングルカットされたものですが、PVはちゃんと制作しています。
これについては、アメリカでBoys Keep Swingingのシングルカットが性的にまずいのではないかってことで、代わりにこちらが北米向けシングルになったのでした。

David Bowie / DJ  (1979)

This second single from 'Lodger' was a humorous dig at the world of radio DJ's but still managed to secure play on the nation's airwaves.
‘Lodger’からのセカンド・シングルとなる‘DJ’は、世界中のラジオのDJ達を面白可笑しく描いた曲であるにも拘わらず、全国のラジオで好評を博した。
12thアルバム「ロジャー(間借人)」からの2ndシングルで、ラジオDJを皮肉った楽曲です。
この曲では友達のデヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズのフロントマン)のような歌い方をしています。

BEAT UK Present
★デヴィッド・ボウイ ベスト・アルバム プレゼント!★

ザ・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ 1974/1979
デヴィッド・ボウイ
EMIミュージック・ジャパン
2008-04-16


We've got 20 copies of Bowie's 'Best Of 1974-79' complation to giveaway if you answer this question;-
デヴィッド・ボウイの1974年から1979年のヒット曲を集めたこのベスト・アルバムを、クイズにお答え頂いた方の中から抽選で20名様にプレゼント致します。クイズの答え、氏名、住所、電話番号(またはメールアドレス)、年齢を明記の上、ハガキまたはメールにてご応募下さい。皆様のご応募お待ちしています!
今回も太っ腹なプレゼントですね!

Which album did 'Heroes' originally appear on?
◆クイズ:‘Heroes’は元々、ボウイのどのアルバムに収録されているでしょう?
これは11thアルバムのタイトルトラックなので、曲名をそのまま書けば楽勝です。

Answers on a postcard oa via e-mail to;-
アドレス等は割愛させていただきます。


WEBSITE OF THE WEEK
BEAT UK公式サイト(1998年5月当時)
音楽誌Q 公式サイト (1997年8月当時)
98年中にはURLを変えています。→1998年11月当時の様子
残念ながら雑誌は2020年7月号をもって終了になりました。


TOP 10
10 ↓   Billie Myers / Kiss The Rain
 9  ↓   Celine Dion / My Heart Will Go On
 8  N  The Mighty Mighty Bosstones / The Impression That I Get

This track can be found on The Bosstones fifth LP 'Let's Face It' and on a charity compilation called 'Safe and Sound'.
この曲は、ボストーンズの5枚目のアルバム‘Let's Face It’と、コンピレーション・アルバムの‘Safe And Sound’に収録されている。
アメリカのスカコアバンド、マイティ・マイティ・ボストーンズの代表的楽曲の登場です。
英国では1970年代後半にジャマイカの「スカ」のリズムに「パンク」要素を加えた2トーン(この名は元々レーベル名)というジャンルの音楽が出来ましたが、90年代になると主にアメリカで「スカ」にテンポのより速い「ハードコアパンク」要素を加えたスカコア(スカパンクともいうが、スカコアとの違いは多少あるらしい)ジャンルが流行していました。
スカパンクで有名なのはランシドや一部楽曲で要素を入れたノー・ダウトなどが挙げられますが、このバンドは2トーンの正統進化系と言えるホーンセクションを多用するスカコア系の人気バンドです。
この曲は97年リリースの5thアルバムLet's Face Itのリードシングルで、スカコアというジャンルを一般に広めた楽曲でもあります。
バンドは今でもこの頃と変わりない音楽性を継続し活動しています。

更に日本にも流行が波及した結果、90年代末期から2000年代前半辺りにかけホーンセクション入りスカコアバンドがたくさん登場し、テレビ朝日のインディー系音楽番組「Break Out」で大プッシュされていました。
しかしこの辺りの多くは継続や復活して活動していても、今はホーンセクションやスカ要素が薄くなっているバンドが増えました。2000年前後の日本のパンクはスカコアありきだったんだなと感じます。

 7  ↓   K-Ci & JoJo / All My Life
 6  N  Tzant / Sounds Of Wickedness

Tzant are producer Jamie White and rapper MC ODC who took their name (meaning 'Royal House') from a book by Iain M Banks.
Tzantは、プロデューサーのジャイミー・ホワイトと、ラッパーのMC ODCの2人組。彼らは「ロイヤル・ハウス」という意味のこの名前を、イアン・M・バンクの著作から取った。
このグループは英国で結成された電子系グループで名義がいくつかあり、デビューした96年にクラブヒットした楽曲があります。97年にはPF Project名義で、ユアン・マクレガーの声をサンプリングした曲でヒットしたグループでもあります。
またMC ODCは本名をマーカス・トーマスといい、この方はマンチェスターのダンスグループ、クロックのメンバーでもありました。
今回はMC ODCの声をサンプリングして製作されたもので、英国シングルチャート11位とそこそこのヒットになっていますが、この名義はこのシングルをもって使われなくなりました。
ちなみにこのシングル、PF Project Mixとなっています。セルフミックスですね!

 5  ↓   Ultra Nate / Found A Cure
 4  N  187 Lockdown / Kung-Fu

'Kun-Fu' gives 187 Lockdown their first ever mainstream hit despite having had this video banned by most terrestrial UK TV stations.
この‘Kung-Fu’は187 ロックダウンにとって初めてのチャート・ヒット・シングルとなったが、この曲のヴィデオは英国の殆どのテレビ局で放映禁止になっている!
187ロックダウンはスピードガラージ系グループで、ダニー・ハリソンとジュリアン・ジョナの二人組です。グループは他にもロビー・ウィリアムズやルイーズ等のポップ系アーティストへのリミックスも行っています。
この曲は2ndシングルになり、英国シングルチャート9位と最もヒットした曲です。98年9月には1stアルバム187がリリースされます。
PVはテレビで放送禁止だったとありますが、テーマがカンフーということで多少暴力的な側面があったことによるのかも知れません。個人的にはその辺はコミカルに描かれているので気になりませんでしたが、子供がマネすると面倒だからなのかも?
あと女性が振袖で踊ったり力士が出るところがありますが、中国のカンフーがテーマなのに日本要素っていうのも、極東括りで一緒くたにされている西洋あるあるって感じがします。

 3  N  The Tamperer featuring Maya / Feel It

Created by the Italian duo Farolfi and Mentiroso, 'Feel It' is based on samples from The Jacksons' 1981 it 'Can You Feel It'.
イタリアのデュオ、FarolfiとMentirosoによって創り出されたこの‘Feel It’は、ジャクソンズの1981年のヒット、‘Can You Feel It’のサンプルをベースにしている。
ザ・タンペラーはイタリアのプロデューサー二人と、アメリカのシンガーMayaによる三人グループです。
この曲はデビューシングルでヨーロッパ各国でもヒットしていますが、特に英国で大きな人気となり英国シングルチャート1位になった大ヒット曲です。残念ながらBEAT UKでは1位獲得となりませんでした。
この曲が出来たきっかけは、メンバーのアレックス・ファロルフィがイビサ島で元曲となるジャクソンズのCan You Feel Itがクラブで盛り上がっていた場面に何度か出くわした経験から来ているそうで、それを元にサンプリングした楽曲を作ったようです。

 2 →    Run DMC vs Jason Nevins / It's Like That


ON STAGE
Supergrass / Tonight
97年のフランス・ベルフォートで行われたユーロケネス’97から、スーパーグラスのステージです。同じ映像は発見できませんでした。
同日撮影されたと思われる、Richard IIIを演奏する映像はありました。


NO.1
       →          Busta Rhymes / Turn It Up (Fire It Up remix)




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LET'S FACE IT
MIGHTY MIGHTY BOSSTONES
MERCU
1997-10-20


    mixiチェック

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. BEATUK
    • 2021年02月04日 18:21
    • 今週もお疲れ様です。

      ティナ・ムーア
      個人的に曲はそこまできませんが、イギリス人大好きシンセが
      後ろで控えめに伴奏されていますね。^^/

      ミッシー・エリオット
      あ、出てきましたね。もう少しでラッパーになって特大とはいきませんが、
      なって結構売れていきますよね。

      コーナーショップ
      飛び道具感。笑^^

      ローフィディルティー・オールスターズ
      そうですね。「Tied to the Mast」という曲しか知らないですが、
      ベテラン勢の変名かなと思っていました。
      調べてみたら96年から未だに活動しているみたいです。すごいですね。

      マイティ・マイティ・ボストーンズ
      スカコアと聞くと全然わからないですがすごく懐かしい感じがします。
      流れの解説、勉強になります。

      187ロックダウン
      ユニーク系PV、ネタ一発感での夜中の数十秒。
      当時でしたらつい気になってついシングル買ってしまうでしょう。

      ザ・タンペラー
      あ、きましたね。グループ名をどう読むか初めて知りました。
      イタリア人が仕掛け人ですか〜。
    • 2. びぞ
    • 2021年02月04日 23:37
    • コメントありがとうございます。

      コーナーショップはオリエンタル調になった2ndアルバム辺りから評価されたグループで、今回みたいなのが本来のスタイルです。
      今回紹介した中にワイルドチャイルドの曲を使ってあまり成功しなかった曲がありましたが、振り返ってみるとワイルドチャイルドのレゲネイドマスター'98もノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)がリミックスしたものですので、英国のリスナーは明らかにノーマン・クック狙いで聴いていることが伺えます。

      ロー・フィディルティ・オールスターズは事前の期待に比べてヒットしませんでした。ビッグビート系はDJ経験で築いた人気ミュージシャンのコネを多用したケミカル・ブラザーズと、リミックスヒットが続いたファットボーイ・スリムの二強に集約されてゆきますが、ここに割って入る程にはならなかったようでした。
      ビッグビートは広い音楽知識とセンスが問われる難しいジャンルで、サンプリングネタに60~70年代のノーザン・ソウルとかレゲエが入って来たリ、ファンク・ロック・ヒップホップ要素があったりと、製作する側は結構苦労したのではないかなと思えます。ゆえにDJ経験が活きるジャンルとも言えます。

      スカコアはこの時はまだ興味なかったのですが、知り合いにこのジャンルにとても明るい方がいまして、99年頃からその方を通して色々聴いていました。日本ではKemuriやPotshotがブームの先鋒格で、初期のMONGOL800もスカパンクっぽかったです。
      スカコアは聴くだけであまり詳しくはなりませんでしたが、改めて聴くと懐かしくて楽しいです。

      ザ・タンペラーは番組でニール・フォックス氏がそんな感じで発音していたので、たぶんこうだと思います。綴りだけだと確かにわかりにくいですね。
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