1998年3月20日のオンエア情報です。

記事を書く時、調べ物をすべく様々なサイトを巡ります。
そんな中、自分にとっての神ブログを発見しました。


上記ブログは、英国人音楽ライターのジェームス・マスタートンという方が執筆しているもので、1992年から現在に至る英国シングルチャートを元に楽曲の批評を行うという、まさにここでやっている事を本場で本職の人がリアルタイムでやっている、完全上位互換ブログです。
2016年に現在のブログ形式になる以前は、大手ネットメディアを通じた連載形式でやっていたようです。
すごく参考になるので、これから大いにお世話になります。

1998年3月17日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
1998年度の英国夏フェス情報が続々
ジーザス&メリーチェインが蘇った!
リアム・ギャラガーのゴシップ珍道中


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。

*今週は録画データがありませんので、旧公式サイトのデータを元にしています。


BEAT UK  March.20.1998 On Air 


OPENING
こちらはデータがありませんので、NEW RELEASESコーナーと一緒に記載します。


TOP 20
20  N  Roni Size Reprazent / Watching Windows

賞を獲得したアルバム‘New Forms’からの最後のシングルで、レプラゼントのメンバー、オナリーのボーカルの才能をフィーチャーしている。
ロニ・サイズ&レプラゼントの1stアルバムNew Formsからの4thシングルです。この曲は英国チャートで28位になっています。
アルバムが大きく評価されたこともあって、先に開催された98年度ブリット・アワードでは新人賞とプロデューサー賞にノミネートされていました。
一連の楽曲でヴォーカルを務めているオナリーは、現在でもレプラゼントのメンバーとして在籍しています。

19  N  Lynden David Hall / Do I Qualify?

23才のリンデンは、21才までにどことも契約できなかったら音楽を一切やめると宣言していたが、幸運にも、あと3ヶ月というところで契約できた。
英国のネオソウル系シンガーソングライター、リンデン・ホールの97年11月リリースの1stアルバム、Medicine 4 My Painからの2ndシングルです。この曲は英国シングルチャートで26位になっています。
アルバムがリリースされているものの、シングルが今回やっと2枚目ということでまだ知名度が低く、アルバムはそれほど売れていません。しかしこの時代アメリカではエリカ・バドゥやディアンジェロ等、ネオソウル系新人が多く登場し新たなシーンを作りつつあるので、その追い風に乗り知名度を上げてゆくことになりました。

18  N  Simple Minds / Glitterball
今月末発売予定の新しいアルバム‘Neapolis’に先行して出たこのシングルは彼らの名作‘Don't you Forget Me’のリミックスが収録されている。
1977年にスコットランドで結成され、現在でも活動を続けるベテランロックバンド、シンプル・マインズの新曲です。
この曲は98年3月にリリースされた11thアルバムNéapolisからの先行1stシングルで、英国では18位になっています。
このアルバムでは従来のニューウェーヴ系ロックに加え、サンプリングや電子音を積極的に取り入れた今時なサウンドになっています。U2も同じような路線だった97年のアルバムPopで成功を収めていますが、シンプル・マインズはいまいち振るわなかったようで、80年代の全盛期から比べると不満の残る結果になってしまいました。
バンドはこの後ヨーロッパツアーを回ることになっています。

17  N  Lionrock / Rude Boy Rock   →PVはこちら

ライオンロックのフロントマン、マンチェスター出身のジャスティン・ロバートソンは、ケミカル・ブラザーズ、プライマル・スクリーム、ビースティー・ボーイズのツアーDJとして働いたことがある。
日本でもクラブミュージック好きの間では著名なDJ、ジャスティン・ロバートソンを中心としてやっているグループのライオンロックは、92年に結成された電子系グループです。初期はテクノでしたが、90年代中頃からはビッグビート中心になって来ました。
この曲は98年3月にリリースされた2ndアルバムCity Deliriousからの先行シングルで、グループ初のTop20入りした楽曲です。
曲の元ネタはジャマイカのグループ、スカタライツのNimrodという曲です。テクノ系の強い方かと思ったら、結構ロックステディやレゲエにも造詣があるようで、流石世界を回るレベルのDJだなと思わせてくれます。
ジャスティン・ロバートソンはこれ以外にも様々な名義で楽曲製作やリミックスをやっていて、最近では主にThe Deadstock 33sという名前で多く活動しています。

16  ↓   Beenie Man / Who Am I
15  ↓   Another Level / Be Alone No More
14  ↓   Shania Twain / You're Still The One
13  ↓   Robyn / Show Me Love
12  N  LSG (Levert / Sweat / Gill) / My Body

アメリカのR&B;スター、アンディー・レバート(オージェィズの名曲‘Love Train’のリードシンガー)、キース・スウェット、ジョニー・ギルのコラボレーション。
グループ名は3人の姓の頭文字を取って「LSG」という、R&B系スーパーグループです。
97年10月にこのシングルでデビューしBillboard Hot 100で4位になり、翌月には1stアルバムLevert.Sweat.Gillをリリースしています。英国ではこの時期にシングルリリースになったのでしょう。
1stアルバムはゲストが非常に豪華で、LLクールJ、バスタ・ライムス、ミッシー・エリオットなど旬のR&B・ヒップホップミュージシャンが多数参加しています。
このシングルのカップリングであるリミックスバージョンでは、ミッシー・エリオットが参加しています。

11  N  Cast From Casualty / Everlasting Love

英国の人気テレビドラマ‘Casualty’でフィーチャーされている、この‘Everlasting Love’は、ラヴ・アフェアーが67年にヒットさせて以来の、7回目のリメイク。
Casualtyとは英国BBCで放送されている医療ドラマ(ERよりギスギス感がないらしい)で、その中で使われて人気になったものです。テロップにあるように様々なアーティストがカバーする楽曲で、ラヴ・アフェアーのバージョンもカバーです。95年にもグロリア・エステファンのバージョンが英国でもチャートインしているお馴染み曲です。
今回はドラマのキャスト達がチャリティーシングルとしてこちらをリリースし、英国チャートで5位になるヒットになりました。歌は本職の人ではないためお察しですが、ドラマが盛り上がっていることが伺えます。
ドラマでこの曲を歌う場面は見つかりましたがPVは存在しないようなので、英国の音楽番組Top Of The Popsに出演した時の映像を貼ってみました。


ON STAGE
今週はデータがありません。


NEW RELEASES
Sash! / La Primavera
過去のヒット曲‘Encore Une Fois’、‘Ecuador’、‘Stay’のリミックスが収録されているこのシングルもチャートでの活躍間違いなし。

Run DMC vs Jason Nevins / It's Like That
ランDMCは今年の5月、ハンプシャーで行われる新しい、クリームフィールズ・フェスティバルのとりとして、7年ぶりに英国でライブを行う。

Danni Minogue / Disrememberance
ある新聞に姉妹仲が悪いと書かれたカイリーとダニーの姉妹は、テレビの生放送でその新聞を掲げて“これを買わないように!”と発言した。

Texas & Wu Tang Clan / Say What You Want
この曲は、元はブリット・アゥォードのハイライトとしてシャーリーンがウー・タングの‘Method Man’に参加して披露されたもの。


UK ALBUM CHART
20  Aqua / Aquarium
19  Radiohead / OK Computer
18  Cornershop / When I Was Born For the 7th Time
17  DJ Quicksilver / Quicksilver
16  Lionel Richie / Truly - The Love Songs
15  Richie Sambora / Undiscovered Soul
14  Stereophonics / Word Gets Around
13  Lighthouse Family / Postcard From Heaven
12  Will Smith / Big Willie Style
11  Mavericks / Trampoline
10    Texas / White On Blonde
  9    Savage Garden / Savage Garden
  8    Natalie Imbruglia / Left Of The Middle
  7    All Saints / All Saints
  6    Celine Dion / Let's Talk About Love
  5    The Charlatans / Melting Pot
  4    Robbie Williams / Life Thru A Lens
  3    The Verve / Urban Hymns
  2    Finley Quaye / Maverick a Strike
  1    Madonna / Ray Of Light


REQUEST
今週はデータがありません。


SPECIALIST CHART
UK MUSIC VIDEO CHART
1  Spice Girls / Girl Power! - Live In Istanbul
2  Michael Jackson / Ghosts
3  2 Pac / Thug Immortal
4  Michael Flatley / Lord Of The Dance
5  Hot Chocolate / The Very Best Of


ONES TO WATCH
Kid Loco / She's My Lover

三十ん才のパリジャン、キッド・ロコことジャン-イヴ・プリアーは彼のアルバム‘A Grand Love Story’を“酔っぱらったイージーリスニング”と形容している。
キッド・ロコはフランス人の電子系アーティストで、DJやプロデューサーとしても活動しています。
サウンド的にはトリップホップやビッグビートを得意としています。
この曲は97年リリースの2ndアルバムA Grand Love Storyからの1stシングルで、英国チャートで85位になっています。
「酔っぱらったイージーリスニング」とのことですが、ダウナーな中にも陽気な面があったりして、酔っぱらったというのは合っている表現だと思いました。
また彼はロックバンドのアルバムプロデューサーとしても活動していて、ジャーヴィス・コッカーのソロアルバムやモグワイの作品にも参加しています。

Snug / Beatnik Girl

この曲は全国の知的天才女性に敬意を表して作られた曲で、ビデオには英国のグラマーモデル、メリンダ・メッセンジャーが起用されている。
スナッグは学生時代の友達同士で結成された英国のパワーポップバンドです。バンドコンテスト優勝からデビューに至り、様々なアーティストのツアーアクトをこなしています。
この新曲はNMEのシングル・オブ・ザ・ウィーク(15曲くらいある)の一角に選出された曲で、それなりに評価されていたようです。
知的天才女性に敬意ということでグラマーモデル、日本でいう所のグラビアアイドルに相当する女性をPVに使っているとのことですが、歌詞を読むと敬意とは程遠いような気も…まぁ、なんだ、ユーモアってのは難しいのだと思わせてくれます。

Essence / The Promise

以前はスペース・ブラザーズの名で知られていたエッセンスはすでに2回トップ20入りしているが、この曲のクラブ、ダンスチャートでの活躍をみると3回目のトップ20入り確実か。
エッセンスはステファン・ジョーンズとリック・シモンズの二人組で、BEAT UKの97年12月19日回ではトランス系ユニットThe Space Brothers名義の曲で20位にランクインしていました。この二人は今までもたくさんの名義でやっている、長年の相棒です。
こちらは98年3月にリリースされたエッセンス名義でのデビュー曲で、シングルチャート27位に入りました。
ヴォーカルの女性はTalyaという英国人シンガーで、彼らの楽曲ではよく起用されている方です。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Asian Dub Foundation / Music Hall - Sherwsbury, UK  4 April
Kula Shaker / Forum - London, UK  9/10 April

James / Apollo - Manchester, UK  10 April
 11日にも同じ会場でライヴがあります。

OCEANIA / ASIA
Metallica / Melbourne Park - Melbourne, Australia  6 April /
 Adelaide Entertainment Centre - Adelaide, Australia  9 April
 →6日9日のセットリスト

L7 / Club Quattro - Tokyo, Japan  5/6 April


FEATURE
CONTENDERS FOR 1998 UK WORLD CUP THEME

サッカーの最大のイベントが次第に近づくにつれ、英国ではポップ・スターたちが、次のワールド・カップのテーマ曲保持者の座を勝ち取ろうとバトルを繰り広げている。

英国フットボール・アソシエーション(F.A.)は目下、委託した作品とその他の応募曲の中から選考中で、結果は近日中に発表される予定。


1998年度FIFAワールドカップは、6月10日~7月12日にかけてフランスで開催されます。
テロップでは「UK」及び「英国」となっていますが、ここではイングランド代表を指しています。英国全体での括りならば、98年度はスコットランドも代表入りしていました。
98年度公式スコットランド代表応援ソングは、デラミトリのDon't Come Home Too Soonです。

今回は放送データがなく、どの曲が放映されたかわからないので独自に紹介します。
このコーナーで紹介した楽曲は、索引には記載しません。
*英語では「フットボール」ですが、こちらでは「サッカー」表記にしています。

New Order / World In Motion

ニュー・オーダーの1990年のヒット‘World In Motion’にリバプールのストライカー、ジョン・バーンズがラップで参加して以来、12年間イングランドチームの選手はワールドカップのテーマ曲に参加していないが、F.A.は今後もその方向でいきたいようだ。
1990年度のイングランド公式ソングであるニュー・オーダーのワールド・イン・モーションは、バンド初の英国シングルチャート1位を獲得した楽曲でした。
ダンサブルな楽曲で、当時の選定として結構斬新だったのではないでしょうか。今回のコーナーを含め公式ソング成功例として度々挙げられています。
ジョン・バーンズ選手はこのPVでもラップしてる方で、現在ではサッカー解説者として活躍しているそうです。

England United / (How Does It Feel to Be) On Top of the World

穴馬ともいえる、エコー&ザ・バニーメンの‘On Top Of The World’は評判がよく、他を差し置いてその座を獲得しそうな気配が濃厚。
こちらはエコー&バニーメンのフロントマンであるイアン・マッカロクが作った楽曲で、エコバニの他にオーシャン・カラー・シーンのサイモン・ファウラー、同郷リバプールのバンドであるスペース、そしてスパイス・ガールズが参加しています。
スパイス・ガールズ、という半ば反則的飛び道具を使ったおかげもあってか、こちらが98年度イングランド公式ソングになりました。
98年度はチャントできそうなコンセプトソングが多いのも特徴です。

The Lightning Seeds & Baddiel & Skinner / Three Lions '98

イングランドチームのユーロ'96の応援歌、イアン・ブローディー、スキナー&バディールの‘Three Lions’の焼き直しもまだチャンスはありそうだ。
こちらは元々ライトニング・シーズがユーロ '96大会のために、バンドのアルバム制作を中断してまで製作したものを元にしたもので、今回歌詞を刷新し98年度版として新たに製作、イングランド公式曲コンペに参加した楽曲になります。→1996年度版はこちら
歌詞は英国でサッカー番組のMCをやっているデイヴィッド・バディエルとフランク・スキナーが製作しています。この二人は98年度ブリット・アワードの、ベスト英国グループ部門のプレゼンターも務めていました。


今回98年度ワールドカップ・イングランド公式テーマ曲選定が、依頼と応募によるコンペ方式だったのは知らなかったので、新たな発見でした。
他にどのような曲が候補に上がっていたか確認できませんでしたが、わかる範囲で独自に調べてみました。


Jean Michel Jarre & Apollo 440 /  Rendez-Vous '98

フランス人電子系ミュージシャンのジャン・ミッシェル・ジャールの1986年の楽曲、Fourth Rendez-Vousをアポロ440がリミックスしたものです。
1998年度は主催がフランスなので、フランス人アーティストの曲を取り上げたのでしょう。この曲は英国の民放局ITVにおけるワールドカップテーマ曲になっています。
ちなみにBBCはクラシック曲のテーマソングでした。

Jean Michel Jarre & Tetsuya 'TK' Komuro / Together Now

またしてもジャン・ミッシェル・ジャール関連。フランスの電子系アーティストというとダフト・パンクを筆頭に若手も多いですが、有名なベテランってことで名前が一番先に上がるのでしょう。
こちらは小室哲哉とジャン・ミッシェル・ジャールが組んだ98年度ワールドカップの公式ソングのひとつで、共演する機会から発展しコラボが実現したそうです。
ヴォーカルのオリビアさんは歌唱力が素晴らしく、オーディションを経ないで採用された方です。
2002年の日韓開催時の公式曲はベテランのギリシャ人アーティスト、ヴァンゲリスでした。自国アーティストを起用すると互いに揉めるので、第三国の人に依頼し余計な争いを避けたのでしょうか。

Fat Les / Vindaloo

PVの冒頭からビター・スウィート・シンフォニーのパロディ全開でやってまいりました。これは応援チャントのパロディーソングで、歌詞が単純で面白く覚えやすいです。ヴィンダルーとは何なのか…?意味がなさそうに見えて、実はエピソードがあるようです。

Chumbawamba / Top of the World (Olé, Olé, Olé)

こちらはチャンバワンバのサッカーソングです。98年は他にもウェスのI Love Football、ベリーニのSambo e Gol等英国チャートにも入ったことのある国内外のアーティストがたくさん製作していますので、イングランドにおける公式のコンペ参加楽曲はいくつもあったのではないでしょうか。
そしてこの曲もその一つだった、と思われます。

Dario G / Carnaval De Paris

こちらはダリオGのサッカー曲で、歌はないものの出場各国をイメージした音色が楽しいです。PVでは各国の国旗をモチーフにしたペインティングを施した子供たちがサッカーをする、ワールドミュージック的アプローチが特徴です。初出場だった日本の扱いが短か過ぎるのが残念かな!

Ricky Martin / The Cup of Life

フランスで人気急上昇中のリッキー・マーティンの楽曲で、小室&ジャールに加えこちらも98年度フランス・ワールドカップの公式ソングでした。大会公式曲としてはこちらの方が印象深いです。
あえて自国フランスのアーティストを選ばなかったようですが、若いアーティストならではの勢いとラテン的お祭り感が良く出ています。


今回挙げた楽曲群は、後日チャートインするものも多いので簡単な説明にとどめました。
大会公式ソングはリッキー・マーティンと小室哲哉&ジャン・ミッシェル・ジャールの2曲でしたが、リッキー・マーティンの印象が強過ぎて、前者はたぶん日本人しか覚えていないでしょう。(自分も忘れてた)
また大会公式アンセム曲というのもあって、こちらはセネガルのユッスー・ンドゥールとベルギーのアクセル・レッドによるコラボ曲、Do You Mind If I Playです。

近年では一人だけではなく複数のアーティストをコラボさせた曲を公式にする傾向が強く、公式曲自体も英語詞版と開催国母語のアーティスト版など、複数曲制作するようになっているようです。
また直近の2018年ロシア大会では、ザ・ホワイト・ストライプスのセヴン・ネイション・アーミーが選手入場曲として使われたのも印象深かったです。



WEBSITE OF THE WEEK
今週はデータがありません。


TOP 10
10 N  Ginuwine / Holler

ジニュウァインは‘Motown 25’というテレビの特別番組でマイケル・マジャクソンをみて音楽に興味を持った。他に影響されたのはプリンスとボビー・ブラウン。
アメリカ人R&B系シンガー、ジニュワインの96年の1stアルバム、Ginuwine... the Bachelorから最後のカットとなる6thシングルです。この曲はシングルチャート13位になっています。
これでアルバムからの楽曲は4曲もTop20圏内に入り、英国でもお馴染みのアーティストになっていたでしょう。
アルバムもそうでしたが、プロデューサーが今でも売れっ子のティンバランドなのでした。
2ndアルバムは99年のリリースになります。

 9  ↓   Savage Garden / Truly Madly Deeply
 8  N  Shed Seven / She Left Me On Friday

ドラマーのアラン・リーチは2年越しのつき合いのガールフレンドにふられた。彼女、シンガーのリック・ウィッターの妹(姉?)ジェーンによるとその理由は、関係があまりにもシリアスになってきたためだそう。
英国のロックバンド、シェッド・セヴン久々の新曲です。これがもう本当に久々で、前作の新曲シングルChasing Rainbowsは96年11月のリリースでした。
この曲は98年6月頭にリリースされる3rdアルバム、Let It Rideの先行2ndシングルとなり、11位となっています。アルバムの中では最も高いチャートアクションでしたが、個人的には1stシングルだったChasing Rainbowsの方が好きです。でも世間的にはブリットポップらしさを感じるこういう曲が好まれるのでしょう。
ロックバンドも厳しい時代に入って来ますが、アルバムも3枚目なのでこなれ感もありつつ、本当に人気と実力があるか試されるところだと思います。

 7 →  LeAnn Rimes / How Do I Live
 6  ↓   Cornershop / Brimful Of Asha (Norman Cook mix)
 5  ↓   Space with Cerys of Catatonia / The Ballad Of Tom Jones
 4  N  Five / When the Lights Go Out

この曲は2つのバージョンがリリースされているが、2枚目の方には‘Slam Dunk (Da Funk)’のミックスと、彼らのインタビューも収録されている。
英国のヒップホップ系ボーイズグループ、ファイブの2ndシングルです。英国では3月にリリースされていますが、アメリカでも5月にシングルリリースされ、英国で4位、アメリカで10位と各国で大きくヒットしました。
楽曲製作はボーイズグループの曲を多く手掛けるヒットメーカーのデニス・ポップで、スパイス・ガールズのチームが手掛けているグループということもあって、売り出し方が半端なかったのだと思われます。
このヒットによって英国では次世代の人気ボーイズグループの地位を確立し、98年6月にリリースされる1stアルバムが増々期待されることになりました。

3 →  Celine Dion / My Heart Will Go On
 2  N  Natalie Imbruglia / Big Mistake

マドンナが一位、セリーヌが3位、そしてナタリーのセカンドシングルが初登場2位と、トップ3位を女性アーティストが占めたのは約10年ぶりのこと。
オーストラリア出身のシンガーソングライター、ナタリー・インブルーリアの1stアルバムLeft Of The Middleからの2ndシングルです。
先の大ヒットシングルTornは90年代を代表する楽曲になりましたが、この頃はナタリーが自分で作ったことになっていました。しかしトリーネ・レイン等他にもこの楽曲を使っているアーティストがいたことがバレ始め、「共同制作」と苦しい言い訳をしていたようです。
このゴタゴタがあったせいか、2ndシングルのこちらがそれなりにヒットしていても印象が弱くなってしまったかもしれません。
実際彼女は曲を作る能力が低かったようで、ほとんどプロデューサーとの共同製作という形になっています。それは別にいいのだけど、Tornの件は引っ込みがつかなかくなったのか、まずいことになってしまいました。


ON STAGE
今週はデータがありません。


NO.1
        →          Madonna / Frozen




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ALLEZ!OLA!OLE!The Music Of The World Cup
Various Artist
エピックレコードジャパン
1998-04-29


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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. BEATUK
    • 2020年10月06日 02:35
    • 5 今週もお疲れ様です。

      チャールズ・マスタートン
      いやはやすごい人もいたものです。

      ロニ・サイズ&レプラゼント
      これですね。アルバム持っていました。

      ライオンロック
      ケミカルのミックスCDに入っていたような気もするので名前だけは知っていました。

      エッセンス
      なんとスペース・ブラザーズの人達ですか。
      まあまあ良いと思います。

      イングランド・ユナイテッド
      飛び道具。笑。飛び道具は大好きです。(特にクラブ系)
      今回はサッカーネタ多いですね。
      そのうちDJオッチが出てきてヘーイベイベーとかやりだしますね。
    • 2. BEATUK
    • 2020年10月06日 02:43
    • 5 ファット・レス
      確か2000年にもチャートインした気が…。

      リッキー・マーティン
      この頃はまだアチチ前夜でしょうか。
      懐かしいです。この曲は実は秀作だと思います。特にサビが。

      ジニュウァイン
      初です。この開始1秒後から即始まるなんかはまる曲ぽい予感。
      この質で6番目カットですか。恐ろしや。
      冷静に聴いてみるとラップ客演の印象で持ってるようなものでした。笑
      でも良い曲です。少しですが満足してます。ありがとうございます。

      シェッド・セヴン
      イアン・ブラウン氏とイグザンプル氏(ラッパー)を混ぜたようなお顔ですね。

      ファイヴ
      アイドルと言えど曲が良くなければ始まりません。(人気だけで売れちゃうパターンも多々ですが。)
      この曲はまあまあの質だと思います。位置的にチャートも正直だと思います。

      ナタリー・インブルーリア
      また来た。絶好調ですね。なによりです。
      トーンがとにかく最強なんですよね。あの曲書いた人は億万長者になってもらって大いに結構です。
      ほんとすごいです。
      日本は特にそうですけど、本人ら主導とされてるバンド、グループ、シンガー・ソングライターの特大ヒットしてしまうような曲の9割が本人が書いているものではないと思います。
      どちらにしろ商業なのであの手この手をやってもらって質の高いやつをお願いしたいものです。
    • 3. びぞ
    • 2020年10月07日 21:37
    • コメントありがとうございます。

      例の英国チャートブログは音楽評論家としては普通の仕事と思うのですが、それを過去分も含めて全てweb上でアーカイブ化しているところが素晴らしく、とても有り難いです。
      特に過去の中・小ヒット曲及び、大ヒット後のシングル群のリアルタイムレポートは、時間経過と共に時代背景を含めた生の意見を探すのが難しくなるので、大いに参考にしたいです。

      今回はサッカーソング特集でしたが、今週回の放送データを紛失してしまったため、曲紹介は自薦の適当なものを選びました。ここで紹介した曲の多くはワールドカップ中の6月にBEAT UKに登場しますので、詳細はその時改めて紹介します。
      ただ大会公式曲であったリッキー・マーティンは英国チャートで29位なので出てこないっぽいです(たぶん)。サッカー好きな英国でもラテン的雰囲気はウケなかったのか、それともイングランド代表コンペ曲群で埋め尽くされたのかも?
      アチチことLivin' La Vida Locaは、ここからちょうど1年後のリリースで、英国では99年下半期のヒットになります。

      ナタリー・インブルーリアのトーン制作疑惑は、このブログを書いてから初めて知りました。トーンが大ヒットしたため盗作となると大問題になりそうですが、何故か大きな騒ぎにはならずに終息したようです。残念ながらこの顛末については調べきれませんでした。

      ファイヴは人気先行な感じがしますが、その辺りはスタッフチームの実力が表れているのでしょう。アイドル系はどこの国でもそうですが育成に時間と金がかかるので、既にスパイス・ガールズで稼いだ金で余裕がある分、人気が出るのが早かったのだと思います。
    • 4. BEATUK
    • 2020年10月07日 23:48
    • 5 返信ありがとうございます。

      2000年のチャールズ・マスタートンさんのアーカイブを試しに読んでみています。
      おっしゃる通りでこれはすごいですね。メジャーどころは各方面でちょろっと解説を目にすることはできますが、クラブ系や一発屋系などの解説は今まで読んだことがなかったので非常に興味深いです。しかも、本国の専門家によるものだとなおさらです。
      翻訳は「DeepL」というサイトがオススメです。ありがちなカタコト翻訳ではなく会話レベルでもろに訳せるような仕組みになっているらしく結構スムースでありがたいです。
      これからもブログがんばってください。
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