1998年1月30日のオンエア情報です。

コロナ禍のせいで様々なライヴやフェスが中止に追い込まれる中、リモート簡易フェスや無観客ライヴ、過去のライヴ映像の公開などをしているアーティストを見掛けます。
自分もいくつか見ているのですが、変わったものも見ました。

これはオービタルが兄弟二人で音素材を録りに行く映像です(これは第二弾)。映像が揺れまくるのでじっくり見れませんでしたが、壁や柵をポコポコする姿が楽しかったです。

1998年1月28日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
ポッシュ・スパイス婚約!
ブラーのアレックス、作家との対談取りやめ
オアシスグッズ、オークションへ


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体青文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  January.30.1998 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Elton John / Recover Your Soul
With his current album 'The Big Picture' selling in excess of 3 million copies, Elton will take to the UK stages this summer in a double bill with Billy Joel.
最新アルバム"The Big Picture"が300万枚以上売れているエルトンはこの夏ビリー・ジョエルとダブルビルで英国で公演する予定。


TOP 20
20  N  Lutricia McNeal / Ain't That Just The Way

Re-entering this weeks chart is Oklahoma born McNeal with a cover of Barbi Benton's 70's hit, taken from her debut solo album 'My Side Of Town'.
今週のチャートに再登場したのはオクラホマ出身のマクニール。バービ・ベントンの70年代のヒット曲のカバーで、彼女のデビュー・ソロアルバム"My Side Of Town"から。
97年12月からチャートインしていたアメリカのR&Bシンガー、ルトルシア・マクニールのデビューシングルがTop20に再登場しました。
このオリジナル元曲はテロップにもあるように、アメリカのアーティストであるバルビ・ベントンによるシングルのB面ながらも1977年にヒットした曲ですが、これはプロデューサーチームRob'n'Razの母国スウェーデンで注目され局地的ヒットしたもので、世界的にはおそらくマイナーな曲でしょう。
98年には英国で1stアルバムがアーティスト名タイトルへと改題されリリースされましたが、他の各国では元のタイトルのままリリースされています。

19  N  S-J / I Feel Divine   PVなし

Half English, half Spanish Sarah-Jane (a.k.a. S-J) is supported by trapeze artists performing exotic Thai tope contortions when paying live.
半分英国人で半分スペイン人のサラ・ジェーン(それでSJ)はエキゾチックなタイの空中ブランコ乗りをともなってライヴを演る。
本名はSarah Jane Jimenez-Heaneyという女性シンガーです。94年頃からハードハウスやトランスのDJプロデューサーであるBaby Docと組んで楽曲製作をしており、またこの二人でThe Hellfire Club名義での活動も始めています。
この曲のメインミックスは英国のDJ、Tall Paulによるものですが、カップリングとしてBaby Docによるものも入っています。

18  ↓   Clock / That's the Way (I Like It)
17  ↓   Allure / All Cried Out
16  N  Peter Andre / All Night All Right

Andre claims he began shaving his chest when he took up kick boxing to avoid getting friction burns, this track features vocals from Warren G.
アンドレの、キックボクシングを始めたときから、摩擦で焼けるのを防ぐため胸毛を剃っているという主張と同時に届いたこのトラックは、ウォーレンGのヴォーカルをフィーチャーしている。
英国生まれ、オーストラリア育ちの男性アーティスト、ピーター・アンドレによる97年11月リリースの3rdアルバムTimeからの3rdシングルです。
このアルバムはR&Bやヒップホップ系のアーティストとのコラボが多く、このシングルではウォーレン・Gとクーリオが参加しています。しかし前作のようにルックスを活かしたポップアイドル路線ではなかったため、予想していたほどのセールスに至らなかったようでした。本人としてはあまりポップ路線ではないアーティストとして活動したかったのでしょう。

15  ↓   Warren G feat. Sissel / Prince Igor
14  ↓   Natalie Imbruglia / Torn
13  N  OTT / Story Of Love

OTT recently admitted that the worst thing about their recent tour of the far east was getting their vaccinations, because they all hate needles!
OTTは最近行った極東のツアーで一番いやだったことは予防接種だったと白状した。彼らは注射が大の苦手なのだそうだ。
アイルランドのボーイズグループOTTによる1stアルバムThis One's for Youからの5thシングルです。
英国ではTop10に入ることができませんでしたが、本国アイルランドやアジア方面ではそれなりに人気があったグループです。
しかしこのシングルが最後の楽曲リリースになり、98年にはレーベル契約を切られて同年解散に至りました。

12  ↓   Space / Avenging Angels
11  ↓   Various Artists / Perfect Day


ON STAGE
Asian Dub Foundation / Free Satpal Ram

98年度のNME Bus Toursの一角に選出されたエイジアン・ダブ・ファウンデーションの客なしステージです。同じ映像は発見できませんでしたので、1998年のNMEアワーズからのステージを紹介してみました。


NEW RELEASES
Saint Etienne / Sylvie
This singles includes tracks from their forthcoming album and mixes by Stretch 'n' Vern and Dannii Minogue collaborator Trouser Enthusiast!
このシングルは彼らの近日発売のアルバムからのトラックと、Stretch 'n' Vern と、ダニー・ミノーグのコラボレーターであるトラウザー・エンシュージアストのミックスも収録されている。

Feeder / Suffocate

Bassist Taka Hirose recently celebrated the birth of his first child, a baby boy called Tiger, by playing live with Feeder that night!
ベーシストのタケ・ヒロセはタイガーと名付けられた第一子の誕生を、その晩、フィーダーのライヴを演って祝った。
英国のロックバンド、フィーダーはウェールズの3ピースロックバンドです(現在は2人組)。英国のバンドですがメンバーに日本人がいたりグランジの影響が強かったりする変わり種で、スマッシング・パンプキンズに近いサウンドをしています。先のシングルHighがヒットし、知名度が上がって来ました。
この曲は1stアルバムPolytheneに収録されていたものですが、今回シングルにするにあたり再録音し、アコースティックだったアルバムバージョンとは違い歌詞やテンポを変えるなどバンド全体として完成させ、一層盛り上がる曲に仕上げて来ました。
次のアルバムは99年8月にリリースされます。
あとテロップにあるのはタケさんじゃなくてタカ・ヒロセさんです。(この方が日本人)

Backstreet Boys / All I Have To Give
Backstreet's AJ admits to not being totally happy about the band's 'squeaky-clean' image and would prefer more freedom and self expression.
バックストリートのAJは、バンドの清く真面目なイメージよりも自由で主張のあるものの方がいいと思っていると認めた。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Backstreet Boys / Backstreet's Back
19  Oasis / Be Here Now
18  The Lightning Seeds / Like You Do
17  The Charlatans / Tellin' Stories
16  Wham! / Best Of
15  John Mellencamp / The Best That I Could Do
14  Cornershop / When I Was Born For the 7th Time  (Brimful Of Asha)
13  Janet Jackson / The Velvet Rope
12  Roni Size Reprazent / New Forms
11  Finley Quaye / Maveric A Strike
10    Celine Dion / Let's Talk About Love
  9    Spice Girls / Spiceworld
  8    The Prodigy / The Fat Of The Land
  7    Natalie Inbulglia / Left Of The Middle
  6    Texas / White On Blonde
  5    Radiohead / OK Computer
  4    Lighthouse Family / Postcard From Heaven
  3    Robbie Williams / Life Thru A Lens
  2    All Saints / All Saints
  1    The Verve / Urban Hymns  (Bitter Sweet Symphony)


REQUEST
XTC / Making Plans For Nigel

XTCは英国・スウィンドン出身のロックバンドです。前身時代を含めると結成は1972年で、76年にバンド名をXTCに変えます。
サウンドは実験的ながらもポップなロックで、大ヒットするようなバンドではありませんが、英国の80年代ポストパンク・ニューウェーブから90年代のマッドチェスターやブリットポップへの多大なる影響を持ち、日本でも高い人気と影響力があるバンドです。
この曲は1979年リリースの3rdアルバムDrums and Wiresからのシングルカットで、「がんばれナイジェル」という邦題が付けられています。この年に来日公演があり大変盛り上がっていたそうですが、80年からライヴツアーをしなくなってしまったので、唯一の来日公演となっています。
98年のこの時点でのバンド動向は、翌年リリースされるアルバムのレコーディングを開始した、とのことです。
その後XTCは、2005年にメンバー脱退によりメンバーがギターヴォーカルのアンディ・パートリッジのみとなり、活動休止状態となっています。


SPECIALIST CHART
UK DANCE ALBUM
1  All Saints / All Saints
2  Usher / My Way
3  Dreem Teem / Dreem Teem in Session Vol.2
4  Mase / Harlem World
5  Shimon and Andy C / Terraform ep

Queen Pen / My Melody  (Man Behind The Music)


ONES TO WATCH
Catatonia / Mulder & Scully
Welsh five piece Cerys (vocals), Mark and Owen (guitars), Paul (bass) and Aled (drums) release their second album 'International Velvet' next month.
ウェールズ出身のケリス(ヴォーカル)、マーク、オーウェン(ギター)、アレッド(ドラム)の5人組は来月2枚目のアルバム"International Velvet"を発売する。

Earl Brutus / Come Taste My Mind

The Band released two singles with Saint Etienne's Pete Wiggs and Bob Stanley which, legend has it, were financed by visits to the sperm bank!
このバンドは以前にセント・エチエンヌのピート・ウィグスとボブ・スタンレーとともに2枚のシングルをリリースしたことがあるが、何でもその資金を精子バンクに行ってつくったそうな。
97年12月19日回で紹介され、98年の展望回で期待のバンドとしてチラッと名前の出たアール・ブルータスは、スコットランド出身の5人組ロックバンドです。
このバンドの特徴は何といっても奇抜なステージングで、ステージにたくさん変な小道具を置いたり無駄に大騒ぎしたり叫んだりする、カルトなインディーバンドらしさが詰まったような感じです。
ポップさは薄いので正直ヒットとは縁遠い感じですが、とても楽しそうです。
このバンドには日本人のシン・ユーさんがいます。このPVで楽器持ってない方です。
なんでもライヴに行って「次のライヴはいつやるの」と尋ねたらバンドに誘われた、という稀有なエピソードがあるそうです。ちなみに彼は「シャウト担当」だそうなので、ライヴ中に大騒ぎしてた観客としてバンドの目に留まったのでしょう。
98年6月には2ndアルバムTonight You Are The Special Oneがリリースされ、この曲も収録されます。PVはアール・ブルータスがどんなバンドなのかが謎データを元に分析されている、面白いバンド紹介PVになっています。

Adam F / Music Is My Mind

Adam F spent three year's trying to achieve the distorted vocal effect on this track before coming across a vocoder to do the job!
アダムはヴォコーダーというものを知るまで、このトラックの歪んだボーカルエフェクトを作り出そうと3年も費やしていた。
英国のDJ・ミュージシャンのアダムFの97年11月にリリースされた1stアルバム、Coloursからのシングルカットです。
95年のデビューシングルCirclesが97年にロニ・サイズのミックスでヒットし、1stアルバムリリース後DJとしても多忙を極めていたでしょう。
この曲はドラムンベースの中に宇宙的浮遊感を感じる不思議な曲で、これはクラブで掛かったら絶対気持ちいいやつです。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Sleeper / Academy - Manchester, UK  14 February /
 University - Sheffield, UK  16 February

Julian Cope / Astoria - London, UK  14/15 February
Green Day / Hale - Ljublana, Slovenia  15 February
Ocean Colour Scene / NEC - Birmingham, UK  16 February
Spice Girls / Forum - Copenhagen, Denmark  19 February
 19日はブリット・アワード出演の日でした。コペンハーゲン公演は3月22、23日です。

NORTH AMERICA
The Rolling Stones / Hard Rock Hotel - Las Vegas, Nevada, USA  15 February

ASIA / OCEANIA
Coolio / On Air East - Tokyo, Japan  14 February /
 Bay Hall - Yokohama, Japan  15 February
U2 / Superdrome - Perth, Australia  17 February

Oasis / Budokan - Tokyo, Japan  18/19/20 February
 →18日19日20日のセットリスト


FEATURE
BRITS & BRATS

This month sees the arrival of 2 of the UK's biggest music awards, Firstly 'The Brits', now in It's 7th year, with all nominations voted for by British record companies.
2月は英国最大の2つの音楽大賞が発表になります。まずは通称ブリッツ、7回目を迎えるブリット・アウォード、英国のレコード業者が選んだノミネートを公開します。

ブリット・アワードは1977年にBPIアワードという名称で始まりました。
1988年からこちらの名称に変わり、現在でも続いています。
92年まではメジャーレーベル中心でクラシック部門もありましたが、93年以降はより時代に合わせたクラブ系・インディー系も含めたポピュラー音楽中心の賞になっています。

*以下オレンジ文字は、放送されたPVです。

BRITS AWARD
ブリット・アワードは1998年2月9日、ロンドンのDocklands Arenaにて開催
英国レコード協会による賞です。

BEST BRITISH GROUP
ベスト・ブリティッシュ・グループ
Texas  (Black Eyed Boy)
The Prodigy
Oasis
Radiohead
The Verve

BEST BRITISH ALBUM
ベスト・ブリティッシュ・アルバム
Texas / White On Blonde
The Prodigy / The Fat Of The Land
Oasis / Be Here Now
Radiohead / OK Computer
The Verve / Urban Hymns

BEST BRITISH MALE SOLO ARTIST
ベスト・ブリティッシュ・男性ソロアーティスト
Robbie Williams  (Old Before I Die)
Gary Barlow
Elton John
Finley Quaye
Paul Weller

BEST BRITISH FEMALE SOLO ARTIST
ベスト・ブリティッシュ・女性ソロアーティスト
Louise  (Let's Go Round Again)
Shola Ama
Michelle Gayle
Beth Orton
Lisa Stansfield

BEST BRITISH NEW COMER
ベスト・ブリティッシュ・新人アーティスト
All Saints  (Never Ever)
Shola Ama
Embrace
Olive
Beth Orton
Finley Quaye
Conner Reeves
Roni Size Reprazent
Rtereophonics

BEST BRITISH SINGLE
ベスト・ブリティッシュ・シングル
All Saints / Never Ever
Blur / Song 2
The Verve / Bitter Sweet Symphony
Chumbawamba / Tubthumping
Eternal Feat, Bebe Winans / I Wanna Be the Only ONe
Elton John / Candle in the Wind '97
Olive / You're Not Alone
Radiohead / Paranoid Android
Texas / Say What You Want
Robbie Williams / Old Before I Die

BEST BRITISH VIDEO
ベスト・ブリティッシュ・ビデオ
All Saints / Never Ever
Blur / Song 2
The Verve / Bitter Sweet Symphony
David Bowie / Little Wonder
The Chemical Brothers / Block Rockin' Beats
Dario G / Sunchyme
Jamiroquai / Alright
Oasis / Do You Know What I Mean
Republica / Drop Dead Gorgeous
Spice Girls / Spice Up Your Life
Supergrass / Late in the Day

ビデオ賞にはブリットポップバンドのPVをたくさん手掛けているドム&ニックの作品が3つ(ケミカルズ、オアシス、スーパーグラス)も入っています。ニックはスーパーグラスのダニーの実兄です。

ブリット・アワードはこの他に、外国アーティスト部門や功労賞などもあります。


NME "BRATS" AWARD
1998年1月27日、ロンドンのブリクストン・アカデミーにて開催
大手音楽誌NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)主催の賞

The NME 'Brats' have grown out of despair at the choices of 'The Brits' jury with all the bands being voted for by readers of the UK music magazine NME - and the Brat nominations are...
Britsに納得いかないということから始まったNMEのBratsことBrats Awardは、英国の音楽紙NMEの読者の投票で決定される。そのノミネートは以下の通り。

老舗の音楽誌NMEことニュー・ミュージカル・エクスプレスは1952年創刊です。この頃は新聞紙形式で、98年3月から雑誌形式の発行になります。
ブラットことNMEアワードは、創刊して間もない1953年にNME Poll Winners Concertという名称で始まった、ブリット・アワードより歴史の長い賞レースです。
94~98年度まではブリット・アワードのパロディっぽい「Brat」を入れ、トロフィーも現在の形へ変わりました。納得がいかない…ということですが、NME誌のカラーが強く出ているロック色が強くポップ色の弱い賞になっています。
前年まで記者選出部門と読者投票部門がありましたが、98年度は読者投票賞のみになりました。
あとベストドレッサー賞など音楽とは関係が薄そうな賞は今回全くありませんでした。年度によって柔軟に賞タイトルが替わるのも、NMEアワードの特徴のひとつです。

BEST BAND
ベストバンド賞
Spiritualized  (Electricity)
The Charlatans
The Prodigy
Radiohead
Blur
The Verve
Super Furry Animals
Primal Scream
Manic Street Preachers
Oasis

BEST ALBUM
ベストアルバム賞
Spiritualized / Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space
Oasis / Be Here Now
Radiohead / OK Computer
The Prodigy / The Fat of the Land
Ther Verve / Urban Hymns
The Charlatans / Tellin' Stories
Blur / Blur
Mansun / Attack of the Grey Lantern
Primal Scream / Vanishing Point
Super Furry Animals / Radiator

BEST SOLO ARTIST
ベストソロアーティスト賞
Finley Quaye   (Even After All)
Bjork
Paul Weller
Beck
Natalie Imbruglia
Morrissey
Louise
Sheryl Crow
Beth Orton
Robbie Williams

BEST NEW BAND / ARTIST
ベスト新人賞
Finlaye Quaye
Travis
The Seahorses
Stereophonics
Embrace
Hurricane No.1
Symposium
Roni Size Reprazent
Mogwai
Bentley Rhythm Ace

BEST SINGLE
ベストシングル賞
Blur / Song 2
Radiohead / Paranoid Android + Karma Police
The Verve / The Drugs Don't Work, Bitter Sweet Symphony + Lucky Man
Embrace / All You Good Good People
Oasis / D'you Know What I Mean?, Stand By Me
The Charlatans / How High

BEST VIDEO
ベストビデオ賞
Blur / Song 2
The Prodigy / Smack My Bitch Up
Oasis / Stand By Me
The Verve / Bitter Sweet Symphony
Radiohead / Karma Police, Paranoid Android
Primal Scream / Kowalski
Oasis / D'you Know What I Mean
Super Furry Animals / Play It Cool
Pulp / Help the Aged

WORST SINGLE OF THE YEAR
ワーストシングル賞
Spice Girls / Spice Up Your Life + Mama
Elton John / Candle in the Wind '97
Chumbawamba / Tubthumping
Aqua / Barbie Girl
Hanson / Mmmbop
Puff Daddy / I'll be Missing You
Oasis / D'you Know What I Mean, Stand By Me
Celine Dion + Barbra Styriesand / Tell Him

NMEアワードでは1995年度からこのイベントの宣伝として、NME Brat Bus Tour(99年にNME Awards Tourへと改題)というライヴツアーを行っています。
これはNMEが選ぶ期待の新人4アーティストで英国をライヴで回り、NMEアワードを宣伝する目的がありますが、期待の新人に選出されることだけでも注目され、ライヴチケットが即完売する程でした。(2017年に終了)
98年度に選ばれたのは、ステレオフォニックス、エイジアン・ダブ・ファウンデーション、ウォーム・ジェッツ、ジオーディエンスの4バンドです。

Send us your nominations for your best band, album, single, & video of '97, to the usual address at the end of the programme & we will compare your winners with the results of The Brits & The Brats!
ノミネートされた中で、あなたが推すベストバンド、アルバム、シングル、ビデオを番組最後に書かれたアドレスにお送りください。我々はその結果をNMEアワード&ブリット・アワードと比較します!
視聴者の予想が番組で発表されたかはわかりませんが、とても興味があります。

今後BEAT UKでは98年2月20日回にNMEアワード(NME "Brat" Awards)、98年2月27日回にブリット・アワードの結果発表特集が組まれています。
こちらのブログでは、ブリット・アワードの結果発表を2月27日回の次の記事として別に記録します。


WEBSITE OF THE WEEK
今でもポリドールは同じURLを使用しています。→現在のポリドールUK公式


TOP 10
10 N  Goldie / Temper Temper

Goldie was previously a celebrated graffiti artist and on returning home to the YK from Miami opened his own gold tooth shop 'Try 1' in Nottingham.
以前は有名な落書きアーティストだったゴールディーはマイアミから英国に戻り、ノッティンガムに金歯の店「Try 1」を開店した。
英国の電子系アーティストでドラムンベース界の重鎮、ゴールディーの98年1月末にリリースされる2ndアルバム、Saturnz Returnの先行1stシングルです。
アルバムはドラムンベースを基調としながらもロックやジャズなど様々な影響が感じられる作品になっていて、この曲はロックテイストの楽曲です。曲中のギターにオアシスのノエル・ギャラガーが参加していて、PVにも出演しています。
このPVはゴールディとノエルが激しく戦う無駄に過激映像満載なものになっていて、一部から批判されるほどでした。多分二人とも悪ふざけを楽しんでやってるんだろうな、と思いますが。
テロップにある話は歯の装飾「グリル」専門の店としてゴールディがアメリカで経営しているもので、その分店でしょう。自分には金歯やグリルの魅力はいまいちわからないのですが、アメリカのラッパー等には人気があるようです。

 9  ↓   Janet Jackson / Together Again
 8  ↓   Robbie Williams / Angels
 7  ↓   Lighthouse Family / High
 6  ↓   Wildchild / Renegade Master '98
 5  ↓   All Saints / Never Ever
 4  N  Radiohead / No Surprises

Radiohead recently received Grammy nominations in the 'Album of the Year' and 'Best Alternative Music Performance' categories for 'OK Computer'
レディオヘッドの"OK Computer"はグラミー賞でAlbum of the YearとBest Alternative Music Performanceのカテゴリーでノミネートされた。驚きもしませんが。
レディオヘッドの3rdアルバム、OK Computerからの3rdシングルです。この曲は日本限定盤EPとしてもリリースされています。
曲だけ聴くと優しいな~と思いますが、歌詞が相当疲れていて不安に駆られます。それ以上にPVのインパクトが強すぎるのも不安を煽っています。
PVではトム・ヨークの頭が徐々に上昇する水に没するもので、水没しきってからがちょっと長くて恐ろしくなります。後から水没してから水が抜けるまでは早回しだったことを知って安心した記憶があります。
OK Computerからのシングルカットはこれで最後ですが、もっとシングルカットしてたのではないか、と思わせるくらいの名盤アルバムになりました。
98年度のグラミー賞ではBest Alternative Music Performanceというオルタナティブロック系アルバム賞(現在はBest Alternative Music Albumに改名)を受賞しています。ちなみにこのアルバム賞、98年度ノミネートはほぼ英国のアーティストばかりでした。(あと他にビョークがいる)

 3  ↓   Bamboo / Bamboogie
 2  N  Ian Brown / My Star

His debut solo album 'Unfinished Monkey Business' due out in February, was both produced and self-financed by Brown.
元ストーン・ローゼズのヴォーカリスト、イアン・ブラウンの2月発売予定のソロ・アルバム"Unfinished Monkey Business"は、ブラウン自らプロデュースをし実費を払っている。
ストーン・ローゼズというバンドは、80年代末期から90年代にかけて英国ロックシーンにおけるアイコンのようなもので、ローゼズ活躍以後にその影響を受けているアーティストは数多いです。ビートルズまで行くか…とはならないかもですが、今でも同郷マンチェスターのスミスやニュー・オーダー、オアシスと同等レベルには尊敬されているでしょう。(好みはあるでしょうが)
そんなローゼズの元メンバー、ヴォーカルのイアン・ブラウンがソロアーティストとしてデビューし、英国シングルチャート5位になりました。この曲は98年2月頭にリリースされるソロ1stアルバムUnfinished Monkey Businessの先行シングルです。アルバムはチャート4位になり、ソロデビューとして上々のチャートアクションでした。


ON STAGE
Super Furry Animals / Demons

スーパー・ファーリー・アニマルズの客なしステージです。同じ映像は発見できませんでしたが、1998年度のNMEアワードでのパフォーマンスを紹介してみました。


NO.1
         N        Oasis / All Around The World

Apparently inspired by The Beatles 'Hey Jude' this is from the Gallagher boys' third album 'Be Here Now' and goes straight in at No.1!
ギャラガー・ボーイズの3枚目のアルバム"Be Here Now"からのこの曲は、なんでもビートルズの"Hey Jude"にインスパイヤーされたという。初登場第一位。
オアシスの97年リリースの3rdアルバムBe Here Nowからの3rdシングルです。全英シングルも1位となり、オアシスとしては4枚目のシングル1位となります。
この曲は94年には既に構想が出来上がっていたそうですが、構想が壮大で(曲も長い)制作に金がかかるということでこの時期になったようです。
アニメーションのPVは簡単そうに見えてかなり手が込んでいます。ビートルズの過去のアニメーションPV的雰囲気を感じさせるもので、自分は「これ、スマパンのTonight, Tonightな雰囲気あるな~」と思っていましたが、後で同じ監督だと知ったのでした。
この曲はアルバムBe Here Nowのクロージングナンバーで、この曲の最後にドアが閉まる音がします。英国ではこれが「ブリットポップを閉める」象徴のひとつとしても認識されているそうです。ただし日本盤ではこの後ボーナストラックがあるので、お得ながらも台無し感があります。
リリース時点ではブームの終焉を象徴した認識はないでしょうが、確実に流行は変わって行きつつあったのでした。



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Polythene
Feeder
Sony UK
2013-08-06


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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. BEATUK
    • 2020年06月11日 02:38
    • 今週もお疲れさまです。

      オービタル
      兄弟だったのは初耳でした。素材取り面白いですね。

      ルトリシア・マクニール
      歌メロディ強いと思うのですが売れ行きが意外となかったようですね。
      この質ならアトミックキトゥンあたりに当てれば3位はいくと思います。^^

      S-J
      伴奏の質感、フォンフォンくるシンセの質感などこの時代のトランス系は音質自体がやっぱり好きです。

      ピーター・アンドレア
      まあまあ良いですがサビのパンチがもう少し欲しかったです。
      トラックはフランス人がやりそうな感覚で好きです。

      XTC
      結構ハマります。

      アダムF
      こういう解説(ヴォコーダー)も番組のミソですね。
      しっかり専門的なのもたまに入れてくれるという。
    • 2. BEATUK
    • 2020年06月11日 02:43
    • ゴールディー
      あ、あ〜これですか。洋楽を聴きた時めた頃に訳も分からずちらっと聞いたてのを思い出します。
      当時は全然良く感じませんでしたが、今聞くとかなり良いです。
      当時、こういうダーク路線なダンスミュージックの時期がありましたよね。
      99年のマトリックスで、インダストリアル、デジタルロック、ダークなダンスミュージック系カテゴリの
      最盛を迎えていたと感じます。そういう系はリアルタイムで心に焼きついたのでやっぱり好きです。
      おっしゃる通りで映像が無駄に過激ですね。笑

      レディオへッド
      アルバムは曲群の強さも音の斬新さもありますがそれでだけではなく美術アートのような
      世界観が出ているこの音像というかこの質感は唯一無二かなと。

      イアン・ブラウン
      お、おー、きた〜。2位ですね。すごいです。^^
      リアム=国民の男、イアン=国民のモンキー。といったところでしょうか。

      オアシス
      そして、またきた〜。1位ですね。今週はすごいワンツーでした。
      このPVはノエルさんの顔がむくんだようでなんか様子がおかしいのが良いです。笑

    • 3. BEATUK
    • 2020年06月12日 06:20
    • こんばんは。
      第二回・イヤホン研究レポート結果が出ました。
      お付き合いいただれば幸いです。

      例のボーズ製品なのですが、一手間のせいや前述した音質の違和感もあり出番がなくなっています。
      感覚を例えると「ロックが好きであれこれをすごい知識を披露するも、裏ではリンプビズキッドのチョコレートスターフィッシュが大好き」
      というようなどこか後ろめたさみたいな感覚を覚えているのは事実です。

      その製品にてアルバムを聴いてみると、やっぱり最高なんです。
      ミクスチャー、ヘビーロックの流れに乗って狙って商業(ビジネス)の位置まで持っていった、
      アイドルポップスのような消費材。これがまた最高なんです。
      ヘビーなギターは、一見ザリザリでハードなんだけどナチュラルにトゲがないようになっています。
      シングル群のポップス性も最高で、ヒップホップトラックの挿入も味噌です。
      音質にしろ曲にしろ、プロ中のプロが狙って作ってるよなあって感心してました。

      では、ボーズ製品とは一体なんなのか?ということで調べてみました。
      一言で言うと「聞いていて心地良い音造りを優先させる」とのことです。
      原音に忠実な路線では全くなく、味付けしていかに心地良くさせるかを優先させているようです。
      なので、音楽好き程度のユーザーだとボーズは気に入るそうですが、オーディオファンの域までいくとボーズは好かないようです。
      やっぱりなあ、といいますか少し納得してしまいました。

    • 4. BEATUK
    • 2020年06月12日 06:25
    • UKヒット曲を集めていた頃、収拾の条件がありました。
      「CDを買ってPCに入れる」という条件です。
      当時はまだデジタルな流れの入り口の時期でしたが、ネットで聴ける形式では満足はしませんでした。
      その時、考えていたことがあって「こうやってCDがなくってデジタルシングルの時代になったら収拾も終わりだろうなあ」と。
      音質に満足できないので、聞かなくなってしまうのかなと考えていました。
      それは10年後か15年後かもしれないなどと考えているうちに、たった数年でストリーミング時代の到来です。
      音質も満足できないし、形式も感覚が違う(レコード→CDの世代もこの感覚だったのでしょうか)、ストリーミング集計の
      要因でチャートが荒れる(同じアーティストがランクに乱発など)。
      今思えば、そういう時代の変化も自身が音楽から離れていった要因の一部なのかもしれません。
    • 5. BEATUK
    • 2020年06月12日 06:27
    • 話はずれましたが、曲は本当はAIFF形式で入れたいのですが、容量の問題もあるのでAAC形式で入れてました。
      AIFFとAACではやはり音が前者の方が良い気がしていました。(数値的に当然ですが)
      もっと言うと、AIFFでPCなりipodに入れた音より、CDから直接聞く方が音質は良いという結論に達し、
      できればCDから聞きたいという錯覚なのか事実なのかわからない域ですが、そのくらいこだわっていた時期はありました。
      今はこだわりはないつもりですが、そのような流れを汲んでいるユーザーなので、今回のボーズの件に行き着いてしまったような気もします。
      びぞさん世代は自身がホットだと思う音って多分80年台後半から90年台前半などが多いと思うので、
      その時代の音はボーズ製品だと音質が良くなりすぎて余計に違和感あるのかななんて想像します。
      こちらが重点的に聞いている2000年前後の音はやっぱり違和感あります。こんな音質なめらかではないです絶対。
      でも、ここ5年くらいのEDM曲などは違和感があまりないのも事実なので、
      イヤホンは原音に忠実な製品があればそれを意識して購入した方がやはり良いとも思いました。
    • 6. びぞ
    • 2020年06月13日 00:31
    • コメントありがとうございます。

      今回はオアシスとイアン・ブラウンがワンツーフィニッシュで、ブリットポップが落ち目と言われる英国ロックの底力を見た気がしました。
      実際のシングルチャートはオアシス1位、イアンが5位だったのですが、ヴァージンメガストアはロック推しが強かったのでしょう。今では店自体ほとんどなくなりましたが(今は中東方面に店舗があるらしい)、CD不況の中で店を閉める決断が早かった印象があります。

      オービタルは兄弟で、兄フィルさんと弟ポールさんという頭文字が共にPな、いかにも兄弟らしいお名前です。両者スキンヘッドにしてたので日本では「ハゲ兄弟」なんて言われていましたが、動画を見たら髪が生えていたのでファッションハゲだったようでした。

      XTCは今回紹介した70年代末期から80年代初めのポストパンク路線の頃が英国で最も売れていたと思うのですが、それ以降はポップ路線になります。自分はちょうど洋楽を聴き始めたくらいの頃、1989年のシングル曲Mayor of Simpletonが思い入れがあります。一部古参ファンには不評のようですが(気持ちはわかる)、とてもいい曲です。

      ゴールディーのPVはなかなかの過激具合でした。視聴者から「ノエルを脅迫している!」というクレームが入ってPVが放送できなくなったりしていたそうです。
      ダークなダンスミュージックというとプロディジーが挙がると思うのですが、BPM若干早めのハードロックかヒップホップテイストが入ると俄然そうなって来ますね。
      今後はそういった感じのリンプも大活躍しますが、その反面ビースティ・ボーイズはポップになっていましたね。
      個人的にはエイフェックス・ツインを推したいのですが、あの人の曲はダークというよりゴリゴリしたホラーな感じがします。個人的感想ですけど。
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