1998年1月23日のオンエア情報です。

手持ちの98年度分データは約3ヶ月分の抜けがあり、2月後半~3月後半と、5月後半~6月分が存在しません。抜け部分は旧BEAT UKサイトのデータを有効利用します。
自分的にだんだん未知、もしくは忘却の彼方へ行ってるような曲が増えて来るでしょうが、ここは割り切って新しいものに触れる気持ちで聴いて、調べまくります。

1998年1月21日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
ケミカル・ブラザーズ、一年間の休養
ヴァーヴ、地元でのライヴ開催発表
オアシス、大雪で無念のライヴキャンセル


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体青文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  January.23.1998 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Aqua / Doctor Jones
Rumours recently surfaced on the internet that singer Lene had died, her mum was petrified until she managed to call say she was ok!
最近インターネット上で、シンガー、レネが死んだと噂が流れ、彼女の母は、彼女が電話で無事を伝えるまで、気が気でなかったそうだ。


TOP 20
20  N  Faith No More / Ashes To Ashes

Released in July 1997 'Ashes To Ashes' failed to break into the Top 20, this re-issue heralds the re-release of their 'Album of the Year' long player.
1997年7月にリリースされた'Ashes To Ashes'は、トップ20にくい込めなかったが、彼らの「アルバム・オブ・ザ・イヤー」LPの再リリースに伴い、こちらも再発売された。
アメリカのロックバンド、フェイス・ノー・モアの97年6月リリースの6thアルバムAlbum of the Yearの先行1stシングルとしてリリースされたものの再発です。
残念ながらバンドは98年4月に解散してしまうので、オリジナル曲でのシングルリリースはこれで一旦おしまいになります。以後98年中に2曲シングルが出ますが、どちらもカバー曲でした。
再結成は2009年になります。

19  N  Steps / 5,6,7,8

After six months and thousands of auditions in London, Lisa, Claire, Ian, Faye and Lee were selected to form Steps.
ロンドンでの、6ヶ月間をかけた何千回ものオーディションの末、リサ、クレア、イアン、フェイ、そしてリーがステップス結成のために選ばれた。
ステップスは男女混合の5人組ポップ・アイドル系グループです。男女混合グループはアーティストが自ら作るユーロダンス系ではよくありますが、オーディションを経て作り上げるポップグループとしては珍しいです。
このグループのプロデューサーは80年代にカイリー・ミノーグ、リック・アストリー、バナナラマなどの特徴的なシンセサウンドで世界を席巻した超有名チームSAW(主にピート・ウォーターマン)で、各レーベルがポップアイドル、特にガールズ系に力を入れる中において、ステップスもそういったグループのひとつだったのです。
グループのコンセプトは「現代版アバ」ということで、メンバーに男性も必要だったのでしょう。ちなみにメンバーのクレアは、96年3月8日回で特集された3人組アイドルTSDの元メンバーです。
この曲はステップスのデビューシングルで、英国のチャートでは14位でした。しかし知名度が上がるにつれこちらも売れ続け、現在までに英国内だけで40万枚のセールスがあり、シングルチャート最高10位以下の曲としては異例の大ヒットになります。

18  N  Smokin Beats feat. Lyn Eden / Dreams   PVなし

This track has been heralded as a 'garage anthem' and has already featured on numerous compilations and seen success in the UK dance charts.
「ガレージのアンセム」と呼ばれるこの曲は、既に沢山のコンピレーションに収録されており、UKダンス・チャートでも成功を収めている。
スモーキン・ビーツはNeil RumneyとPaul Landonによる93年から始まったダンスプロジェクトで、楽曲製作・DJ・レーベル運営を一括して行っています。
この曲は96年初出のUKガラージ曲で、大手ユニバーサル系列のレーベルからリリースされ英国シングルチャート22位になる彼らによる最大のヒットとなりました。
このユニットは別名義でもリリースしていましたが2006年にレーベルを閉め、最近になってディープハウス系ユニットとして復活しているそうです。
最近UKガラージ復活の兆しがある…という話が出ているそうですが、これは派手なEDM系ブームが終わったので、クラブの現場ではハウスやテクノのような感じのサウンドが求められていることが関係している、という話を聞きました。

17  ↓   Boyzone / Baby Can I Hold You?
16  N  Rialto / Untouchable

Singer Louis wanted to call their debut album 'Titanic', because "It is reaching for the stars, but there's always a sinister element underneath".
シンガーのルイスは、彼らのデビュー・アルバムを「タイタニック」と呼びたかったらしい。なぜなら、「不吉な兆しを底に感じながらも、星に手が届くから」だとか。
98年初回放送で期待の新人枠で紹介された、映画的なサウンド、ツインドラム、フロントマンが上流階級出身という特徴を持つリアルトです。結成は97年で、この曲は97年5月に出たものの再発になり、前回リリースではBEAT UKの97年5月23日回でも紹介されています。この曲はバンド名を冠したもうすぐリリースされる1stアルバムに収録されます。
1stアルバムは日本では97年10月に既に先行リリースされているのですが、その後英国ではレーベルを移籍しジャケット写真を変えてリリースされています。
今では忘れられたバンド扱いになっているようですが、この当時はウエットなメロディーセンスとコンセプトも面白かったので、新人としてはそれなりに評価されていました。
ただ何度かレーベル契約をしては切られていたらしく、安心して楽曲リリースできるようにはなかなか至らないようでした。

15  ↓   Spice Girls / Too Much
14  N  Queen / No One But You

This track features on the band's compilation album 'Queen Rocks' which contains seventeen songs spanning the duration of their 20 year career.
この曲は彼らのコンピレーション 'Queen Rocks' にフィーチャーされていて、このアルバムには、彼らの20年のキャリアーから、17曲が選ばれている。
近年伝記映画の世界的ヒットによりクィーンの知名度がさらに上がりましたが、91年にフレディ・マーキュリー逝去以降はバンドの動静を知らない方もいらっしゃるでしょう。
以降もバンドは解散することなく現在でも継続中で、特別な時にはステージングも行い、そして今回のようにごくたまにですが新曲もリリースしているのです。
フレディのヴォーカルは実質上ラストアルバムとなった95年のMade In Heavenの楽曲群が最後になりますが、今回リリースされた新曲は残り3人が交代でヴォーカルを取る編成になっています。
この曲は97年11月にリリースされたクィーンのロック系楽曲を集めたベストアルバム「クィーン・ロックス」に収録さている新曲で、98年1月にシングルカットされました。
なおこのアルバム及びシングルを最後にベーシストのジョン・ディーコンは音楽活動から実質上引退しているので、オリジナルメンバー3人による最後の楽曲でもあります。

13  ↓   Warren G feat. Sissel / Prince Igor
12  N  Clock / That's the Way (I Like It)

Clock's third consecutive reworking of a classic 70's hit is just one of two KC and the Sunshine Band cover versions in this week's chart.
クロック連続3つめの、70年代ヒット曲のリワーキングは、今週のチャート内に2曲ある KC and Sunshine Band のカヴァーのひとつ。
ディスコカバー・グループ化したマンチェスター出身のグループ、クロックの新曲です。
テロップにもあるように、アメリカのファンク・ディスコグループKC & ザ・サンシャイン・バンドによる1975年のヒット曲カバーです。ディスコソングとして超有名ですね。
このグループにいるMCのマーカス・トーマスは98年にPFプロジェクト名義でヒットを出したグループTzantに参加するため脱退しています。

11  ↓   Allure / All Cried Out


ON STAGE
Natalie Imbruglia / Big Mistake
ナタリー・インブルーリアの客なしステージは、次のシングルになる曲です。同じ映像は見つかりませんでした。


NEW RELEASES
Ian Brown / My Star
The ex-Stone Roses frontman decided to go solo after their performance at Reading Festival in 1996, which he now admits was awful!
元ストーン・ローゼズのフロント・マンは、現在公に「最低だった」と認めている、1996年のレディング・フェスティバルでのパフォーマンスの後、ソロに転向することを決定した。

Jay-Z feat. Gwen Dickey / Wishing On A Star
Currently on a worldwide tour with Puff Daddy, Jay-Z delivers his version of 80's classic 'Wishing On A Star' with original vocalist Gwen Dickey.
現在パフ・ダディとワールド・ツアー中のJAY-Zによる、80年代のクラッシックでグウェン・ディッキーのオリジナル、'Wishing On A Star'。

Radiohead / No Surprises
Radiohead will release a documentary of their 'OK Computer' tour later this year, although have promised it won't be your average 'rockumentary'.
今年、'OK Computer' ツアーのドキュメンタリーを、リリース予定のレディオヘッドは、それがアヴェレージな「ロッキュメンタリー」にはならないことを誓っている。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  John Lennon / Lennon Legend - The Very Best Of Left Of The MIddle
19  The Seahorses / Do It Yourself
18  Backstreet Boys / Backstreet's Back
17  John Mellencamp / The Best That I Could Do  (Wild Night)
16  Janet Jackson / The Velvet Rope
15  Wham! / Best Of
14  Celine Dion / Let's Talk About Love
13  Blur / Blur
12  Roni Size Reprazent / New Forms
11  Finley Quaye / Maveric A Strike
10    The Lightning Seeds / Like You Do
  9    The Prodigy / The Fat Of The Land
  8    Spice Girls / Spiceworld
  7    Lighthouse Family / Postcard From Heaven
  6    Natalie Inbulglia / Left Of The Middle
  5    Radiohead / OK Computer
  4    Texas / White On Blonde
  3    All Saints / All Saints
  2    Robbie Williams / Life Thru A Lens
  1    The Verve / Urban Hymns  (The Drugs Don't Work)


REQUEST
Daisy Chainsaw / Love Your Money


SPECIALIST CHART
UK DANCE SINGLE CHART
1  Bamboo / Bamboogie
2  Wildchid / Renegade Master 98
3  Smokin Beats featuring Lyn Eden / Dreams
4  Mase / Feel So Good
5  Family Stand / Ghetto Heaven

Rakim / Guess Who's Back


ONES TO WATCH
Dawn Of The Replicants / Candlefire

The Replicants began putting out their own records with guitarist Roger's student loan and release their debut album in February.
ギターリスト、ロジャーの学生ローンを使って、自分たちのレコードを作り始めたレプリカンツは、2月にデビュー・アルバムのリリースを予定している。
ドーン・オブ・ザ・レプリカンツは96年に結成されたスコットランド出身のロックバンドです。
サウンドはアコースティック要素にシンセも入れたりするサイケデリックなロックで、ブリットポップからの転換点にある新しいタイプのバンドです。デビューからメディアによる評価が高く、特に新人推しで有名なラジオDJジョン・ピールに取り上げられるなど期待のバンドとして紹介されていました。
この曲は98年にシングル52位となり、97年リリースの1stアルバムOne Head, Two Arms, Two Legsに収録されています。
メディアには期待されていましたが、ポップというかわかりやすい楽曲が少なかったこともあってセールスはいまいちだったものの、まだデビューしたばかりの期待の星であったでしょう。98年にはグラストンベリーとレディングフェスにも出演します。
バンドは2007年に活動休止していますが、メンバーは別々に音楽活動を行っています。

Alibi / How Much I Feel

Brothers Kye and Jud Mahoney (a.k.a. Alibi) have already supported Boyzone on two tours and played with the likes of Peter Andre and All Saints.
カイとジュッド・マホニー兄弟のアリバイは、すでにボーイゾーンの2つのツアー・サポートの経験があり、ピーター・アンドレや、オール・セインツらとも共演している。
アリバイは96年にデビューしたポップ系兄弟コンビです。
ルックスがいいのでポップアイドルとして活動して来ましたが、残念ながらこのシングルが最後のリリースになってしまいました。もうちょっと上手くいけばアルバムも出たかもしれません。
Judには楽曲製作能力があるので、アリバイ解散後はアイドルのプロデュースや楽曲提供をしたり、たまに他アーティストのバッキングヴォーカルとして参加することもあり、現在でも活動しています。

Coldcut / Timber

The footage for this video was given to Coldcut by eco-warriors Greenpeace and is intended as a protest against environmental destruction.
このヴィデオの素材は、環境破壊にプロテストするために、エコ・ウォーリアーズのグリーンピースがコールドカットに提供した。
英国のサンプラー魔人コールドカットの楽曲で、97年9月にリリースされた4thアルバムLet Us Play!からのシングルカットです。
PVの映像素材は環境保護団体グリーンピースから提供され、これを編集したのはHexstaticというグループで、コールドカットとの共同製作になっています。
一部のCDはエンハンスドCDになっていて、映像が5本入っています。更に日本盤でもシングルが出ていて、アートワークがPC上で行われていたであろう映像と音楽のミックス作業表になっており興味深かったです。
自分はこのPVを見て、環境破壊防止を訴えたいんだろうと思いつつも「電力を使い何度も観てしまうくらいの面白みがある」という逆説的な感想を持っていました。
しかしながら左翼的思想のグリーンピースが協力していることもあって、コールドカットは環境破壊を憂いグリーンピースを支持するコメントを出しているので、ストレートに解釈していいようです。
日本ではアーティストよる社会情勢・政治・宗教絡みの発言は初見からうさん臭い目で見られるので避けられがちですが、英国やアメリカのアーティストはそれなりに出すのが普通のようです。もちろん発言によっては容赦ないバッシングをされますが。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Dubstar / Shpherds Bush Empire - London, UK  7 February
Primal Scream / Barrowlands - Glasgow, UK  8 February /
 Rock City - Nottingham, UK  9 February /
 Ritz - Manchester, UK  10 February
 →8日10日のセットリスト

Echo & The Bunnymen / Berliloft - Berlin, Germany  11 February /
 Batschkapp - Frankfurt, Germany  12 February /
 Wartesaal - Cologne, Germany  13 February

ASIA
Erykah Badu / Bay Hall - Yokohama, Japan  7 February
Coolio / Bayside Jenny - Osaka, Japan  13 February


FEATURE
PLATINUM SINGLES

A remarkable 16 singles sold over 600,000 copies in the UK last year with an unheard of four reaching the million mark.
昨年、驚くべき16のシングルが、60万枚以上の売り上げをUK国内で記録、そして、聞いたこともない4つが、100万枚に達した。

英国におけるゴールドディスク賞、つまりレコード・CD出荷または売り上げ枚数賞のうちわけは以下の通りです。(1989年以降の規定)

アルバム
シルバー / 6万枚
ゴールド / 10万枚
プラチナ / 30万枚

シングル
シルバー / 20万枚
ゴールド / 40万枚
プラチナ / 60万枚

プラチナの倍のセールスでダブルプラチナ(プラチナ×2)、3倍でトリプルプラチナ(プラチナ×3)等という呼び名になります。
現在はミュージックビデオ用の規定があります。(ゴールド2.5万、プラチナ5万)
また他国では1999年以降プラチナの上のダイヤモンド認定があります。
英国ではCDにポスター等価値あるおまけをつけてしまうと、セールスやチャートとして換算されないルールがあります。

Spice Girls / Spice Up Your Life

リリース日:1997年10月13日
現在までの英国内セールス:88.7万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
2ndアルバムSpice Worldの先行シングルです。
元々は前週に出る予定でしたが、エルトン・ジョンのチャート落ちを見越して1位を狙うため、発売を遅らせ1位を獲得しました。

Chumbawamba / Tubthumping

リリース日:1997年8月11日
現在までの英国内セールス:60万枚
英国公式シングルチャート最高位:2位(BEAT UKでは1位)
チャンバワンバの8thアルバムTubthumperの先行シングルです。大手EMIに移籍した後にリリースされ、アメリカでは6位になったバンドの代表曲です。元々政治や社会問題を多く取り上げるアナーキーな気質のバンドですが、この曲は政治色の薄いお酒大好きな労働者賛歌です。

Hanson / Mmmbop

リリース日:1997年4月15日
現在までの英国内セールス:75.8万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
アメリカのローティーン三兄弟バンド、ハンソンによるメジャー移籍後初のシングルです。全英・全米1位と華々しいメジャーデビューです。少年バンドとはいえ大人顔負けの優れたメロディーセンスで、記憶に残る大ヒットになりました。

Will Smith / Men In Black

リリース日:1997年6月16日
現在までの英国内セールス:96.1万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
二人組「ジャジー・ジェフ&フレッシュ・プリンス」としてデビューし、この頃にはドル箱俳優となっているウィル・スミスのソロデビューシングルです。自身も主演している映画「メン・イン・ブラック」のテーマソングで、映画と共に楽曲も大ヒットしました。アメリカではシングルになっておらず、シングル化されていたらもっとヒットしていたかも。

Puff Daddy & Faith Evans / I'll Be Missing You

Puff Daddy & Faith Evans continued the 90's trend of biggest sellers being remakes or cover versions with their reworking of The Police's classic 'Every Breath You Take'.
Puff Daddy & Faith Evansは、ザ・ポリスのクラッシック、'Every Breath You Take' のリワーキングによって、90年代のリメイク、カヴァー・ヴァージョンという流行を引き継いだ。
リリース日:1997年5月23日
現在までの英国内セールス:180万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
ニューヨークのバッド・ボーイ・レコーズのオーナー、パフ・ダディによるこの曲は、同年3月に亡くなったノトーリアスB.I.G.への哀悼歌として製作され、全米でも1位になりました。ポリスの「見つめていたい」をそのまま大胆に使った楽曲で、ビギーの妻でソウルシンガーのフェイス・エヴァンスをとR&Bグループ112をフィーチャリングしています。

Aqua / Barbie Girl

リリース日:1997年5月14日(英国では10月13日)
現在までの英国内セールス:184万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
デンマークのユーロダンスグループ、アクアの1stアルバムAquariumからの3rdシングルで、全米でも7位になりました。
チープなポップという印象もありますが、PVでそれを誇張し大きな魅力に変えました。ただこの曲はマテル社の人形、バービー(&ケン)のことを歌っていて、同社から許可を取ったり後に訴訟になったりと厄介事を引き起こしました。

Teletubbies / Teletubbies Say Eh-Oh!

リリース日:1997年12月1日
現在までの英国内セールス:130万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
1997年3月末から始まった英国の幼児向けTV番組発の楽曲で、テーマソングをリミックスしたものです。大人をも巻き込んだ人気ぶりはすさまじく、ぬいぐるみに購入個数制限がついたり、撮影場所にマスコミや視聴者が殺到したため目隠しをせざるを得なくなったりと、大きな社会現象になっていました。

Elton John / Something About The Way You Look/Candle In The Wind '97

Elton achieved last year's biggest seller with 'Candle In The Wind' which became not only the most purchased single of '97, but of any year with a staggering 4,770,000 sales.
エルトンは、昨年のビゲスト・セラーを'Candle In The Wind' で達成し、驚愕の477万枚という売り上げで、97年の最高売り上げだけでなく、史上最高の年間売り上げを記録した。
リリース日:1997年9月13日
現在までの英国内セールス:493.5万枚
英国公式シングルチャート最高位:1位
全米でも1位となったCandle In The Wind '97は元々マリリン・モンローへの哀悼歌として1974年にリリースされた楽曲で、ダイアナ妃の葬儀で歌うために歌詞を変更して製作されました。このシングルはチャリティー扱いで、収益はダイアナ妃が設立した慈善団体へ寄付されました。またこのバージョンはダイアナ妃の遺族からの要求がない限りは今後演奏しないそうです。
現在は世界累計で3300万枚のセールスがあり、世界で二番目に売れたシングルになりました。(1位はビング・クロスビーのホワイト・クリスマスで推計5000万枚のセールス)


WEBSITE OF THE WEEK
BUK1998年1月号・STARZ TOP 5z(8組のアーティストによる97年度Top5選)
BBC Radio 1 (1998年5月当時)


TOP 10
10 ↓   Natalie Imbruglia / Torn
 9  N  Bernard Butler / Stay

Burler admits that towards the end of his career with Suede he world purposely play the wrong songs whilst on stage to annoy the other members.
バトラーは最近、彼の前のバンド、スエードによって公に叩かれた。なぜなら、彼はワザとみんなを怒らせるために、よくステージで違う曲を弾いたからだ!
元スウェードのギタリスト、バーナード・バトラーのソロデビューシングルです。94年にスウェードを脱退した後はシンガーのデヴィット・マッカルモントとコンビを組みますが短期間で解消し、新たにクリエイションと契約しソロアーティストとして活動開始しました。
作曲やギタリストとしてのセンスは以前から評価されていることもあり、期待に違わず楽曲のクオリティは素晴らしいです。スウェードのブレッド・アンダーソンのねちっこい歌と組み合わさった爆発力は凄まじく、92年のデビュー当時は英国音楽業界を震撼させたものでした。
1stアルバムPeople Move Onは98年4月にリリースされます。アルバムはロックシーンの流行に合っていなかったこともあってそこそこのヒットでしたが、流行とは関係ないグラマラスなギターサウンドが堪能できる非常にいい作品でした。

 8  ↓   Janet Jackson / Together Again
 7 →  Robbie Williams / Angels
 6  ↓   Lighthouse Family / High
 5  ↓   Various Artists / Perfect Day
 4  ↓   Space / Avenging Angels
 3 →  All Saints / Never Ever
 2  N  Wildchild / Renegade Master '98

This re-issue of the 1993 hit by the late Roger McKenzie includes a remix tribute by 'big beat' aficianado Norman Cook (a.k.a. Fat Boy Slim).
ロジャー・マッケンジーの1995年のヒット曲の復刻版には、ビッグ・ビートの大物、ノーマン・クック(Fat Boy Slim)らが、リミックスを提供している。
ワイルド・チャイルドは英国のミュージシャン・DJで、本名はロジャー・マッケンジーといいます。
この曲は元々95年にLegends of the Dark Black Part 2としてリリースされシングル34位に入り、その中に入っているRenegade Masterを改めてリリースし11位のヒットになっています。BEAT UKでは95年10月27日回で7位に入っていましたが、彼はその直後である95年11月に24歳の若さで亡くなってしまいました。
今回ノーマン・クックがリミックスしたバージョンRenegade Master '98がリリースされ、英国シングルチャート3位になっています。おそらくこの曲は今回のノーマン・クックバージョンが最も有名になっていると思うのですが、ノーマン・クックの大活躍はこの頃から既に始まっていたと言えるでしょう。


ON STAGE
Super Furry Animals / She Got Spies

スーパー・ファーリー・アニマルズの客なしステージです。同じ映像がありました。最後に少しBEAT UKのアイキャッチも見られます。


NO.1
         N        Bamboo / Bamboogie

Produced by Andrew Doc Livingstone (who has worked with Take That), this samples KC and The Sunshine Band's 'Got Down Tonight' from 1975.
元テイク・ザットと仕事をしていた、アンドリュー・ドック・リヴィングストーンのプロデュースによるこの曲は、 KC and Sunshine Band の1975年の 'Get Down Tonight' をサンプリングしている。
バンブーはプロデューサーのAndrew "Doc" Livingstoneが中心となっているハウス系プロジェクトです。
ヴァージンのクラブ系サブレーベル、VC Recordingsからリリースされたこの曲は、シングルチャート最高2位となる大ヒットになりました。何故無名のバンブーがいきなり上位に来たかというと、ビールメーカー・バドワイザーのブランドのひとつ「Bud Ice」のTVCMとして使われたためです。
Bud Iceはペンギンを使ったCMシリーズで人気となっていたり、95年にもアリクイ版のCMがやっていたこともあって注目度が高かったのでしょう。この曲のシングルジャケットはアリクイと蟻のイラストなので、当初からCM用の曲として製作されたと思われます。
このヒットにより98年10月公開のコメディ映画「ロクスベリー・ナイト・フィーバー/LAディスコ改造計画」でもこの曲が使われました。(映画はユーロダンスもテーマのひとつだった)
ヒットの有無に関わらずプロジェクト名にあまりこだわりがないようで、バンブー名義ではシングル2枚のみのリリースになっています。

テロップにあるテイク・ザットの話は、ルルと一緒にやったカバー曲「Relight My Fire」のことです。この時はDJ・ミュージシャンのジョーイ・ネグロと一緒にプロデュースしていました。そのジョーイとアンドリューはThe Hed Boysなどいくつかの名義で共に活動しています。



ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。

ワン・ヘッド、トゥー・アームス,トゥー・レッグス
ドーン・オブ・ザ・レプリカンツ
イーストウエスト・ジャパン
1998-02-15


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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. BEATUK
    • 2020年06月02日 05:53
    • 今週もお疲れさまです。

      ステップス
      おっと、出てきましたか。今後かなーり売れていきますよね。
      仕掛け人の解説がとても勉強になりました。

      スモーキンビーツ
      EDMはもう終わってますか?地上物をちらっと聞く限りでは相変わらずトラップが主流みたいですね。
      ガラージなどUK独自の文化が流行ってほしいです。

      リアルト
      歌のメロは結構良いです。頭残ります。当時これが夜中流れたら勢いでシングル買ってしまような
      感じかもです。

      アクア
      すごいですね。この売れ行きは。。

      ワイルドチャイルド
      なんとこれが原曲ですか。
      ノーマンの最近のセットでもこのボーカルネタががよく挿入されているのよく聞きます。

      スーパーファーリーアニマルズ
      この頃からビートUKはあの映像と曲(カンカン、カンカンポン、カッカン、カンカンポン)でしたか?
      すいません、ちょっと何言ってるかわからなかったらごめんないです。

      バンブー
      おお〜、バンブーが一位ですか。99年頃、ナウ系のコンピアルバムでわけもわからず聞いてたなあって思います。
      このポンポンという伴奏みたいなシンセ、英国人が大好物の要素ありますね。
      ボーカルも良し、トラックも良しだと思います。

    • 2. びぞ
    • 2020年06月02日 23:54
    • コメントありがとうございます。

      ファーリーズライブ後のアイキャッチですが、あのバージョンは1997年4月から2002年の最終回まで使われました。
      1990年から2002年までには4バージョンのアイキャッチがありました。そのうちアイキャッチについての記事も書こうかと思っています。

      バンブーについて今回改めて調べたところテレビCM由来のヒットと知り、件のCMを見てみました。そうしたら後半にちょっと曲が流れただけで、これでよく認知されて売れたものだと思いました。
      CMの評判が良かったので異常にヒットしたようですが、普通に曲としてもいいし、サンプリングの使い方も効いています。

      ステップスは今回デビューシングルだったので順位はそれなりでしたが、5,6,7,8はステップスのの中でも定番曲になりましたね。今後何度も見かけることになるので楽しみです。

      ワイルドチャイルドは今回の98年版がノーマン・クックのリミックスです。今回のヒットで「ノーマン・クックにリミックス頼んだら売れる」図式が出来上がったのかも知れません。

      アクアは英国でもバカ売れしましたが、アメリカでもヒットしたおかげで1stアルバムが世界的にすごい売れていたようです。日本でも中古CDショップに行けば見かけることが多いかも。

      リアルトは雰囲気やメロディからいっても、日本人受けしそうなバンドだと思います。そういうのを見越してアルバムを日本先行発売にしたのでしょうが、レーベルから切られたりとゴタゴタしていたそうです。更に英国ではブリットポップのブームが終わり、ロックバンドは徐々に終わりを迎えようとしているのでした。

      EDMは終わっている…たぶんEDMイベントでは今でもEDMだろうけども、アメリカのチャート辺りではトラップ多いですね。
      そういえば最近ヒットしているドレイクのToosie SlideのPVを観たら、自宅が豪邸過ぎて生活感が全くなさそうなのが印象的でした。
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