1998年1月16日のオンエア情報です。

自分は大人になっても適当にアニメを観ていますが、マニアって程ではないので声優とか製作陣のことはあまり詳しくないです。
そんな中今年の4月から「リスナーズ」という深夜アニメがやっていまして、これがロック系洋楽ネタを盛り込みまくりなのです。エウレカセブンより盛ってるな…と思ったら監督さんがエウレカと同じ人らしいです。→公式による第一話の音楽ネタ概要(オアシスネタ多し)

作品に対する個人的な感想…
純粋に物語を追いたかったはずなのに、気付けば音楽ネタ探し。自分が何を観たいのか良くわからなくなって来た。

1998年1月14日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
シェールの元夫、ソニー・ボノがスキー事故死
ブリット・アワード、98年度ノミネート出揃う
スリーパー、人生山あり谷あり


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体青文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  January.16.1998 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Queen / No One But You
Queen's first new song in 6 years features Brian May and Roger Taylor sharing lead vocals as a tribute to all those who died too soon.
クィーンの6年ぶりの新曲は、若くして死んでいった人々に捧げられ、ブライアン・メイとロジャー・テイラーがリード・ヴォーカルをシェアーしている。


TOP 20
20  ↓   Sheryl Crow / Tomorrow Never Dies
19  N  Industry Standard / Volume 1 (What You Want What You Need)   PVなし

Industry Standard Clayton Mitchell and Dave Deller and this track has already been featured on numerous dance compilation albums.
インダストリー・スタンダードは、クレイトン・ミッチェルとデイヴ・デラーの2人で、この曲は既にいくつものダンス・コンピレーション・アルバムに含まれている。
UKガラージのアンセム曲となったこちらは、自主製作で96年にリリースされたことから始まりました。Volume 1とは曲名ではなくコンビの第一弾シングルという意味のようで、シングルにはA面Just The Way、BWhat You Wantと2曲入っていて、B面が人気曲になりました。
97年になって再リリースされる際にはB面のWhat You WantがメインのシングルVolume 1がリリースされ、英国シングルチャート34位・ダンスチャート2位になりました。
PVは製作されなかったようです。

18  N  BT / Flaming June

Brian Transeau (a.k.a. BT) is classically trained and was the youngest ever student to enrol in Boston's prestigious Berklee School of Music.
Brian Transeauは、クラッシックの教育を受けていて、ボストンの有名校、バークレー・スクール・オブ・ミュージックの最年少の生徒だった。
アメリカの電子系アーティストBTによるFlaming Juneの再発で、97年夏にもシングルチャートに入っていました。この曲はドイツの有名DJポール・ヴァン・ダイクとの共作で、これ以後もいくつか二人によるコラボ曲を製作しています。
今回の再発ではシングルチャートの順位を若干落としましたがTop20入りを果たし、ダンスチャートは1位を獲得しました。ダンスアンセムとしての強さが伺えます。

17  ↓   Elton John / Something About The Way You Look Tonight... Candle In The Wind 1997
16  N  Vanilla / No Way No Way

This track was originally a 'hit' for Jim Henson's Muppets along with their 'Muppet Show Music Hall' EP back 1977.
この曲は元々、ジム・ヘンソンのマペッツからのヒット曲で、'Muppet Show Music Hall EP' として1977にリリースされた。
バニラはロンドン出身の4人組ガールズグループです。大手レーベルがこぞってガールズグループを擁立する中において、バニラは大手EMIからのグループです。
この曲は「マナマナ」という、よくメディアのBGMとしても使われる1968年の曲が元になっています。更にマペット作品制作者のジム・ヘンソンによるマペットショーのネタとしても有名だそうで、1977年リリースされたシングルは英国で8位になっています。
バニラはこの曲で97年12月にデビューし、シングルチャート14位に入りました。その後TV出演やライヴも重ねていたようですが、歌が上手いわけではなく曲のミックスが良かっただけ…という評価にとどまり、年内にはレーベル契約を失ってしまいました。

15  N  2 Pac / I Wonder If Heaven Got A Ghetto

2 Pac's second posthumous release again sports an ironic yet horribly appropriate title in the same vein as last June's 'Wanted Dead Or Alive'.
2 Pacが逝ってからの、2枚目のリリースのタイトルは、6月に出た前作の 'Wanted Dead Or Alive' 同様、皮肉にも的を得すぎている。
2パックの死後、97年11月に2枚組アルバムR U Still Down? (Remember Me)がリリースされました。このアルバムは新作とB面などの過去作が含まれています。
このリードシングルは93年のシングルKeep Ya Head UpのB面曲だったもので、今回アルバム収録及びシングル化されるにあたりPVが製作されました。
PVはおそらく2パックが亡くなった日以後の視点で描かれていて、よくよく見ると彼を連想されるものが散りばめられています。

14  N  Mase / Feels So Good

On the subject of his success Mase claims "Everything that has happened to me so far is a blessing from God.  I can't take credit for any of it".
Maseは、成功に関する話題について、「これまで、自分に起こったことの全ては神の力で、私のものではない」と語った。
先週回でR&B・ヒップホップの期待株として登場したメイスは、アメリカ・ニューヨーク出身のラッパーです。高校時代は有望なバスケ選手だったそうですが、大学生の時にラッパーを目指します。そしてパフ・ダディのバッド・ボーイ・レコードと契約後、レーベルアーティストのフィーチャリングを何作かこなし、めでたくソロデビューとなりました。
この曲はメイスのデビューシングルで、クール&ザ・ギャングの楽曲Hollywood Swingingのサンプリングが効いています。アメリカでは既にヒット曲になっていて、この時点で100万枚以上売れていたそうです。
97年10月には1stアルバムHarlem Worldをリリースしています。

13  N  Joe / Good Girls

By the time Joe was 16 he was playing in a band at local clubs in Alabama from 9pm to 4am doing cover versions of Bobby Brown!
ジョーが16の時には既に、アラバマのローカル・クラブで、ボビー・ブラウンのカヴァーをしながら9pmから4am まで演奏していた!
アメリカのR&Bシンガー、ジョーの97年9月リリースの2ndアルバム、All That I Amからの4thシングルです。アルバムは1stシングルAll the Things (Your Man Won't Do)が映画に使われた効果もあってヒットし、知名度がとても上がりました。英国ではデビュー時から毎回シングルチャートに入っているので、確かな歌唱力はもちろん、しっとりとした雰囲気も英国と合っているのかも知れません。

12  N  Warren G feat. Sissel / Prince Igor

This first ever rap/opera collaboration brings together US West-Coast rap star Warren G & Norwegian soprano sissel singing Borodin's 'Prince Igor'.
本邦初のラップとオペラの共作は、米西海岸ラップ・スターのウォーレンGと、ノルウェーのソプラノ、シセルを結びつけ、ボロディンの「プリンス・イゴー」を唱う。
これはアメリカのヒップホップと、ヨーロッパのクラシックをコラボさせたThe Rapsody Overture: Hip Hop Meets Classicというコンセプトアルバムからの楽曲です。
異ジャンルを組み合わせるコラボアルバムは映画サントラでたまに見かけますが、このアルバムは映画きっかけではないようです。
こちらはウォーレン・Gとソプラノ歌手シセルが、オペラのプリンス・イゴール、日本語表記では「イーゴリ公」をコラボしています。他にもLLクールJやレッドマンなどが参加しています。
このコンセプトアルバムは2000年に第二弾がリリースされていますが、そちらはヒップホップというよりは民族音楽とのコラボっぽくなっていました。

11  ↓   Teletubbies / Teletubbies Say Eh-Oh!


ON STAGE
Asian Dub Foundation / Naxalite

放送では客なしライヴでしたが、98年度のフジロックフェスからのエイジアン・ダブ・ファウンデーションの映像があったの貼ってみました。夏にはもう来日なんですねー。


NEW RELEASES
Bernard Butler / Stay
This is Butler's debut solo offering following his short lived collaboration with David McAlmont in 1995 and features first ever vocal performance!
デイヴィッド・マカルモントとの、1995年の短期間のコラボレーションに続く、バトラーのソロ・デビューは、彼初のヴォーカルをフィーチャーしている。

Goldie / Temper Temper
This video was banned by British TV stations until a scene portraying Goldie threatening Noel Gallagher with a chainsaw was cut!
この曲のヴィデオは、ゴールディーがノエル・ギャラガーをチェーンソーで威圧しているシーンを取り除くまで、英国TV局から放送禁止となった。

Clock / That's the Way (I Like It)
With four years and 11 Top 40 chart hits behind them, Clock's records have been featured on over 12 million compilation albums worldwide.
4年間に11のトップ40チャート・ヒットを持つクロックのレコードは、世界中で1200万枚のコンピレーション・アルバムにフィーチャーされている。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Sting & The Police / The Very Best Of
19  Roni Size Reprazent / New Forms
18  Oasis / Be Here Now
17  Blur / Blur
16  Janet Jackson / The Velvet Rope
15  Finley Quaye / Maveric A Strike
14  Eternal / Greatest Hits
13  Backstreet Boys / Backstreet's Back
12  The Prodigy / The Fat Of The Land
11  Celine Dion / Let's Talk About Love
10    Lighthouse Family / Postcard From Heaven
  9    Wham! / Best Of
  8    Robbie Williams / Life Thru A Lens
  7    Radiohead / OK Computer
  6    The Lightning Seeds / Like You Do
  5    Natalie Inbulglia / Left Of The Middle
  4    Texas / White On Blonde  (Black Eyed Boy)
  3    Spice Girls / Spiceworld
  2    All Saints / All Saints
  1    The Verve / Urban Hymns  (Lucky Man)


REQUEST
Folk Implosion / Insinuation

フォーク・インプロージョンは元ダイナソーJr・現セバドーのメンバー、ルー・バーロウが中心となってやっている、アメリカのロックバンドです。
サウンドはオルタナティヴロックの派生ジャンル「ローファイ」で、BEAT UKでは96年11月29日回でこのジャンル特集が組まれています。大ヒットするジャンルではありませんがロックにおける影響力はそれなりにあって、ブラーが影響を受けて5thアルバムが出来たり、98年に出るグレアムのソロアルバムはローファイの影響を強く感じます。
このバンドはルー・バーロウとジョン・デイヴィスの二人が、ラリー・クラーク監督作の映画Kidsのサントラ用楽曲群を「フォーク・インプロージョン」という名義で製作したところから始まったようですが、映画の前年にアルバムがリリースされているので同時期に曲をたくさん作っていたのでしょう。その後映画はカルト的ヒット作となりバンドも注目されシングルNatural Oneがヒット、ルー・バーロウのバンド、セバドーのサイドプロジェクトとして活動を続けることになりました。
97年4月には2ndアルバムDare To Be Surprisedがリリースされ、この曲はそこからの2ndシングルです。このアルバムは音楽配信サービスにはありませんでしたがCDを持っているので、久々に聴いてみようかな。


SPECIALIST CHART
TOKYO ALBUM CHART
Enya / Paint The Sky With Stars - THe Best Of  (Only If)
2  Babyface / Face - MTV Unplugged
3  Celine Dion / Let's Talk About Love
4  Sting & The Police / The Very Best Of
5  Janet Jackson / The Velvet Rope


ONES TO WATCH
Rialto / Untouchable
Having just completed a tour of the UK supporting Echobelly this follows Rialto's first UK Top 40 hit 'Monday Morning 5.19'.
エコーベリーの、UKツアーのサポートを終えたばかりのリアルト。初のトップ40入りを果たした 'Monday Morning 5:19' に続くのがこの曲。

Air / Sexy Boy
Air, aka Nicolas Godin and Jean Benoit Dunckel, claim that their music is dreamful and an escape from a chaotic and callous reality.
ニコラス・ゴディンとジャン・ベノア・ダンケルのAirは、彼らの音楽を夢のような、混沌と無情なリアリティーからの逃避、と表現している。

Peach / On My Own

Peach are ex-S'Express and Bomb The Bass mainstay Pascal Gabriel, Londoner and poet Lisa Lamb and ex-Bauhaus member Paul Stratham.
Peachは、元S'Express、およびBomb The Bassのパスカル・ガブリエル、ロンドナーで詩人のリサ・ラム、そして元Bauhausのメンバー、ポール・ステーサムから成る。
ピーチは95年に結成された電子系グループで、ピーチ以前にも音楽キャリア経験のある3人組です。アメリカでは同じ名のアーティストがいたようで、ピーチ・ユニオンという名前で活動しています。
このシングルは元々96年にリリースされたもので、97年にはアメリカのBillboard Hot 100で39位になるそこそこのヒットになり、英国で今回再発となりました。
残念ながら英国ではあまりヒットしなかったようで、このままアメリカで活動するのか…と思いきや98年にはアルバム制作をせずに解散してしまいました。
解散後パスカルとポールは一緒にプロデュース業を行っています。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
High Llamas / Cathouse - Glasgow, UK  3 February /
 Venue - Edinburgh, UK  4 February
Massive Attack / Point Theatre - Dublin, Eire  6 February

SOUTH AMERICA
U2 / River Plate Stadium - Buenos Aires, Argentina  5/6 February
 →5日6日のセットリスト

ASIA
Foo Fighters / Liquid Room - Tokyo, Japan  31 January

Sugar Ray / Bay Hall - Yokohama, Japan  31 January /
 Liquid Room - Tokyo, Japan  1/2 February /
 Diamond Hall - Nagoya, Japan  3 February
Stereolab / Club Quattro - Osaka, Japan  31 January
Ben Harper / Liquid Room - Tokyo, Japan  3/4 February
  →3日4日のセットリスト


FEATURE
BEAT UK'S TOP ALBUM OF 1997

Seeing as everyone else bombards you with their top albums/singles of the year - we thought we'd compile our very own 'Favourite Albums Of 1997' list, brought to you by the entire Beat UK team!
どこをみても、トップ・アルバム/シングル・オブ・ザ・イヤーが溢れている今日この頃。そこで我々も、BEAT UKチーム全員からリストした「フェイヴァリット・アルバム・オブ・1997」をお届けします!

    10  Supergrass / In It For The Money  (Richard III)

1997年4月21日リリース、スーパーグラスの2ndアルバム。全英2位。2018年リマスター版リリース。
日本盤は油絵で描かれたメンバー3人のジャケットイラストでした。
アルバムタイトルで金のためと銘打っていますが、パンキッシュな前作から音楽的な成長を感じる作品になり、ヒットした前作の二番煎じとはなっていない辺りで金ではなく創作への意欲を感じます。PV監督はドム&ニックで、以後も多くのPVやCM制作をしています。ニックはスーパーグラスのドラマー、ダニーの実兄です。

     9  Blur / Blur   (Song 2)

1997年2月10日リリース、ブラーの5thアルバム。全英1位。2012年リマスター盤リリース。
前作までのポップさから離れ、アメリカのインディーロック・ローファイ系に影響を受けた作品です。日本では「ブリットポップは死んだ」と言った後にできたとかでも有名です。Song 2はバンドの代表的楽曲になり、アメリカでもCMに使われるなどしています。

    8  Cornershop / When I Was Born For The 7th Time   (Good Ships)

1997年9月8日リリース、コーナーショップの3rdアルバム。全英17位。
非白人のインド系メンバーによるオリエンタルなロックアルバムで、彼らにしかできないような独自さが評価されています。ここで紹介したジャケット写真は英国版ではなく、日本を含めた一部の海外版です。シングルBrimful of Ashaは98年にノーマン・クック(ファットボーイ・スリム)のリミックス版が改めてリリースされます。

    7  The Charlatans / Tellin' Stories   (North Country Boy)

1997年4月21日リリース、シャーラタンズの5thアルバム。全英1位。2012年リマスター版とアルバムの楽曲を通してライヴで行ったライヴアルバムをリリース。
レコーディング中にキーボードのロブが交通事故死する苦しい状況で製作されたものの、バンドキャリアで最もヒットしたアルバムになりました。
何故か音楽配信サービスではこのアルバムがありません。日本だけ?他のアルバムはあるのに。

    6  Super Furry Animals / Radiator   (Play It Cool) →PVはこちら
1997年8月25日リリース、スーパー・ファーリー・アニマルズの2ndアルバム。全英8位。2017年に20周年記念盤リリース。
日本でも人気があるサイケポップなロックバンド、通称SFA。同郷のイラストレーター、ピート・ファウラーのジャケットが印象的です。シングル群も彼のジャケットイラストでした。

    5  Spiritualized / Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space   (Electricuty)

1997年6月16日リリース、スピリチュアライズド3rdアルバム。全英4位。2009年にリマスター・スペシャルエディションがリリース。邦題は「宇宙遊泳」。
メンバーの大幅交代はあったものの、完成されたアルバムは高く評価されました。シングル群はチャートアクションがいまいちだったので、BEAT UKでは紹介が少なく残念でした。

    4  Roni Size Reprazent / New Forms   (Share The Fall)

1997年6月23日リリース、ロニ・サイズ&レプラゼントのデビュー作。全英8位。2017年にリマスター盤リリース。1997年度マーキュリー・プライズ受賞作。
クラブシーン、ドラムンベース界における記念碑的作品となり、後進に多大な影響を与えます。マーキュリー・プライズが先進的作品を評価する賞だと実感しました。

    3  Radiohead / OK Computer   (Karma Police)

1997年6月16日リリース、レディオヘッドの3rdアルバム。全英1位。2017年にリマスター&コクターズエディション盤リリース。
実験的とさえ言われるサウンドで実質上英国ロックシーンを内省的な方向に導くきっかけとなり、以後世界的なアーティストとして知られるようになります。一方「スカッとするロックが聴きたい」層には向かないかもしれません…

    2  The Prodigy / The Fat Of The Land   (Breathe)

1997年6月30日リリース、プロディジーの3rdアルバム、通称「カニ」。全英・全米1位。2012年リマスター盤リリース。リマスターのジャケット写真はカニが大増殖!
現在のプロディジーの方向性を決定付けた、ロック寄りなダンス・ミクスチャー作品です。日本では「デジタルロック」という独自のカテゴライズもされていました。ダンサーのキースが逆モヒカンになってヴォーカル転向したことでも有名になった世界的ヒットアルバムです。

    1  The Verve / Urban Hymns   (Bittersweet Symphony)

1997年9月29日リリース、ヴァーヴ3rdアルバム。12週連続全英1位。2017年リマスター&コレクターエディションリリース。
アルバム制作のため再結成し完成したアルバムは世界的ヒットとなり、英国内だけでも300万以上のセールスに。リードシングルとなったBittersweet Symphonyは無断サンプリングが発覚し楽曲に伴う権利を失うものの、2019年に権利が戻りました。なおバンドは98年に解散し、これがラストアルバムとなります。

Also voted...
その他投票されたアルバム

Alpha / Come From Heaven
Beach Boys / Pet Sounds Sessions
Ben Folds Five / Whatever And Ever...Amen
Ben Harper / Will To Live
Beth Orton / Trailer Park
Bjork / Homogenic
The Chemical Brothers / Dig Your Own Hole
David Bowie / The Best Of 69-74
The Divine Comedy / Casanova
Eels / Beautiful Freak
Finley Quaye / Maverick A Strike
Hot Chocolate / Greatest Hits
Lisa Stansfield / Lisa Stansfield
Metallica / Reload
Mick Head Presents The Strands / The Magical World of The Strands
Mogwai / Mogwai Young Team
Natalie Imbruglia / Left Of The Middle
No Doubt / Tragic Kingdom
Oasis / Be Here Now
Ocean Colour Scene / Marchin Already
The Pastels / Illumination
Pat Metheny Group / Imaginary Day
Pavement / Brighten The Corners
Portishead / Portishead
Primal Scream / Vanishing Point
Seahorses / Do It Yourself
Shola Ama / Much Love
Spice Girls / Spiceworld
Stereolab / Dots And Loops
Sting/The Police / The Very Best Of
Summercamp / Pure Juice
SWV / Release Some Tension
Symposium / One Day At A Time
Teenage Fanclub / Songs From Northern Britain
Texas / White On Blonde
Wu-Tang Clan / Wu Tang Forever
Yo La Tengo / I Can Hear The World Beating As One

名前が挙がった一覧を見ると、番組製作陣はオルタナティヴロック・ブリットポップ志向が強そうな感じがします。
もっとポップス志向ならばジャネット・ジャクソンのイメージを変え成功したThe Velvet Ropeが挙げられるでしょうか。また今後映画「タイタニック」のヒット効果でセリーヌ・ディオンのLet's Talk About Loveがロングセラーアルバムになってゆきます。
個人的には他にマンサンのAttack Of The Grey Lantern、バックストリート・ボーイズのBackstreet's Backも印象深いです。マンサンは96年中にシングルが結構出ていて、97年後半はおとなしかったので忘れられちゃったかな?


WEBSITE OF THE WEEK
BUK1月号
テレタビーズ公式(1998年2月当時)
画像が表示されないのであまり楽しめないかもです。


TOP 10
10 ↓   Boyzone / Baby Can I Hold You?
 9  N  Allure / All Cried Out

Already a hit in the States, Allure were once the backing band for Mariah Carey who actually produced this single for them!
これをプロデュースしているマライア・キャリーのバックを務めていたアルーア。この曲は、アメリカでは既にヒット曲となっている。
アルーアはアメリカ・ニューヨークをベースに活動するR&B系女性4人組で、現在は3人組になりましたがまだ活動している息の長いグループです。
マライア・キャリーのレーベルCrave Recordsからデビューし、97年5月にはグループ名を冠した1stアルバムをリリースしています。この3rdシングルはBillboaed Hot 100で4位になるヒットソングとなり、英国シングルチャートでは12位になっています。
残念ながらマライア・キャリーのレーベルは98年2月にはなくなってしまうので、その後グループはMCRと契約することになります。

 8  ↓   Natalie Imbruglia / Torn
 7  ↓   Robbie Williams / Angels
 6  ↓   Janet Jackson / Together Again
 5  N  Lighthouse Family / High

Due for release before Christmas but held back so it would chart higher in traditionally quiet New Year period, 'High' is now the 2nd most successful single.
クリスマス前のリリース予定を延期し、通常大人しくなるニュー・イヤー・チャートで上位を狙ったこの曲は、彼らの2番目に成功したシングルとなった。
英国のポップソウルデュオ、ライトハウス・ファミリーの97年10月リリースの2ndアルバム、Postcards from Heavenからの2ndシングルです。
彼らの最もヒットした曲はLiftedですがこの曲はそれに次ぐヒットとなり、英国で4位、オーストラリアでは1位を獲得しています。
このデュオは歌い上げる系のソウルサウンドではなく、軽めでさっぱりした感じなので印象が薄そうにも思えますが英国ではかなりの人気があり、アルバムが長くチャートに入っていました。
2003年に活動休止していましたが2010年に復活し、2019年には久々にアルバムをリリースしています。

 4  ↓   Spice Girls / Too Much

チャートは下がった表記になっていますが、おそらく年末年始も集計は行われていたのでしょう。スパイス・ガールズの97年度クリスマスソングです。
この曲は2ndアルバムSpiceworldからの2ndシングルで、英国シングルチャートではクリスマス週に1位となり、96年度の2Become1の1位と合わせ2年連続のクリスマスNo.1となっています。

 3     All Saints / Never Ever
 2  N  Space / Avenging Angels

Scousers Space begin the New Year releasing their biggest hit single to date which also heralds the release of their second album 'The Planet'.
リヴァプールのスペースは、2枚目のアルバム 'Tin Planet' を前にしたこのシングルが、彼らのキャリア中最高のヒットで新年を向かえた。
英国・リバプールのバンド、スペースの新曲です。スペースらしい癖のあるメロディーセンスは相変わらずです。
この曲は今回2位という好位置につけましたが、英国シングルチャートでは6位でした。それでもこの時点でバンドキャリアの中では最高位を獲得し、3月にリリースされる2ndアルバムへの期待が高まります。
テロップでScousers Spaceなんて書かれていますが、Scouse(スカウス)というのはリバプール周辺の方言で、鼻にかかった発音が特徴だそうです。スペースは方言を出して歌っているそうなのでスカウサーと呼ばれるのでしょう。


ON STAGE
Kylie Minogue / Confide In Me
カイリー・ミノーグの客なしステージです。同じ映像は発見できませんでした。


NO.1
                 Various Artists / Perfect Day

返り咲きの1位です。



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Overture-Hip hop meets classic
Rapsody
Import
2000-01-01


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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. BEATUK
    • 2020年05月21日 20:54
    • 今週もお疲れ様です。

      インダストリー・スタンダード
      時代を感じさせる単語のバンド名ですね。デジタルロックの時代です。

      ブライアン・トランソー
      ポールとの共作とのことですが、本人はアメリカ人いうことで
      どこか欧州向けのようでそうでないような音になっていると思いました。

      バニラ
      マナマナ〜は強力だと思います。が、もう一味何かがあると特大一発の可能性は秘めていたような気もします。アセレヘ〜のような。解説は笑えました。

      2パック
      先日、映画「ストレイトアウタコンプトン」(ドレ関連)を観ました。
      シュグナイト氏は最近どうしているのだろう思って調べたらすごいとこになっていました。

      ピーチ
      な、懐かしい。。元ボムザベーズ関連のグループでしたか。

      シャーラタンズ
      このボーカルの人を見るとなぜかエレファントカシマシの人を思い出します。
      全然似てないんですがなぜでしょう。

      レディオヘッド
      アルバムは完成度は激高いと思います。
      普通のギターバンドとして出てきて、2ndで良メロ歌作りの才能を発揮したと思ったら、3rdでこの頂点でした。CDの解説はイエローモンキーの人でした。
      99年(中3)にレンタルしたのが初だと記憶していますが、当時はこのアルバムの凄さはわからなかったです。

      プロディジー
      うーむ、このアルバムは飽きないですね。
      ロックとダンスの融合。デジタルロック。
      当時、彼らがそんなことをしてたのでUKロック好き少年がダンスミュージックも好きになってしまったのです。

      スペース
      えー、このバンドってこんなに売れる人達だったんですね。
      ビートUKでライブのコーナーなどに良く出ていましたがよくわからずスルーしてました。


    • 2. びぞ
    • 2020年05月22日 22:10
    • コメントありがとうございます。

      シュグ・ナイトの動向、自分もチラッと見ましたがなかなかデンジャラスですね。あと決別したはずのドレーとずーっと裁判やってたのですね。

      レディオベッドはOK Computer、Kid Aのアルバムの完成度具合は確かに素晴らしいです。当時はKid A辺りからはもう付いていけない…とか思っていました。
      実際今でも2ndのThe Bendsが一番好きという人もいますし、好みの別れるバンドの筆頭に上がると思います。

      シャーラタンズのヴォーカル、ティム・バージェスというと自分はケミカル・ブラザーズの「Life Is Sweet」を思い出します。ゲストヴォーカルとして参加しているのですが、そのきっかけがケミカルズがレジデントDJやって有名にした、ヘブンリー・サンデー・ソーシャルに通っていたからだそうです。
      ケミカルズは他アーティストとたくさんコラボしていますが、このイベント絡みのコネから様々な楽曲群が出来たと思うと感慨深いです。
      エレカシの宮本さんとティムは年齢近いと思います(調べたら1歳違いでした)。似てるかはわからないけど、ティムは結構フレンドリーなタイプのようで、他アーティストとの仕事が多い人です。

      プロディジーのカニは名盤です。初期作品群も好きです。最近のも大好きです。初期から見てるとクラブシーンとの分かれ目は、ロックフェスに呼ばれるようになってからライヴバンド仕様になっていったのかな、と思います。
      初来日会場は今はなき大型ディスコ、ジュリアナ東京だったのでした。

      スペースは1stアルバムのSpiderからのシングル群が軒並みTop20圏内に入っていて、ブリットポップ後期のバンドとしては結構人気がありました。新曲ってことで期待上げもあったでしょう。
    • 3. BEATUK
    • 2020年05月25日 20:29
    • こんばんは。
      突然ですが、3つのイヤホンをカニ盤でレビューしたいと思います。
      どうぞお付き合いいただければと思います。

      ボーズ(サウンドスポーツワイヤレスヘッドフォン)
      定価20000円

      一言で言うと「最高」なんです。
      このイヤホンの音質を表現するなら「全体的に上質」です。
      低音は出ますし、中高音(カニにはあまりないですが)もやっぱり
      出ます。
      普通に流して聴いてる分には多分、最高です。
      アルバム名の「ファット」というキーワードを初めて認識しました。
      それくらいブリブリ、ボワボワできます。
      でも、なにか感覚が違うという印象に襲われました。
      なんて言うんでしょうか、こんなクリーミーで上質な感じが本当にプロディジーの音なんですか?と。
      確かにカニはサウンド面(特に低音)がかなり成長していて、
      ビートはティンバランドが持ってくるような分厚くもクリーミーな音でお金かかってる感じするんです。
      ただ、時代が97年なので、もうちょっと音はチープな感じなのではと感じてしまいます。
      このイヤホンは、星5つでお願いします。

      ビーツ(ユアビーツ3)定価7000円

      このイヤホンで聞くカニもかなり良いです。
      全体的な音はボーズほど上質ではないです。
      低音は出ますし、中高音もそれなりです。
      ボーズと比べるとこちらの方が聞いていて不自然ではないです。
      97年の最先端(それは今の時代と比べると良い意味ででチープ)を感じる気がします。
      このイヤホンは、星4つでお願いします。
    • 4. BEATUK
    • 2020年05月25日 20:30
    • オーディオテクニカ(ATH-CKR3・カナル型)定価2000円・歴3年

      やっぱりなんやかんやで満足している品だけあると思いました。
      やはり上記製品と比べてしまうと音質は良くはないですが、
      低音は満足に出てます。ただ、中高音はスコスコ感があると思います。
      この程度のような気もします。気軽に聞くレベルの音楽って。
      一つだけ言えるのは、ボーズの後にこのイヤホンで聞くとかなり世界は違うという
      感覚に陥ってしまうということです。
      このイヤホンは、星3つでお願いします。

      総括
      なんやかんや言いつつもボーズが1位となってしまいました。
      うーむ、どうしたものでしょう。
      自分で納得しているようなしていないような。。
      結論はまだ出ないです。
    • 5. びぞ
    • 2020年05月27日 22:52
    • イヤホンレビュー、大変興味深く読ませていただきました。
      コメントを頂いてから改めてイヤホンを色々見てみたのですが、自分が普段何を聴くのか、というのも重要だと気付きました。
      ブリブリの電子音なのか、繊細な楽器なのか、ヴォーカル重視なのか。
      もう片っ端から試聴してみたいですね!

      あと超高級機のレビュー群は専門用語だらけなうえレビュアーにとっても慇懃無礼な方がいたりと、ちょっとした魔窟でした。
      それからコードレス・左右分離型の写真で「充電器から稲妻が出てる」のはチープな中華製品なのでやめとけ、なんて話もありました。
    • 6. BEATUK
    • 2020年05月28日 00:22
    • ありがとうございます。
      おっしゃる通りで主に聴くジャンルに合わせて機器は選ぶべきなのかと感じます。
      こちらはやはりUKポップスしか聞かないので、ボーズ製品はちょっとオーバースペック
      だなと思いました。オーケストラ、生演奏などが主体の趣味の人にはこれで間違いないと思います。
      テレビゲームのファイナルファンタジー7や8のサントラがipodにはあります。
      まだちらっと聞く限りではありますが、やはりかなり映えると思います。こちらは2000円のとは大違いになります。
      あと、気になるのは聴く手間の問題です。
      ボーズは充電したりイヤホンの装着感などに一手間かかります。どこか段取りつけなければないらない感じで手軽ではなくなってます。
      ビーツの方もあれはあれで満足なのですが、コードがきしめんのようになっていてかえってごわついた感じ(頬に触れたり)も気になったりもします。

      高級機器のレビューの方々のようにマニアで一音一音シビアに感じたい人も中にはいて、
      専門分野なのでハマるともうきりがない事態になるのも事実だと思います。
      私は音楽は暇つぶしだったり、自転車に乗って運動の時に高揚感を感じたいがために聞く程度のレベルなので、
      高級品は必要ないのかなんて感じはします。
      なんやかんやでボーズの「有線」イヤホンに落ち着きそうな気もしますけど、手軽さや消耗品としてのリスクを考えると2000円のでいいやあみたいな心境が今のところですね。
      でも、ボーズイヤホンでのカニはちょっと体感するべき質ではあるのは事実です。
      イヤホンは実はコロナ給付金(未着)で奮発してしまった次第です。
      ちなみにボーズはメルカリ1万円の中古品です。(充電関係で誤認識があったため新品は見送り)
      ボーズ、ビーツに限らずソニーなどもあるそうなので、びぞさんもこの際いかがでしょうか。^^笑
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