1997年12月26日のオンエア情報です。

チャート情報は前回記事にしましたが、今回は番組の放送情報です。
年末総括回は毎年恒例の1位紹介と特集コーナーです。
97年度は1位が短期間で変わることが多かったため楽曲紹介数が多く、特集コーナーが少なかったです。

個人的に当時認識してなかったけど、今聴いたら良かった1997年の曲はこれです。

Blue Boy / Remember Me

良かった、というか脳内で無限ループするのです。♪ゲンゲゲゲン…って始まったら、頭の中はこの曲に支配されてしまいます。(個人的感想です)


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
今回は公式サイトに解説がありませんでしたので、日本語黒字の説明部分のうち独自翻訳部分は青色斜体文字、普通の部分は筆者の感想として表記しています。

今週は年末特番の為通常の情報は放送されませんでした。
公式サイトにあったチャート情報は別記事にて紹介しています。


BEAT UK  December.26.1997 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING (NUMBER 1 SINGLES OF 1997 JAN-FEB)
Tori Amos / Professional Widow (It's Got To Be Big)  (1月17日、24日)

Tori clasted in the UK charts with New Yorker Armand Van Helden's reworking of her most controversial single from her "Boys For Pele" LP.
トーリはニューヨーカーのDJアーマンド・ヴァン・ヘルデンが彼女のアルバム「ボーイズ・フォー・ペレイ〜炎の女神〜」から最も物議を呼んだシングルをリメイクしたことで、全英チャートを賑わせました。
オープニングに何の説明もなく始まった番組でしたが、放送を見進めるとBEAT UKで1位になった曲特集が既に始まっているようでした。
1997年のチャート初週は、トーリ・エイモスのProfessional Widowのクラブミックス版が1位になりました。この曲は全英シングルチャートでも1位になっています。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 JAN-FEB
1997年度の1~2月に1位になった曲です。
White Town / Your Woman  (1月31日)

The man behind this surprise no.1 entry, Indian born Jyoti Mishra recorded this lo-fi classic at home playing all the instrumentals by himself!
驚きのNo.1の背後にいる男、インド出身のジョティ・ミシュラはこのクラシックなローファイを宅録し、全ての楽曲において楽器を一人で担当しています!
大きな一発屋になったホワイト・タウンですが、流行に乗ったビッグビート路線に移行すれば二発目があったかもしれません。この一人プロジェクトは2020年現在でもまだ活動していて、2019年にはアルバムリリースがありました。

Blur / Beetlebum  (2月7日)

Blur's return to the singles charts coincided with their return to the live circuit, taking in smaller venues for more "intimacy"!
ブラーのシングルチャートへの復帰は、ライヴツアーへの復帰と同時に行われ、より「親密さ」を求めて小さな会場で行っています!
96年度はマスコミを避けるようにレコーディングを進め「ブリットポップは死んだ」とか言っていたらしいですが、メディアの前では否定していたブラー。アメリカのオルタナティヴロックに接近しポップさは薄れましたが、評価は高いアルバムでした。

LL Cool J / Ain't Nobody  (2月14日)

Hip hop legend 'Ladies Love Cool James' achieved his first ever UK no.1 with this cover of Chaka Khan's 1984 top ten hit.
ヒップホップ界のレジェンド、'Ladies Love Cool James'ことLL Cool Jは、チャカ・カーンの1984年のトップ10ヒットのカバーで初の全英1位を獲得しました。
ヒップホップの中では軟派なイメージを持つLL Cool J。こちらの曲はチャカ・カーンの名曲カバーで、アニメ映画「ビーバス&バットヘッド」のテーマソングとして使用されました。


ON STAGE Festivals '97
こちらでは1997年に行われた夏フェスからのステージを特集しています。

Belfort, France
1997年7月4日~6日にフランスのベルフォートで行われたユーロケネス '97からのステージです。
このフェスは現在でも行われていますが、2020年度は昨今の状況から中止が決定しています。

Radiohead / Lucky

レディオヘッドは初日の登場でした。

Neneh Cherry / Manchild
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ネナ・チェリーは二日目の登場です。動画は見つかりませんでした。

Supergrass / Richard III

スーパーグラスは初日の登場でした。他にはスマッシング・パンプキンズ、ケミカル・ブラザーズ、ステレオフォニックス等も出演しています。


Phoenix, UK
1997年7月17日~20日にかけて行われた、BEAT UKでは毎年カメラが入っているフェニックス・フェスティバルです。残念ながら1997年度が最後の開催になってしまいました。

Faith No More / Midlife Crisis

フェイス・ノー・モアは最終日の登場でした。

Skunk Anansie / I Can Dream
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スカンク・アナンシーは初日の登場でした。ヴォーカルのスキンがアグレッシブにステージを動き回るので、ブレブレになってしまいました。

Jamiroquai / Alright

3日目のヘッドライナーだったジャミロクワイのステージです。他にはブラック・グレープ、シャーラタンズ、デヴィッド・ボウイが各日ヘッドライナーを務めました。


Reading, UK
1997年8月22日~24日に行われたヨーロッパを代表する最古級フェス、レディング・フェスティバルです。こちらもよくBEAT UKのカメラが入ります。

James / Laid
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ジェイムスは初日の登場でした。ヴォーカルのティム・ブースはアメリカツアー中に首を負傷してしまい、まだコルセットが取れていません。この時はバンドメンバー全員金属色の服を着ていました。

Cast / Sandstorm
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キャストは初日の登場で、ジェイムスのすぐ後のステージでした。観客も歌っています。

Metallica / Enter Sandman

最終日の大トリだったメタリカ。1日目はスウェード、2日目はマニック・ストリート・プリーチャーズがヘッドライナーを務めました。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 FEB-MAR
U2 / Discotheque  (2月21日)

U2 continues to astound the critics in '97 with their amazing world wide 'Pop Mart' tour and the release of their number one album "Pop".
U2は97年も驚異的な世界規模な「ポップマート」ツアーとNo.1アルバム「ポップ」のリリースにより、評論家を驚かせています。
U2のアルバムPopからの先行シングルです。96年末にはスーパーマーケットの下着売り場の横ででプロモーションをし、3月にアルバムリリースされ、4月からは大規模なワールドツアーに入りました。

No Doubt / Don't Speak  (2月28日、3月7日)

Gwen Stefani and her ska influenced band stayed at the top spot for 2 weeks with with the biggest single from their LP "Tragic Kingdom".
グウェン・ステファニーと彼女のスカの影響を受けたバンドは、アルバム「トラジック・キングダム」からの最高位シングルと共に2週トップにとどまりました。
アメリカのロックバンド、ノー・ダウトの3rdアルバムTragic Kingdomからのシングルで、世界的なヒットになった楽曲です。3rdアルバムは大ヒットし名盤となりましたが、製作の裏ではレーベルとの争いやグウェンとベーシストのトニーとの破局など色々ありました。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 MAR
Sash! / Encore Un Fois  (3月14日)

Sash's follow up to this the biggest selling dance single of '97, "Ecuador" failed to reach the dizzy heights it's predecessor gained.
サッシュ!の97年に最も売れたシングルEcuadorの次作は、前作のような目もくらむようなチャートに登ることが出来ませんでした。
ドイツ人DJプロデューサー、サッシュ!の大ヒットシングルで1位(英国公式では2位)になりましたが、最も売れたのはこの次のシングルEcuadorです。しかしながら公式チャートではこのシングル以降年をまたいでもしばらくはTop3入りが続くので、悲観する必要はないレベルの売れっ子と言えます。

Spice Girls / Who Do You Think You Are?  (3月21日、30日)

The fivesome achieved the biggest feat of their career with this their fourth consecutive single reaching number one in the UK charts!
5人組は、4枚のシングルで連続全英チャート1位を獲得し、キャリア最大の快挙を成し遂げました!
何出しても1位を獲得するスーパーグループとなったスパイス・ガールズ。この曲は1stアルバムから最後のシングルカットとなった両A面シングルで、もう一曲はMamaです。


TOP 20 ALBUMS OF 1997
トップ20と銘打っていましたが、放送されたのはこちらの5枚でした。
      Texas / White On Blonde  (Say What You Want)
      Fun Lovin' Criminals / Come Find Yourself  (Scooby Snacks)
      The Prodigy / The Fat Of The Land  (Smack My Bitch Up)
      Radiohead / OK Computer  (Paranoid Android)
No.1     The Verve / Urban Hymns  (The Drugs Don't Work)
1位はヴァーヴのアーバン・ヒムズとなっていました。他のアルバムは順位が付いていなかったので、20位以内のどこかかもしれません。
ファン・ラヴィン・クリミナルズのアルバムは96年2月にリリースされたロングセラー作品でした。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 APRIL
R Kelly / I Believe I Can Fly  (4月4日)

R Kelly wrote & produced this single featured on the soundtrack to the movie "Space Jam" starring basketball champ Michael Jordan.
バスケットボールの王者マイケル・ジョーダン主演の映画「スペース・ジャム」のサウンドトラックに収録されているこのシングルは、Rケリーが作詞とプロデュースをしています。
この曲も収録されているアニメと実写を融合させた映画「スペース・ジャム」はヒット映画となり、サントラはR・ケリーの他クーリオ、ディアンジェロ、シールなどのR&B系アーティストを集めたヒットアルバムとなりました。

The Chemical Brothers / Block Rockin' Beats  (4月11日)

Tom and Ed reached the number one position for just one week after sampling 'old skool' hip hop maestro Schoolly D.
トムとエドはヒップホップ・マエストロ、スクーリー・Dをサンプリングした後、わずか1週間でNo.1の座を獲得しました。
ビッグ・ビートのムーブメントを作り上げたケミカル・ブラザーズ。2ndアルバムリリース直前に出た先行2ndシングルは1位となり、グループの凄い勢いを感じさせられます。アルバムもヒットしました。

Supergrass / Richard III  (4月18日)

The trio from Oxford blasted into the No.1 spot with their first from their long awaited second album "In It For The Money".
オックスフォード出身のトリオは待望の2ndアルバム、In It For The Moneyからの先行1stシングルで1位に躍り出ました。
96年にはあまり動静が伝わらずやきもきさせられましたが、2ndアルバムリリース直前になってこの2nd先行シングルがいきなり1位になりました。公式チャートでは2位でしたが、ファンも期待していたのでしょう。アルバムは前作からサウンド面で成長していることが伺えました。

Blur / Song 2  (4月25日)

The Colchester foursome's second visit to the UK top spot was also taken from their self titled UK number one album.
コルチェスターの4人組による2度目のトップの座への到達は、彼らのセルフタイトルを付けたNo.1アルバムからのものです。
公式シングルチャートでは2位止まりとなりましたが、アメリカでもCMに使われるくらいヒットしました。セルフタイトルとなった5thアルバムからの2ndシングルで、おそらくブラーの楽曲の中では最も有名なので曲名を忘れても「ウーフゥ!」って言えばわかってもらえるでしょう。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 MAY-JUNE
Robbie Williams / Old Before I Die  (5月6日)

The charismatic Robbie has had an eventful year and celebrated his number one position with this second single from his "Life Thru A Lens" LP.
カリスマ的存在のロビーは波乱に富んだ年を過ごし、彼のアルバムLife Thru A Lensからのこの2ndシングルでNo.1の座を祝いました。
こちらも公式チャートでは2位止まりでした。元テイク・ザットのゲイリーとは度々シングル対決姿勢となり、この時点ではゲイリーに連敗中です。しかしBEAT UKというかヴァージンメガストアでは毎回ロビーの方がチャート上位につけていたのでした。

The Cardigans / Lovefool (remix)  (5月11日)
Originally taken from the "First Band On The Moon" LP, this re-release was given a whole new sound with this additional Todd Terry make-over.
元々はアルバムFirst Band On The Moonに収録されていたものを、トッド・テリーの手を加え全く新しいサウンドで再リリースしました。
スウェーデンのバンド、カーディガンズが世界的な知名度になったのはこの曲が映画「ロミオ&ジュリエット」で使われヒットしたのがきっかけでした。日本では90年代に渋谷系音楽のブームがあり、それに合致したサウンドで早くから紹介されていました。

The Seahorses / Love Is The Law  (5月16日)

The debut single from the recent musical venture of ex-Stone Roses member John Squire, predictably entered straight into the top spot!
元ストーン・ローゼズのメンバー、ジョン・スクワイアによる最新音楽活動からのデビューシングルは、予想通りストレート・No.1!
96年にストーン・ローゼズが解散したことはショックでしたが、元メンバー達は次の道を歩み始めました。ベースのマニはプライマル・スクリームに加入し、ジョン・スクワイアはこの新バンドを組みます。シーホーセズはストーン・ローゼズの後継バンドと見なされ、デビューシングルがリリースされるとすぐに1位を獲得しました。(英国公式では3位)

Olive / You're Not Alone  (5月23日、30日)

Olive are the brain child of Tim Kellett, formerly of Simply Red but unfortunately could not match this Springtime success with later releases...
オリーブは元シンプリー・レッドのブレインだっティム・ケレットでしたが、残念ながらこの春のヒットを後につなげることができませんでした…
初出は96年で、97年にリリースされたリミックス版が公式共に1位になりました。確かにこの後ヒットが続きませんでしたが、以後に何度もカバーされる楽曲になっています。

Eternal feat. Bebe Winans / I Wanna Be The Only One  (6月6日)

Britain's premier female R&B group also completed a spectacular tour of the UK and released the platinum selling album "Before The Rain" in 1997.
英国を代表する女性R&Bグループは大規模な英国ツアーを終え、1997年にはプラチナ認定となったアルバムBefore The Rainをリリースしました。
英国の女性R&Bグループ、エターナルは3月に3rdアルバム、10月には初のベストアルバムをリリース。大規模な英国ツアーを行うなど絶頂期を迎えていました。

Hanson / Mmmbop  (6月13日、20日、27日)

Teenage trio Isaac, Zac and Taylor's "Mmmbop" became the first debut release to simultaneously top the UK and US singles chart ever!
10代トリオアイザック、ザック、テイラーのMmmbopは、史上初のUK・USチャート同時1位デビューとなりました!
メジャーデビューシングルとなったアメリカのポップロックバンド、ハンソンのMmmbopは世界的大ヒットとなり、時代を象徴する楽曲になりました。メンバー3兄弟の若さも話題となり、日本でもヒットしました。


FEATURE
SPICE GIRLS

このコーナーでは、97年11月28日回で放送されたスパイス・ガールズのイスタンブール公演の模様を紹介していました。放送内容は11月28日と同じです。

Spice Girls / IF U Can't Dance
Spice Girls / 2 Become 1
Spice Girls / Say You'll Be There


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 JULY
Puff Daddy and Faith Evans / I'll Be Missing You  (7月4日、11日、18日、8月8日、15日)

Puff Daddy based this dedication to friend and colleague Biggie Smalls, around the Police's number one hit "Every Breath You Take".
パフ・ダディは友人であり仲間であるビギー・スモールズに、ポリスのNo.1ヒット曲であるEvery Breath You Takeから拝借したこの曲を捧げました。
東海岸のヒップホップレーベル、バッド・ボーイ・レコードの経営者パフ・ダディによる、97年に亡くなったノトーリアスB.I.G.への哀悼歌です。ポリスの楽曲「見つめていたい」を大胆に使いました。

Oasis / D'you Know What I Mean?  (7月25日、8月1日)

With both Gallagher brothers marrying this year the band also had two albums in the UK charts concurrently: "Morning Glory" & "Be Here Now".
ギャラガー兄弟が今年(1997年)結婚し、バンドは2枚のアルバムを全英チャートに送り込みました。(What's The Story) Morning GloryとBe Here Nowです。
オアシスの待望の3rdアルバム、ビィ・ヒア・ナウの先行1stシングルとしてリリースされた楽曲です。先のアルバムのみならず、1stアルバムまでもがチャートに顔を出しました。作風は若干重くなりましたが、アルバム・シングル共にヒットを飛ばしました。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 AUG-SEPT
Will Smith / Men In Black  (8月22日)

Will released "Men In Black" after the release of the Hollywood movie of the same name, but only peaked in the UK singles charts for one week.
ウィルは同名のハリウッド映画の公開後に「メン・イン・ブラック」をリリースしましたが、全英シングルチャートでは1週のみの1位にとどまりました。
ウィル・スミスとトミーリー・ジョーンズ主演の映画「メン・イン・ブラック」の主題歌です。ウィル・スミスはフレッシュ・プリンス名義のグループである、DJジャジー・ジェフ&フレッシュ・プリンスの93年の楽曲Boom! Shake The Roomでも1位になっています。

Chumbawamba / Tubthumping  (8月29日、9月5日、12日)

Lead female vocalist Alice Nutter said that they celebrated their achievement in the UK charts in Paris drinking bottles of champagne!
女性リードヴォーカルのアリス・ナッターは、パリでシャンパンのボトルを飲みながらUKチャートでの快挙を祝ったそうです。
80年代から活動を続けるアナーキーな作風のロックバンド、チャンバワンバの大ヒットソングです。単なる酒飲みソングではなく政治色薄めな労働者階級賛歌で、アメリカでもヒットしました。

Elton John / Candle In The Wind 1997  (9月26日、10月3日、10日、17日、24日)

Songwriting pal Bernie Taupin re-wrote the lyrics in memory of Diana, Princess of Wales helping it to become the biggest selling single of all time!
作詞家のバーニー・トーピンがダイアナ妃を偲び歌詞を書き換え、今までで一番売れたシングルになりました!
エルトン・ジョンのニューアルバムThe Big Pictureから、Something About the Way You Look Tonightとの両A面シングルとしてリリースされました。Candle In The Winは元々マリリン・モンローへの哀悼歌でしたが、音楽パートナーであるバーニー・トーピンが歌詞を直しました。BEAT UKでこの曲が流れる際には本人の演奏ではなく、人々が悲しみ花を手向ける姿が流されました。このシングルは世界で2番目に売れたものになり、収益はダイアナ妃が設立した団体に寄付されました。


REQUEST
The Stone Roses / Love Spreads
こちらはチャートデータ記事の方に映像と感想を記載しています。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 OCT-NOV
Spice Girls / Spice Up Your Life  (10月31日)

1997 saw The Spice Girls release their second album "Spice World", and their film of the same name is due out in mid-December.
1997年にスパイス・ガールズは2ndアルバム「スパイス・ワールド」をリリースし、同名の映画が12月中旬に公開される予定です。
世界のトップガールズグループとなったスパイス・ガールズの2ndアルバム「スパイス・ワールド」からの先行シングルです。凝ったサイバー的なPVで力が入っています。

Aqua / Barbie Girl  (11月7日)

The surprise hit of the year was delayed in the UK due to complications with Mattel and the use of the Barbie name in the UK.
この年のサプライズヒットは、マテル社との兼ね合いや、イギリスでのバービーの名前の使用などの理由で、イギリスでの発売が遅れていました。
デンマークのユーロダンスグループ、アクアの世界的ヒットとなったシングルです。ヨーロッパでは既に人気が出ていましたが、この曲でアメリカでもヒットし、9月にリリースされた1stアルバムも世界で大ヒットしました。

Natalie Imbruglia / Torn  (11月14日、21日)

Natalie became the latest in a long line of soap stars to enter the UK charts but the first female artist since Kylie Minogue!
ナタリーはメロドラマ女優を経て英国チャートに登場しましたが、オーストラリア出身の女性アーティストとしてはカイリー・ミノーグ以来の快挙となりました!
オーストラリアの女優出身で、英国デビューシングル1位というところもカイリー・ミノーグと同じ経歴なナタリー・インブルーリアです。この曲はオリジナルではなく、Ednaswapというアメリカのバンドのカバー曲です。


NUMBER 1 SINGLES OF 1997 OCT-NOV
All Saints / Never Ever  (11月28日)

Those Spice Girls should be wary of the latest girl band All Saints who plan world domination after toppling their rivals!
スパイス・ガールズは、ライバルを倒して世界制覇を目指している最新ガールズグループ、オール・セインツに警戒する必要があります!
スパイス・ガールズの次に続く、ロンドンレコード擁するガールズグループであるオール・セインツが1位を獲得しました。アメリカではシングル4位となり、これからが期待されます。

Various Artists / Perfect Day  (12月5日、12日)

This single released in aid of the UK charity "Children In Need" features 29 artists who all donated their recordings for free.
英国の慈善団体 "Children In Need "を支援するためにリリースされたこのシングルには、29組のアーティストが参加しており、全てのアーティストのレコーディングを無料で寄付したことを特徴としています。
BBCによるチャリティーシングルとして、ルー・リードの名曲「パーフェクト・デイ」をたくさんのアーティストがリレーで歌う楽曲です。PVはクリスマスバージョンとしてBBCが製作したものになっています。実際のシングルには男性バージョンと女性バージョンの楽曲が収録されています。


FEATURE Look back at '97
このコーナーでは1997年に注目された楽曲PVと共に、音楽ニュースを振り返ります。

Michael Jackson / Ghosts

In february Michael Jackson's wife birth to their son Prince, whose name was chosen in honour of Michael's grandfather & great-grandfather.
2月にマイケル・ジャクソンの妻が、彼らの息子を出産。マイケルの祖父&曾祖父に敬意を表して選ばれた息子の名は「プリンス」となりました。
この子供についてはマイケルは遺伝子上の親ではない、と言われていますが、母親と結婚したことで法的には親になっています。この後更に二人子をもうけますが、みんなマイケルと似ていないので闇が深そうです。

Oasis / Stand By Me

Noel & Meg finally wed at a Las Vegas ceremony while Liam & Patsy tied the knot in London.
リアムとパッツィがロンドンで結婚している間に、ノエルとメグはついにラスベガスで挙式しました。
英国の若手トップスターバンドということもあって、結婚ネタはマスコミが追いかける騒ぎとなりました。特にリアムとパッツイ・ケンジットはどうにかしてマスコミを避けて結婚届を出すか苦慮していたことが…報じられていました。(どうやっても追いかけまくられてる)

Cast / Guiding Star

Former La's member John Power also wed in August & soon followed with a bouncing baby girl!
元ラーズのメンバーだったジョン・パワーも8月に挙式、その後すぐに元気な女の子が産まれました!
キャストは97年に2ndアルバムをリリースし、ライヴ活動も順調。結婚は今しかない!

Louise / Let's Go Round Again

Regular 'most fanciable female' award winner Louise recently got engaged to Jamie Redknapp...
「最もファンシーな女性賞」を受賞したルイーズは先日、ジェイミー・レッドナップと婚約しました。
元エターナルのルイーズは脱退後も美貌を活かし人気アーティスト・タレントとして活躍していましたが、サッカー選手との婚約が発表されたことで男性ファンは肩を落としていたことでしょう。

Spice Girls / Spice Up Your Life

...whilst Posh Spice is still denying rumours of her engagement to Manchester United's David Beckham!
...一方、ポッシュスパイスは、マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・ベッカムとの婚約の噂を否定しています。
この頃のビクトリアはベッカムに興味がなかったのでしょう。今後に注目です。(今更感)

Ash / A Life Less Ordinary

Singles from Hollywood movie soundtrack were prominent with "Men In Black", "Romeo & Juliet" and "A Life Less Ordinary" topping the charts.
ハリウッド映画のサウンドトラックからのシングルは、「Men In Black」「Romeo & Juliet」「A Life Less Ordinary」などがチャートの上位を占めるなど目立っていました。
アッシュの曲名でもある「普通じゃない」は、トレインスポッティングのダニー・ボイル監督のハリウッド進出作でした。これまでの1位群を見ると他にも「スペース・ジャム」「ビーバス&バットヘッド」由来の楽曲や、スパイス・ガールズ主演のアイドル映画のテーマソングとしても製作された楽曲等がありました。

David Arnold and Propellerheads / On Her Majesty's Secret Servive

British film soundtracks have also been riding high in the charts including "The Full Monty" and the infamous James Bond.
英国映画のサウンドトラックも、「フル・モンティ」や悪名高いジェームズ・ボンドなどがチャートで上位になっています。
他にもドラマのリメイク映画「セイント」ではオービタルが主題歌をアレンジしたり、97年版ジェームズ・ボンド関連の楽曲もいくつか登場しました。英国ではジェームス・ボンドのサントラは売れましたが、アメリカでは映画がヒットした割にはサントラはいまいちでした。

2Pac Featuring Danny Boy / I Ain't Mad At Cha


Notorious B.I.G. / Hypnotize
1997 also saw the tragic deaths of US hip hop stars 2Pac (aka Makaveli) & the Notorious B.I.G. (aka Biggie Smalls)
1997年には、米国のヒップホップスター2Pac(Makaveli)とNotorious B.I.G.(Biggie Smalls)が悲劇的な死を遂げました。
96年に2Pacが暗殺され、97年には対立していたノトーリアスB.I.G.が暗殺されました。2020年現在でもこの二つの事件は正式に解決していません。

INXS / By My Side

We also said tearful goodbye to Diana, Princess of Wales, whilst the sudden death of Michael Hutchence stunned an army of devoted INXS fans.
私たちはまた、プリンセス・オブ・ウェールズのダイアナに涙でさよならを言った一方で、マイケル・ハッチェンスの突然の死は熱心なINXSファン達を驚かせました。
80年代後半から90年代にかけて一世を風靡したオーストラリアのポップロックバンド、INXSのマイケル・ハッチェンスが亡くなりました。前年には結婚し子供をもうけ、更に新作アルバムを97年にリリースしツアー中でもあったので、突然の訃報に驚きました。

The Rolling Stones / Anybody Seen My Baby

The Rolling Stones, U2, David Bowie and Radiohead were some of the many big buck grossing stadium tours of 1997.
ローリング・ストーンズ、U2、デヴィッド・ボウイ、レディオヘッドは、1997年に行われたスタジアムツアーの中でも特に大規模なものでした。
世界的ツアーで巨額の収益を上げるベテランアーティストの中に、レディオヘッドが混じっています。アメリカでヒットするとすごいんですね。

Primal Scream / Kowalski


Oasis / D'you Know What I Mean? - Live

Other impressive tours this year included Primal Scream, Blur, The Chemical Brothers & Oasis joined on their dates by the Verve.
他にも、プライマル・スクリーム、ブラー、ケミカル・ブラザーズ、そしてオアシスのツアーにヴァーヴが参加したのも印象的でした。
オアシスのツアーにヴァーヴが参加した件は、1997年12月19日回のノエル・ギャラガーへのインタビューでも触れられていました。ブラーはライヴ続きでちょっと疲れていたみたいですが、リリース直後にロンドンのアストリアで行われたライヴは素晴らしく、BEAT UKでも放送されました。


NO.1
       →        Teletubbies / Teletubbies Say Eh-Oh!  (12月19日、26日)

Christmas '97 has seen Teletubbies mania hit the UK with cuddly toys of the characters, particularly red selling out within hours of shops opening.
1997年のクリスマスは、テレタビーズマニアがキャラクターの可愛いおもちゃで英国中を襲撃したのを見てきました、特に赤はお店の開店から数時間以内に完売しています。
BEAT UK的1997年度のクリスマスNo.1となった、テレタビーズのテーマソングで、今週も1位です。そしてBEAT UKは今回が年度最終週。こんな締めでいいのか…いいのでしょう。

次週は新年特番・展望回です。1998年度もお楽しみください!



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Now 1997
Various Artists
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1999-11-02


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コメント

 コメント一覧 (5)

    • 1. BEATUK
    • 2020年04月24日 20:28
    • 今週もお疲れ様です。
      今回は1位特集ということで思わずたくさんコメントしてまいました。
      楽しかったです。どうもありがとうございました。

      ブルーボーイ
      ベース(基礎)がレイブ期のような感じ、そこに時代に合わせてビッグビートな感じを合わせたような、びぞさん世代のツボに近いようなノリの曲ですね。

      トーリ
      これアーマンドリミックスということでしょうか。彼はアメリカですが、UKや欧州が好きな音をやってる人だと思います。ノーマンクックの仲間みたいな感じですよね。この曲もまあまあ好になりました。

      ホワイトタウン
      あ〜、これだったんですね!この人がオリジナルなんでしょうか?!
      ワイリー(グライム)の売れた曲だったので今も時々ききます。
      これ良いですね〜。歌メロは抜群ですし、サウンドが良いですね〜。
      これは1位も納得ですね〜。インド人!?

      ブラー
      ビートルバム。これも1位でしたか。
      このリフの印象、サウンド、歌メロの強さ、良いです。
      キングスオブレオンのヒット曲「セックスオンファイア」はこのギターサウンドの影響があると思います。
      このアルバム持っていました。ブラーのアルバムは4枚くらいありました。

      LLクールJ
      良いと思います。1位とはすごいですね彼。

      スカンクアナンシー
      解説が笑えました。笑
    • 2. BEATUK
    • 2020年04月24日 20:29
    • U2
      こういうバンドもサウンドをしっかり時代の波に乗せてくるものなんですね。
      時代の波というか、流行に。。アシッドがフォンフォンいってます。

      ノーダウト
      このバンドのことはあまり知りませんが、グエンのソロも息が長かったような気がします。それなりに売れてました。記憶は2010年前後で止まっています。

      サッシュ!
      うーむ、良いです。持ってます。あれ、なかったかも。。

      スパイスガールズ
      このグループもそこまで知りませんが、エマ、ヴィクトリア、ジェリがソロでももちろん売れたのでそのシングル曲は持ってます。

      アールケリー
      スペースジャムのDVD持ってました。懐かしいことを思い出させていただきましてありがとうございます。この曲のサビはやっぱり強いですね。これはヒットも納得です。

      ケミカルブラザーズ
      きましたケミカル。聞いていすぎて特筆することがないという域です。。

      スーパーグラス
      すごいですね。このバンドって公式2位を取るほどの人達だったとは。

      ロビーウィリアムス
      2位とは。アイドルなので当然のチャートアクションという感じかもです。

      ブラー
      ウーフゥ、この曲もよく聞きました。これも2位とは。売れてますね〜。
    • 3. BEATUK
    • 2020年04月24日 20:30
    • カーディガンズ
      あ〜これですね〜。これは1位で良いです。

      シーホーセズ
      1位!?すごいですね。正直、1位っていうほどの感じでもない気がします。。
      それだけ人気があったということでしょうか。


      オリーブ
      シンセリフはどこかで聞いたことがあります。良いです。

      エターナル
      中三の時、数枚レベルの数少ない所持CDの中になぜかこのエターナルのアルバムがありました。なぜあったのか本当に謎です。

      ハンソン
      首脳陣が集まって売るために狙って作ったような楽曲ですね。頭から離れないです。
      先日ユーチューブで大人になったメンバーを見ました。

      パフダディ
      反則技かと。。延々と聞いてられます。

      オアシス
      評価はなんやかんやだったアルバムですが、この曲の歌メロの強さはやっぱり強いなと感じます。このPV版だと随分とサウンド違うんですね。

      ウィルスミス
      お仕事がんばってますね。懐かしいですね。曲も映画も。

      チャンバワンバ
      きたー。もはや一発中の一発というか、彼らにとって神の奇跡レベルのひらめきだったのでは。去年このアルバムが本屋で20円で売っていたので買ってこの曲入れました。笑
      意外と持ってなかったので。笑。特大ヒットも納得です。

      エルトンジョン
      すごく売れたんですねこの曲。初めて知りました。
    • 4. BEATUK
    • 2020年04月24日 20:37
    • アーティト別索引辞典もお疲れ様です!
    • 5. びぞ
    • 2020年04月26日 23:44
    • コメントありがとうございます。

      97年は全体的に見て1位の移り変わりが激しかった印象がありますが、後年の1位群を見ると以降同じような傾向になるようでした。

      毎年それなりにはありますが、英国の国民的映画007の新作公開もあって97年は映画関連曲が結構ありました。
      97年はシェリル・クロウがやりましたが、新作の007の主題歌はビリー・アイリッシュがやるそうですね。コロナが落ち着けば2020年内には公開されるでしょう。

      あとブリットポップブームも終わりかけていますが、このブームで伸びたロックバンド群の期待上げ1位も多かったです。記事内でも書きましたが、英国公式ではロックバンドの1位はそれほど多くないので、BEAT UKの母体であるCDショップのヴァージンメガストアはロック推し・ブーム推し強めなのだと思います。
      特にシーホーセズは元ストーン・ローゼズ、っていう期待上げでしょう。ローゼズ解散からメンバーの動向は逐一音楽系ニュースで報道されていたので、期待が大きかったのだと思います。

      それから元テイク・ザットのゲイリーvsロビーも当時話題にはなっていましたが、英国公式とBEAT UKでは毎回結果が違っていました。98年以降はロビーの独壇場になってゆきますが、マネージメント戦略よりヴァージンメガストアの売り上げが真実を語っていたのかも知れません。

      エルトン・ジョンの哀悼歌はすごく売れたんですよ。世界中で連日故ダイアナ妃の報道をしていたこともあって、日本では普段洋楽聴かない人まで買っていました。チャリティーにするって言ったのも大きいのではないでしょうか。
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