1997年12月19日のオンエア情報です。

世間ではあらゆるものが停滞する今日のこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
今年こそは何かライヴイベントに行こうかと思っていましたが、軒並み中止が発表され、オリンピックの延期で来年の東京の夏フェスも絶望的な予感がします。
来年の春先にでも音楽フェスたくさんやるのでしょうか。

今週のヘッドライン
ショーン・ライダー、倒れる
プロディジーのあの曲、国会で取り上げられる
トリッキー、人種差別発言をネタにレコーディング


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  December.19.1997 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Diana King / Say A Little Prayer
Diana's cover for the smash hit movie 'My Best Friends Wedding' starring Julia Roberts, was originally a hit Dionne Warwick & Burt Bacharach.
ディオン・ウォーリックとバート・バカラックのオリジナルのダイアナ版は、大好評のジュリア・ロバーツ主演映画、"My Best Friends Wedding"に収められている。


TOP 20
20  N  The Space Brothers / Forgiven (I Feel Your Love)   PVなし

Following their first hit 'Shine' earlier in the year this current release 'Forgiven' shows the popular duo Simmonds & Jones back in the UK charts.
今年はじめの彼らの初ヒット"Shine"に続き、この曲でUKチャートに返り咲いたシモンズとジョーンズ。
スペース・ブラザーズはリッキー・シモンズとスティーブン・ジョーンズによって結成された電子系ユニットで、90年代半ばから活動しています。主なジャンルはトランスになるようですが、この頃はテクノやジャーマントランスからの影響を強く感じます。
ユニットのデビューは95年で、Ultra High名義でリリースした曲が英国シングルチャート36位に入るヒットになっています。
97年初めには現在の名義になったデビュー曲Shineがシングル23位に入り、今回の2ndシングルは27位に入っています。
この曲で歌っている人はジョアンナ・ロウというシンガーソングライターで、ブリストルの電子系デュオWay Out Westが96年リリースしたシングルThe Giftでもヴォーカルだった方です。
このグループは現在でも活動しており、2014年にはアイルランド人リアム・メリーが加入し、3人組になりました。
こちらのPVはおそらく存在しないと思われます。

19  ↓   Barbra Streisand & Celine Dion / Tell Him
18  N  Mariah Carey / Butterfly

Mariah's latest release is the title track to her new album which also features guest performances from Bone-Thugs-N-Harmony.
この曲がタイトルの彼女のアルバムには、Bone-Thugs-N-harmonyがゲスト参加した曲がいくつかある。
97年9月にリリースされたマライア・キャリーの6thアルバム、Butterflyからのタイトルトラックです。
洋楽に疎い日本でも名前や曲が聴かれるようになり、この曲は日本でCMソングにもなっていました。
テロップにあるボーン・サグスン・ハーモニーとの曲はBreakdownで、98年3月に4thシングルとしてリリースされています。
前作アルバムからは従来の正統派ディーバ的イメージではなく、ブラックミュージックを積極的に取り入れているので、ラッパーとのコラボが多くなっています。

17  N  Will Smith / Just Cruisin'

The hugely successful actor/singer is back with this new release, taking an alternative view on violence & rapping about partying!
大活躍のシンガー兼役者の新曲は、暴力に対する少し違う見方をしていて、パーティーの事をラップしている!
ウィル・スミスは80年代から音楽活動をしていますが、90年代初頭からはシットコムThe Fresh Prince of Bel-Airへ出演をしており、92年に映画進出後はコメディからシリアスまでこなせるドル箱俳優として重宝されるまでになりました。
俳優業で忙しくなっていった彼ですが、97年11月には自身のソロ1stアルバムBig Willie Styleをリリースし音楽業も継続して行ってゆくと世間に示しました。
この曲は彼主演の大ヒット映画「メン・イン・ブラック」でも使用されたもので、サントラ及び1stアルバムからの2ndシングルになります。
PVはハイテクカーでドライブするウィル・スミスが描かれています。一瞬で洗車・変形などはまだファンタジーですが、タッチパネル操作や自動運転など実現したものもあります。時代は確実に進化しています。

16  ↓   Elton John / Something About The Way You Look Tonight... Candle In The Wind 1997
15  N  Blackstreet / (Money Can't) Buy Me Love

This cover version was originally a Beatles hit written by John Lennon, reaching No.1 in the UK in '64, and was also covered by Ella Fitzgerald later that same year.
このカヴァー・ヴァージョンのオリジナルは、ビートルズのヒット曲。ジョン・レノンによって書かれ、1964年にナンバー1になった。そして、同じ年の後半にエラ・フィッツジャラルドに、カヴァーされた。
テディ・ライリー率いるアメリカのR&Bグループ、ブラックストリートの96年の2ndアルバムAnother Levelからビートルズのカバー曲をシングルカットしました。このシングルはヨーロッパ方面のみでカットされており、アメリカでは正式リリースされませんでした。
テロップにはジョン・レノンによって書かれたとありますが、名義自体はレノン=マッカートニーとなっているそうです。

14  N  Jamiroquai / High Times

Jay & the Boys, who formed back in '92, release the latest single from their multi-platinum selling album 'Travelling Without Moving'.
1992年に結成されたジェイたちは、この、"Travelling Without moving"からの最新シングルで、チャートのトップを目指す。
英国のアシッドジャズバンド、ジャミロクワイの3rdアルバムTravelling Without Movingから最後のカットとなる5thシングルです。
PVは97年10月に訪れた南米ツアーを、現地に到着してから離れるまでの模様をドキュメンタリー風に描いています。
ライヴの合間にハンググライダーに乗ったり取材を受けたりしつつ、ホテルではしゃぐ様子は微笑ましいです。

13  ↓   Lutricia McNeal / Ain't That Just The Way
12  N  The Seahorses / You Can Talk To Me

This third single titled from the Seahorses platinum selling album 'Do It Yourself' features two 'B' sides 'Don't Try' & '3 Wide'.
プラチナ・アルバムを掲げてUKツアー中の彼ら。このシングルには2曲のB面曲、"Don't Try"と"3 Wide"が付いている。
元ストーン・ローゼズのメンバーだったジョン・スクワイアが結成したシーホーセズは、97年65月にリリースした1stアルバムがヒットし、これからが期待されていました。しかしドラマーが早々に抜け暗雲が立ち込め始めています。
そんな中1stアルバムからの4thシングルがリリースされましたが、結果的にこの曲がバンドキャリア最後の楽曲リリースとなりました。
以後新ドラマーが加入し新曲も作られていたようですがリリースには至らず、99年にバンドは解散しています。

11  ↓   Steven Houghton / Wind Beneath My Wings


ON STAGE
Rialto / Monday Morning 5:19
リアルトの客なしステージです。同じ映像は発見できませんでした。


NEW RELEASES
Bjork / Bachelorette
Bjork's latest from her current LP 'Homogenic' was co-produced with Mark Stent, an Icelandic DJ & a strong influence on Bjork's life since childhood.
彼女の最新アルバム、"Homogenic"からのこの曲は、アイスランドのDJ、マーク・ステントとの合作で、14才からの彼女の人生から強い影響を受けている。

The Lightning Seeds / What You Say
Eight years on from their debut single 'Pure' the Seeds have finally released their first compilation album 'Like You Do'.
デビュー・シングル"Pure"から8年、ライトニング・シーズはやっとコンピレーション・アルバム"Like You Do"をリリースした。

M People / Fantasy Island
After featuring alongside 28 other artists on the 'Perfect Day' charity single, Heather and rest of the band release this latest track which is sure climb high.
"Perfect Day"に参加したばかりの、ヘザーと仲間達の新曲は、これから上に昇っていくこと必至。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Barbra Streisand / Higher Ground
19  Bryan Adams / Unplugged  (Back To You)
18  Ocean Colour Scene / Marchin' Already
17  Oasis / Be Here Now
16  M People / Fresco
15  Sting & The Police / The Very Best Of
14  Lighthouse Family / Postcard From Heaven
13  John Lennon / Lennon Legend - The Very Best Of
12  Hot Chocolate / Their Greatest Hits
11  Eternal / Greatest Hits
10    Enya / Paint The Sky With Stars - The Very Best Of
  9    Natalie Inbulglia / Left Of The Middle
  8    Backstreet Boys / Backstreet's Back
  7    The Lightning Seeds / Like You Do
  6    Texas / White On Blonde
  5    All Saints / All Saints
  4    Spice Girls / Spiceworld
  3    Wham! / Best Of
  2    Celine Dion / Let's Talk About Love
  1    The Verve / Urban Hymns  (The Drugs Don't Work)


REQUEST
Stereophonics / Traffic
今回はお友達二人組によるリクエスト、とありました。


SPECIALIST CHART
UK CLASSICAL CHART
今回は公式サイトでも1位のみの発表でした。
Vanessa Mae / I Feel Love

ヴァネッサ・メイはこの頃まだ10代の早熟なヴァイオリニストです。シンガポール出身の英国人で、クラシックとポップスをうまく合わせた音楽性で知られています。
95年にはアルバムThe Violin Playerがヒットし、97年にもChina Girlというアルバムをリリースしています。
この曲は新曲で、ドナ・サマーの同名ヒットのカバーです。最近ではサム・スミスもこの曲のカバーシングルをリリースしていました。
この曲は98年9月にリリースされるアルバムStormに収録されることになります。
ちなみに彼女の97年のアルバムChina Girlに収録されていた「トゥーランドット」は、荒川静香さんがオリンピックでイナバウアーした時の曲です。


ONES TO WATCH
Beth Orton / Best Bit

This EP release deals with bereavement & learning to grow from unhappy times, which in Beth's case was her mother's death 6 years ago.
このEPのテーマは、身内との死別と、不幸せな時期から成長する過程で、ベスの場合のそれは6年前の母の死であった。
英国のシンガーソングライターであるベス・オートンの新曲EPです。この曲は彼女の特徴でもあるエレクトロ要素はなく、フォーク的な楽曲です。
ベス・オートンはチャート上位に来るようなアーティストではありませんが、96年にリリースされたアルバムTrailer Parkは最高68位止まりでありながら高評価を受けじわじわと売れ続け、現在ではゴールド認定を受けるほどになっています。
彼女の新作アルバムは99年にリリースされますが、その間に出たこの曲はアルバムには収録されていません。
彼女は元々ウィリアム・オービットと組んでデビューしたこともあって、エレクトロ系とのつながりがいくつかあります。ケミカル・ブラザーズのアルバムにも彼女は参加し、2ndアルバムの楽曲Where Do I Beginではヴォーカルを務めています。この曲はシングルリリースされる予定があったそうですが、プロモ盤のみのリリースになってしまいました。

Earl Brutus / The S.A.S. And The Glam That Goes With It

Unlike many, Earl Brutus owe nothing to The Beatles but take their influence from the glamour of Slade and the urban menace of The Sex Pistols!
他の多くと違い、ビートルズの影響は全く受けなかったというアールは、スレードの優美さと、ザ・セックス・ピストルズの都会的脅迫感に影響されたという。
アール・ブルータスはグラスゴーで結成されたロックバンドで、シンセサウンドを取り入れつつ70年代のグラムロック的なことを目指したグループです。93年にデビューし、ヴォーカルのニックさんは並行してジーザス&メリーチェインのドラマーをやっています。またバンドメンバーには楽器を演奏しない日本人のシン・ユーさんという方がいて、本人曰く「シャウト担当」ということです。96年にはデビューアルバムをリリースし、これからが期待されます。
この曲は98年リリースの2ndアルバム、Tonight You Are The Special Oneに収録されます。
ライヴではかなり大騒ぎするタイプのバンドだったそうで、一番のファンがビール飲んで叫んだり、ステージで葬式の花輪を飾ったりしていたそうです。
バンドは2004年に解散し、ヴォーカルのニックは2008年に癌で亡くなってしまいましたが、残ったメンバーはマッドチェスター系バンドのWorld of Twistの元メンバーと共に、2010年にThe Pre Newというバンドを結成しました。そのバンドではアール・ブルータスの曲も演奏するそうです。
残念ながらPVは発見できませんでした。

Gravediggaz / Night The Earth Cried

The band comprise of 'Poetic' Wu Tang Clan member & producer 'RZA', ex-Stetaxonic 'Frukman' and the producer 'Prince Paul'.
バンドは、ポエティックな、ウー・タン・クランのメンバーでありプロデューサーのRZA、元ステタソニックのフルクワン、そしてプロデューサーのプリンス・ポールによって、構成されている。
ニューヨークのヒップホップグループ、グレイブディガーズの97年9月リリースの2ndアルバムThe Pick, the Sickle and the Shovelからの2ndシングルです。
テロップにもあるように各々別グループに参加しているメンバーで構成され、スーパーグループ的扱いのグループでもあります。(テロップにある'Poetic'は、メンバーの一人Too Poeticのことですね)
95年にはトリッキーとコラボした楽曲が製作され、英国でも知名度が上がりました。
先のアルバムではプリンス・ポールが中心となって製作していましたが、今回はRZAが中心となって製作されています。
2001年にトゥー・ポエティックが癌で亡くなって以降、メンバーの参加度合いの濃淡はありつつ散発的な活動が続いてゆきます。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
The Verve / Barrowlands - Glasgow, UK  10/11 January

NORTH AMERICA
Backstreet Boys / SkyDome - Toronto, Canada  3 January /
 Barrie Molson Center - Montreal, Canada  5/6 January
  →3日6日のセットリスト(3日分はおそらく不完全)

Oasis / Patroit Center - Fairfax, Virginia, USA  9 January /
 A.J. Palumbo Center - Pittsburgh, Pennsylvenia, USA  10 January
  →9日10日のセットリスト

ASIA / OCEANIA
Beck / Murdoch University - Perth, Australia  3/4 January /
 Theobarton Theater - Adelaide, Australia  6 January

Lisa Loeb / Blitz - Tokyo, Japan  6/7 January /
 Club Quattro - Nagoya, Japan 8 January


FEATURE
OASIS EXCLUSIVE INTERVIEW

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Last month caught up with Noel from Oasis for a chat about their current European tour, the Earl's Court dates, his views on fame & fortune and their plans for 1998.
先月我々は、オアシスのノエルをつかまえることに成功、現在のヨーロッパ・ツアー、アールズ・コートでのギグ、富と名声、そして98年の予定について聞いてみた。
このインタビューがいつだったのか言及されていませんが、97年は10月頭から海外ツアーに出てしまうので、10月後半以降だと思われます。
このインタビュー動画はネット上では発見できませんでした。

更に10月23日にはBBC Radio 1でノエルへのインタビューがあったのですが、突然リアムが飛び入り参加したものの番組中に兄弟生喧嘩をやらかし、その様相の酷さに苦情が殺到したそうです。(97年10月28日付HO HOUでも記事になっています。実際の音声は→こちら

アールズ・コートでのギグについて
我々にとってスペシャルだったことは、友人でもあるザ・ヴァーヴが、我々の為に出演してくれたこと。僕にとってスペシャルという意味では、オアシスとザ・ヴァーヴが一緒にギグをしたのは1994年、その時はお互いに認識もされてなかったからね。
そして3年経った今、一緒に6万人の観客の前に立てたのは素晴らしい事だったよ。でも想像するに、オアシスとヴァーヴが演奏するコンサートのチケットを買った人達の興奮の方が凄かったんじゃないかな。英国音楽にとって、脅威的な出来事だったと僕は思うからね。まぁ、そのポイントをごり押しするつもりはないけどさ。

オアシスのヨーロッパ・ツアーについて
ギグは凄くうまくいっているよ。場所的にうまく行かないんじゃないかと思っていた所でさえ、よくいっている。沢山の人達が、今でもコンサートを観に来てくれるし。上々だね。

名声と富について
(それについて)僕が考えるのはこうだ。大きな帽子を被って、付け髭着けて、コートの襟を立てて、スーパーでインスタント・ヌードルの棚を見ているとするだろ。そうすると誰かが近づいてきてこう言う、「もしかして、あのバンド・・・オアシスの人じゃない?」って・・・
どうせ変装したって見つかっちゃうんだから、それだったら頭の上に「私が彼です」って書いた大きな矢印付けるよ。

有名人っていったって、一度家の中に入って、カーテンを閉めたらもう有名じゃない。あとは何しようと自分と家だけ。でも一度ドアを開けたときの覚悟は、出来てなきゃいけない。例えば、廊下をドアに向かって歩いているとするでしょ、外に取材陣や人が居るって知りながら。こうやって歩いていって(と、うつむいて暗い声を出すノエル)、ドアを開けた瞬間に(急にニコニコして)「みんな、グッド・モーニーング!!」って、有名人の性格に変わらなきゃいけない。でもそれに慣れなきゃいけない・・・僕はもう慣れたよ。

98年のツアー予定について
クリスマスはオフをとる。そのあとアメリカに行って、そしてオーストラリアに行く。そして日本、香港へ。そしたら家に帰って、荷ほどきをして、大酒くらってからベッドで6ヶ月くらい過ごすよ。

次のアルバムについて
今日の午後もサウンド・チェックしたワケなんだけど、そこで2つほど新しい曲をしたんだけど、あんまり教えてあげられないんだよね。出版権とかあるからさ。
次のアルバムが、どんな音になるかは分からないけど、どんな音にならないかは分かってるよ。過去の三枚のアルバムみたいには成らないって事はね。そしたら、テクノみたいになるのかって人々は思うかも知れないけど、とにかく"Morning Glory"や、"Be Here Now"、"Definitely Maybe"みたいには絶対ならないけど、どういうふうになるかは、まだ分からないよ。

今でも追い求めているのは、パーフェクトな歌詞、パーフェクトな長さで、パーフェクトなジャケットに入っているパーフェクトな曲、それにパーフェクトなヴィデオを作ること。それを目指して、がんばっていくだけさ。でも、とりあえず僕がハッピーなら、他のバンド・メンバーはハッピー。それでファンがハッピーなら、何も言うことないよ。

Oasis / D'You Know What I Mean?  - Live (Earls Court, 1997)



WEBSITE OF THE WEEK
BUK10月号・ベン・ハーパーへのインタビュー
ジャミロクワイ公式サイト(1998年7月当時)
現在ではドメインを変えた公式サイトがあります。


TOP 10
10 N  Sheryl Crow / Tomorrow Never Dies

With this track Crow adds her name to the hallowed & illustrious Bond theme artist's including Tom Jones, Shirley Bassey, Tina Turner, A-ha & Duran Duran.
この曲でクロウは、Tom Jones、Shirley Bassey、Tina Turner、A-ha、Duran Duranといった、ボンド主題歌アーティストの殿堂入りを果たした。
いくつものアーティストが映画007の主題歌を製作し、97年版007の曲に選ばれたのはシェリル・クロウでした。他のアーティストの楽曲はイメージソングとして、別のコンピ盤が製作され纏められました。
実は最初はk.d.ラングの楽曲が使われる予定だったそうですが、最終的にシェリル・クロウの楽曲が選ばれています。しかしk.d.ラングの曲もエンディングで使われることになりました。

 9  ↓   Aqua / Barbie Girl
 8  N  Five / Slam Dunk (Da Funk)

These lads live together on the outskirts of London, are aged between 16 and 21 and are produced by Denniz Pop of 3T and Backstreet Boys fame.
ロンドン郊外で共同生活をする彼らは、年齢16 ~ 21才で、3TのDenniz Popと、Backstreet Boysにプロデュースされている。
英国のボーイズグループであるファイブは5iveとも表記される、97年にスパイス・ガールズの制作チームによってプロデュースされている、3000人からのオーディションを経て選ばれた5人組です。
この曲はグループのデビューシングルで、ポップなラップ調の楽曲です。流石にクリスマスNo.1とまではゆきませんでしたが、シングルは見事Top10入り(10位)を果たし上々のチャートアクションでした。
このグループはアメリカではヒットしませんでしたが、英国を始めヨーロッパやアジア方面ではかなりの成功を収めていますので、これからも頻繁に登場するでしょう。1stアルバムは98年6月にリリースされます。

 7  ↓   Natalie Imbruglia / Torn
 6  ↓   Boyzone / Baby Can I Hold You? / Shooting Star
 5  N  Janet Jackson / Together Again

With the exception of '96's 'Twenty Foreplay', this entry continues Janet's top 20 placing since her debut release in August '95!
1996年の"Twenty Fourplay"を除き、このエントリーで彼女は1985年8月デビュー以来連続トップ20入りを続けている。
97年10月にリリースされたジャネット・ジャクソンの6thアルバム、The Velvet Ropeからの2ndシングルです。
このアルバムは性的な内容やDV問題などを提起していて、ジャネットのイメージを「自立した大人の女性」と評価することになりました。
このシングルはエイズで友達を亡くしたことと、英国の父を亡くしたファンのメールがきっかけとなって製作され、英国では4位、アメリカのBillboard Hot 100で1位になりました。
PVは上記のものとは別に、バラードのDeeper Mixバージョンがあります。

 4  ↓   All Saints / Never Ever
 3  N  Robbie Williams / Angels

Having lost the recent court case against former Take That manager Nigel Martin-Smith, Robbie could now owe huge legal fees as well!
最近、Take Thatのマネージャー、ナイジェル・マーティン・スミスに裁判で負けた上に、彼は多額の裁判費用をしょい込んでしまった。
元テイク・ザットのロビー・ウィリアムズによるクリスマスソング的位置づけとしてリリースされた、97年の1stアルバムLife thru a Lensからの4thシングルです。
これまでのロビーは、テイク・ザット脱退から契約上の問題で楽曲リリースが遅れ、元マネージャーとの長い裁判がありました。更にシングル対決では元メンバーで正統派イメージのゲイリー・バーロウに負け続け、先のシングルでは辛うじて勝利したもののTop10に入れず、正直ソロ活動については不安視されていました。
しかしこの曲で英国シングルチャート4位に入り、とりあえず成功したかな…と思いきや、98年に入っても売れ続け、ヨーロッパを中心にチャートインします。英国では現在までに120万枚のセールスがあり、他のアーティストがカバーする程の楽曲になりました。
この曲はロビーが本物のスターになるきっかけになったシングルと言えるでしょう。

 2  ↓   Various Artists / Perfect Day


ON STAGE
Sleeper / You Got Me
スリーパーの客なしステージです。同じ映像は発見できませんでした。


NO.1
       N        Teletubbies / Teletubbies Say Eh-Oh!

The UK's childrens TV characters who the whole country have to their hearts are Dipsy, Tinky-Winky, La-La and Po!
全国民を虜にしてしまった、子供番組のキャラクターは、ディプシー、ティンキー・ウィンキー、ラー・ラーとポーで、クリスマスNo1の可能性大。
この曲はBBCで放送されている子供向け番組「テレタビーズ」の主題歌です。
テレタビーズとは1997年3月末からBBCで始まった主に未就学児向けの番組で、テレタビーランドに住むキャラクター達が繰り広げる日常の物語で構成されます。キャラは緑がディプシー、紫がティンキー・ウィンキー、黄色がラー・ラー、赤がポーです。一時期日本でも放映していたので、知っている方もいるでしょう。
テレタビーズは放送されるや否や英国では大人を巻き込んだ社会現象となり、ぬいぐるみの転売が横行する程の事態になっていました。
番組が人気絶頂の中この曲はは97年12月1日にリリースされ、翌週に英国シングルチャート1位になります。この辺りはクリスマスシーズンということもあって、子供向けの購買行動がとられたことも影響していたようです。とはいえ子供向けの枠を超え大ヒットし現在までで130万枚も売れたそうで、ブームの熱狂ぶりが伺えます。
あまりにも急速に売れまくったせいかクリスマス週にはTop3から陥落しましたが、1997年の年間シングルチャートで5位に入ってしまう勢いがありました。



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ザ・ピック、ザ・シックル・アンド・ザ・シャベル
グレイブディガズ
V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント
1998-11-21


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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. BEATUK
    • 2020年04月10日 00:58
    • 今週もお疲れ様です。
      コロナがすごいですが我々は音楽でも聞きましょう!

      スペースブラザーズ
      この曲は初ですが2000年にシャインの再発売で彼らのことは知っています。EDMを先取りしたような曲ですね。
      UKチャートはダンスの佳曲は20〜25位止まりもパラパラあるので見逃さないでチェックしていました。

      ウィルスミス
      ポップスラッパー大活躍ですね。2005年くらいまで売れたのでいくつかシングル持っていました。

      ジャミロクアイ
      中3の時のキャンドヒートは衝撃的でした。一人で部屋で踊ってました。PVも部屋ですよね。^^:
      彼も洋楽を聴くようになったアーティストの一人です。

      シーホーセズ
      スクワイアのバンドだったんですね。結構良い曲だと思います。やっぱりこの辺の音良いですね。

      ベスオートン
      解説が勉強になります。ケミカルの1stは今でも聞いているアルバムです。




    • 3. BEATUK
    • 2020年04月10日 01:09
    • グレイブディガーズ
      こういうネタがしっかりしてるの本当良いです。15位くらいで数十秒かかって妙に気に入ってシングル注文するパターンです。

      ノエルインタビュー
      顔が懐かしいですね。二人の口調がウータンクランの雑談のようでなんか笑えます。

      ファイブ
      出たファイブ。この年代からいるんですね。のちにクイーンのカバーとレッツダンスを歌っている頃が全盛だったのかなと。。このベースのサンプリングがどこかで聞いたことあります。

      ジャネットジャクソン
      懐かしすぎる。。中3の時のナウコンピで聞いていました。こうしてしっかり聞くとかなり良質な曲だと思います。
      懐かしさから無限ループ中です。

      ロビーウィリアムス
      安定のロビーということで。。これから出す曲出す曲売れる時代が。。
      個人的にシーズザワンが一番好きです。サビ一発な感じもしますが今回の曲もやはり良いですね。

      テレタビーズ
      だんご3兄弟が売れるような感覚でしょうか。こういう系ではボブザビルダーのヒットを思い出します。

      番外編
      ローレンオルレッド「ネバーイナフ」
      グレイテストショーマンを見てはまりました。これはUKでもかなりくるぞと思って調べたら24位とかでした。意外と売れなかったです。サビ付近がかなり良質で好きになりました。



    • 4. びぞ
    • 2020年04月10日 21:55
    • コメントありがとうございます。
      最近は相変わらずラジオの音楽番組を多く聴いています。ラジコのタイムフリー機能が便利過ぎてはかどります。

      シーホーセズはジョン・スクワイアが選りすぐったメンバーを集めて作ったバンドでしたが、結局ジョンのワンマンバンドになってしまったようです。元ストーンローゼズという期待が凄くて、デビューした時が一番盛り上がっていました。

      ジャミロクワイはBEAT UKでデビューの頃から紹介されていましたが、親会社であるフジテレビも結構プッシュしていて、朝の子供番組「ウゴウゴルーガ」で曲を使ったり中継ライヴを放送していました。
      フジテレビの子供番組はポンキッキもそうでしたが、若手ミュージシャンをMCに起用したり、SEやBGMが洋楽推しだったので、自分のような音楽関連の習い事をしていない層にとっては音楽的ルーツのベースにすらなり得たかもしれません。

      子供番組といえば今回テレタビーズの曲が1位になりました。当時日本には伝わって来ませんでしたが、英国では番組が社会現象になるレベルだったようです。一度番組終了して、2015年からまたやってるそうです。
      そういえば…ウゴウゴルーガも大人が朝早く起きて観てたくらいには話題になってたなぁ。

      ベス・オートンは最初エレクトロ路線でデビューして、1stアルバムが日本盤しか出なかった過去があります。フォーク路線で評価されましたが、エレクトロも残して新ジャンルを構築しました。女性版ベックといったところかも。
    • 5. びぞ
    • 2020年04月10日 23:12
    • ノエルへのインタビューですが、彼へのインタビューは面白みがあって好きです。ノエルだけでよかったね!とも言えます。
      現在リアムや外野がオアシス再結成とやんや言っているようですが、兄弟のオアシス時代のトラブルを振り返ると、ノエルは自分の音楽の意向に沿わないワガママな弟に付き合うのはもう嫌なのかもしれない、と思うのでした。

      ロビーはこれからヒット連発するのですが、この頃はロビーが国民的人気アーティストになるとは思ってもいませんでした。脱退後のイメージも良くなかったし、正統派アイドルのゲイリーとは常に比較されていたし。
      たぶんこの辺りは売り出し戦略というか、宣伝力・マネージメント力に大きな差があったのだろうと今では思います。
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