1997年11月7日のオンエア情報です。

BEAT UKでは英国のヴァージンメガストアの各チャートを放送していますが、こちらで記録するにあたってUK公式チャートと、場合によってはアメリカのビルボードチャートも参照しています。
ビルボードは最近過去チャートの検索スピードが速くなって使いやすくなり、喜んで活用していました。
それで先日ネタ探しのため90年代のロックチャートを調べに行ったのですが、なんと以前はなかった「この先は有料です」との表示が出てしまいました。
調べるとメインのHot 100(シングルチャート)、Billboard 200(アルバムチャート)、Artist 100 (アーティスト総合チャート、2014年7月~)は過去データも無料なのですが、その他は今週のチャートすら月約11ドルの有料コンテンツになっていました。
英国公式のOCCは無料なのにケチだなとも思いましたが、そういえば日本のオリコンも細かい過去チャートは有料だったなと思い出し、データも集めればビジネスになるんだと改めて思ったのでした。
じゃあここも有料に…はしません!

今週のヘッドライン
REMのドラマー脱退
今週のオアシスもネタがいっぱい
ツアー決定、飛び出せ!ブルートーンズ


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあり、その際は斜体文字で表記しています。ご了承ください。


BEAT UK  November.07.1997 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Aaliyah / The One I Gave My Heart To
From appearing in Lil' Kim's promo to touring the States, seventeen year old Aaliyah is now looking to tour the UK in the near future.
リル・キムのアメリカ・ツアー・プロモに出演した17歳の彼女が、近い将来にUKツアーを計画している。


TOP 20
20  N   Depeche Mode / Useless

'Useless' marks the fourth hit single of this year from one of the world's most enduring synthesiser bands.
この“Useless”が、世界で最もキャリアの長いシンセ・バンドのひとつである彼らにとって、今年4枚目のヒットシングルとなった。
デペッシュ・モードの97年4月リリースの9thアルバムUltraから最後のカットとなる4thシングルです。
アメリカでは3rdシングルのHomeと両A面シングルとなりました。英国シングルチャートでは28位になりました。
バンドは80年代末期からここまで、英国を拠点に活動するロック系フォトグラファーのアントン・コービンがジャケ写からステージ演出に至るまでグラフィックを多く担当していました。こちらのPV製作もそうです。しかしこれ以後はイメージを変えるる目的があったようで、もっと多様な作家と製作することになります。
なおアントン・コービンは2007年にジョイ・ディヴィジョンのヴォーカリストだったイアン・カーティスを描いた映画「コントロール」で長編映画デビューを果たし、現在でも活躍しています。

19  N   Scott Garcia feat. MC Styles / A London Thing

West London's Scott Garcia started DJing back in 93 and his plans for the future include building his own studio and looking after his two years old son Reece.
1993年からDJをやっている西ロンドン出身のスコット・ガルシアのこれからの展望は、自分のスタジオを建てることと、2歳になる息子のリースの面倒を見ること。
スコット・ガルシアはロンドンのガラージ系DJプロデューサーで、他にもラジオDJやレコードショップの経営もやっています。このレコードショップは94年に16歳の若さで立ち上げたそうです。
この曲はUK Top40に入ったシングルで、彼の代表的な楽曲になっています。元々これは自分がDJをする際の紹介テーマ曲として製作したそうですが、評判が良かったためにブラッシュアップしてリリースしヒットに繋がりました。
この曲のヒットによりDJとして引っ張りだこになり、かなり大きいハコでもプレイするようになっています。

18  ↓   Smash Mouth / Walkin' On The Sun
17  ↓   Brand New Heavies / You've Got a Friend
16  N  Double 99 / Ripgroove

This club anthem from Double 99 first released in May earlier this year when it reached no.31 in the UK chart.
このダブル99のクラブ・ヒットは、元は今年の5月にリリースされ、UKチャートで31位をマークした。
ダブル99は95年に結成されたTimothy Liken(現在はTim Deluxeという名義で活動)とOmar AdimoraのDJ二人組によるガラージ系グループです。
英国におけるガラージは90年代前半にハウス、ブレイクビーツ、ジャングルなどの影響下で発生しました。速いハードコア化したジャングルに対し、ガラージはBPMがやや遅めでソウルフルな女性ヴォ―カルを入れるなどして発展し、この曲のようにちょっと速めなものはスピード・ガラージという呼び方をされています。
ガラージシーンは90年代後半から2000年代初頭にかけ隆盛を極めているのですが、この曲が再発ヒットしたのもシーンが特に盛り上がって来たからなのでしょう。

15  ↓   Eternal / Angel Of Mine
14  N  Roy Davis Jr. Feat. Peven Everett / Gabriel   PVなし

Almost single handedly launching acid music with Phutures 'Asid Trax' in the late 1980's, Roy Davis Jr returns paying tribute to the Archangel Gabriel!
1980年代後半にPhuturesとの“Acid Trax”で一躍アシッド・ミュージック界入りを果たそうとしたロイ・デイヴィス・ジュニアが、このArchangel Gabrielへのトリビュート・シングルで復活を果たした。
ロイ・デイヴィス・ジュニアはアメリカ・シカゴ出身のハウス系アーティストです。
彼は80年代にレコードレーベルStrictly Rhythm(レコード面にレンガ地が特徴)のA&Rとして働きつつ、自分でも楽曲製作をしていました。
アシッドハウスグループのPhuturesには90年からの加入で、アシッド系の元祖と言われているAcid Traxの時代はまだ参加していませんでした。ただ地元シカゴで同名のプロダクション会社を作っていたようで、グループとは以前から関係性はあるのだと思われます。
このシングルはアーティストのPeven Everettをヴォーカルとトランペットでフィーチャリングしたもので、アメリカでは96年にリリースされています。英国では97年にXLレコーディングスからリリースされヒットしました。
Peven Everettは現在シカゴのマルチプレイヤーアーティストとして活躍していますが、この時代はまだ無名の新人でした。この辺りはロイ・デイヴィス・ジュニアのA&R経験による発掘だったのでしょう。

13  ↓   Chumbawamba / Tubthumping
12  N  The Charlatans / Tellin' Stories

The fourth single taken from their album of the same name is released on the eve of a UK arena tour with support courtesy of Bentley Rhythm Ace.
彼らにとって5枚目となる、この曲と同名のアルバムからの第4弾シングルが、ベントレー・リズム・エースを特別ゲストに迎えた、UK国内・アリーナ・ツアーに合わせてリリースされた。
英国のロックバンド、シャーラタンズの5thアルバムから最後のカットとなる4thシングルは、アルバムのタイトルトラックです。
先週回でも紹介されましたが、こちらのPVは97年度のフェニックス・フェスティバルのステージからのもので、BEAT UKの制作会社FIPが撮影したものを元に製作したそうです。

11  ↓   Backstreet Boys / As Long As You Love Me


ON STAGE
Stereophonics / Traffic

1997年7月5日(土)、フランス・ベルフォートで開催されたユーロケネス '97二日目からステレオフォニックスのステージです。こちらは音声のみです。


NEW RELEASES
Roni Size Reprazent / Brown Paper Bag
Justifying his Mercury Music Prize, Roni Size has managed to transcend drum & bass circles, like Goldie before him, to reach a more mainstream audience.
マーキュリー音楽大賞を受賞したことにより、ロニ・サイズが、ゴールディに続いて、ドラムンベースをより幅広い音楽ファン層にまで拡げた。

Beck / Deadweight
This is taken from the 'A Life Less Ordinary' soundtrack which also includes contributions from REM, Ash, Skunk Anansie and Underworld.
この曲は、映画『Shallow Grave』と『Trainspotting』のサントラ製作チームによる新作『A Life Less Ordinary』のサントラに収録されている。

Vanessa Mae / Storm
The violin virtuoso who has sold a total of three million albums worldwide to date, gets 'streetwise' with this drum & bass retread of Vivaldi's 'Winter'.
ヴァイオリニストとして世界中で3百万枚のアルバム・セールスを誇っている彼女が、このヴィヴァルディ“冬”のドラムンベース・ヴァージョンで、「ストリートワイズ」の称号まで手に入れてしまった。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Lighthouse Family / Ocean Drive
19  Oasis / (What's The Story) Morning Glory?
18  The Pixies / Death To The Pixies
17  Sleeper / Pleased To Meet You
16  Roni Size Reprazent / New Forms
15  The Jam / The Very Best Of
14  Ocean Colour Scene / Marchin' Already
13  Green Day / Nimrod
12  Finley Quaye / Maverick a Strike
11  Radiohead / OK Computer
10    Texas / White On Blonde
  9    Portishead / Portishead
  8    Oasis / Be Here Now
  7    Sash! / It's My Life - The Album
  6    David Arnold / Shaken & Stirred
  5    The Corrs / Talk On Corners
  4    M People / Fresco
  3    Eternal / Greatest Hits
  2    Lighthouse Family / Postcard From Heaven  (Raincloud)
  1    The Verve / Urban Hymns  (The Drugs Don't Work)


REQUEST
Ministry / Jesus Built My Hotrod

今回はBEAT UKの番組プロデューサーであるPeter Baron氏によるリクエストでした。


SPECIALIST CHART
UK DANCE SINGLE CHART
1  Sash! featuring La Trec / Stay
2  LL Cool J / Phenomenon
3  Dario G / Sunchyme
4  Goldie featuring KRS-One / Digital
5  Ray Davis Jr. featuring Peven Everett / Gabriel

10  Natural Born Chillers / Rock The Funky Beat


ONES TO WATCH
Bullyrag / Frantic

Having recently completed a support slot on The Prodigy's European tour, Bullyrag can found on their own tour of the UK this month.
プロディジーのヨーロッパ・ツアーをサポートしたバリーラグが、今月自分達のUK国内ツアーを行う。
バリーラグは94年結成の5人組ロックバンドで、サウンドからしてパンクやハードロックはもちろんのこと、サンプラー担当がいるなど様々なダンス系サウンドからも影響を受けていることが伺え、ミクスチャーバンドと表現してもいいのではないでしょうか。プロディジーがツアーのサポートアクトに選んだことも納得です。
このシングルは97年10月にリリースされたシングルで、98年6月にリリースされる1stアルバム Songs Of Praise に収録されることになります。

The O / Get Wasted Time

When previously known as 'The Fuzz' one critic said of their track 'God Bless The Radio' - "God bless the radio for not playing this indie-rock fiasco"!
「ザ・ファズ」として知られていた彼らの曲、“God Bless The Radio”を称して、ある評論家が、「神よ、このインディー・ロックの失敗作をラジオがプレイしないよう、守りたまえ」とコメントした。
ザ・オーは94年にThe Fuzzという名義で上記テロップのシングルをリリースした後、メジャーレーベルと契約しこの名義へと変えています。サウンドはヒップホップの影響を感じるロックサウンドで、この時代流行るような可能性を感じます。
このシングルは97年10月にリリースされたもので、98年には1stアルバムがリリースされる予定がありました。
しかしアルバムは完成していたものの、サンプリング元からの許可を取っておらずリリースが見送られ、レーベル契約も切られてしまいました。その後インディーレーベルや自主製作でで楽曲製作を続けてゆくことになります。

Rialto / Monday Morning 5:19

Rialto are London five piece Louis (vocals), Julian (bass), Johnny (guitar), Pete (drums) and Toby (keyboards) and are named after a disused cinema.
ロンドンの5人組、ルイス(ヴォーカル)、ジョニー(ギター)、ジュリアン(ベース)、ピート(ドラムス)、トビー(キーボード)は、このバンド名を今は無き映画のチェーン店の名前からとった。
リアルトは、元々ルイスとジョニーが前身となるKinky Machineというグラムロックバンドを解散して結成しました。リアルトのコンセプトは「映画のようなサウンド」ということで、バンド名もかなり意識して付けています。
この曲はバンドの2ndシングルで、1stシングルのUntouchableよりは若干抑え気味なものになっていますがなかなかいい曲です。これからがとても期待できます。
あとテロップには書いていませんでしたが、バンドにはもう一人ドラマーがいます。1stシングルのPVではツインドラムが並んで演奏しているのでわかりやすいです。
98年にはバンド名を冠した1stアルバムがリリースされます。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
The Prodigy / Sporthalle - Cologne, Germany  23 November /
 Arena - Berlin, Germany  27 November
Louise / Guildhall - Portsmoush, UK  23 November /
 Colston Hall - Bristol, UK  25 November

Paul Weller / Crawley Leisure Centre - London, UK  26/27 November

Cast / King George's Hall - Blackburn, UK  27 Noveber
Shola Ama / Forum - London, UK  28 November

NORTH AMERICA
Cornershop / Industry Pontiac - Michigan, USA  24 November /
 Metro - Chicago, Illinois, USA  25 November

ASIA
Fatboy Slim / Club Mago - Nagoya, Japan  22 November /
 Club Down - Osaka, Japan  23 November
Teenage Fanclub / Liquid Room - Tokyo, Japan  28/29 November


FEATURE
SALT 'N' PEPA
ソルト・ン・ペパ、結成10周年記念特集

Salt-N-Pepa / Push It  (1987)

Salt 'n' Pepa are Cheryl James (Salt), Sandi Denton (Pepa) & long-time friend & partner Dee Dee Roper (Spinderella), the group's DJ & surrogate kid sister!
ソルト・ン・ペパは、シェリル・ジェイムス(ソルト)、サンディ・デントン(ペパ)と、長年の友人でありパートナーであるこのグループのDJであり代理人シスターのディー・ディー・ローパー(スピンデレーラ)。

Salt-N-Pepa / Lets Talk About Sex  (1991)

Cheryl met Sandi at college in Queens, USA, in '85 & formed the duo's first partnership, originally calling themselves Supernature.
シェリルはアメリカはクイーンズのクイーンズバラ・コミュニティ・カレッジでサンディと出会い、85年に「スーパーネイチャー」という名で、最初のデュオを結成した。

Salt-N-Pepa / Shoop  (1993)

A DJ was needed & the original Spinderella, Pamela Greene, was hired to work on their debut LP 'Hot, Cool & Vicious', not long after thea she quit to get married!
DJが募集され、最初のスピンデレーラであるパメラ・グリーンが彼女たちのデビューアルバム“Hot, Cool & Vicious”でコラボレーターとして活躍したが、そう長く活動を共にしないうちに、結婚のため脱退した。

Salt-N-Pepa / Whatta Man (feat. En Vogue)  (1994)

Roper joined while still at high school & completed the group's triangle through 'A Salt With A Deadly Pepa' (1988), 'Black's Magic' (1990) & 'Very Necessary' (1993).
ローパーは高校生の時にその才能を見出され、“A Salt With A Deadly Pepa”(88年)、“Black's Magic”(90年)、“Very Necessary”(93年)で、見事な三角形を確立させた。

Salt-N-Pepa / None Of Your Busibess  (1995)

 A decade on and 16 singles later the motherly trio hope to continue their success with a new album 'Brand New' and a brand new record label!
そして10年が経ち、16枚のシングルが発表された現在、ニューアルバム“Brand New”がブラン・ニュー・レーベルから発表。

Salt-N-Pepa / Champagne  (1997)

Keep your eyes peeled for next week's Beat UK to see if Salt 'n' Pepa achieve their first No.1 with their new single 'R U Ready'...
とうとう最新シングル“R U Ready”で初のナンバー1を達成したソルト・ン・ペパ。来週のBEAT UKへの登場を、どうぞお見逃しなく!
こちらは映画Bulletproof(邦題:ダーティ・ボーイズ)に使用された楽曲です。

Salt-N-Pepa / R U Ready  (1997)
こちらは後日紹介します。


WEBSITE OF THE WEEK
BUK10月号・ギグレビュー特集ヴァーヴオアシスレディオヘッド
ポーティスヘッド公式サイト(1997年12月当時。現在も同アドレスの公式サイトがあります)


TOP 10
10 N  911 / Party people...Friday Night

For their latest video, 911 decided to spend the whole day in a L.A. carwash and enjoyed themselves so much they continued filming into the night!
この最新シングルのためのヴィデオ撮りのため、911はロサンゼルスで丸一日を洗車に費やした。余りにもエンジョイした彼らのうち3人は、それを夜中まで続けていたという!
英国の3ピースボーイズグループ911の、97年10月リリースの新曲です。911は96年にヴァージンと大型契約をして以降シングルチャートTop10圏内をキープする程の人気があります。英国以外では東南アジア方面で人気があり、マレーシアではシングルチャート1位になるほどだそうです。
この曲は98年7月にリリースされる2ndアルバムに収録されます。

 9  N  Hurricane #1 / Step Into My World

Singer Alex Lows is getting rather popular, as a recent short set at London's flagship HMV store proved - the place was packed, mainly with girls!
リード・シンガーのアレックス・ロウは、人気度がアップしたことを、先日のロンドン・HMVレコード・チェーン店での店内ライヴで証明した。どこの店舗も満員で、特に女の子のファンがたくさんやってきた!
97年4月にリリースされた1stシングルですが、今回またチャートインして来ました。この曲は少なくとも2回リリースされていて、今回は再発分だと思われます。英国プレミアリーグのハイライト番組で曲が使用されたこともチャートが上がった要因だったかもしれませんが、今回は英国シングルチャートで最高29位だったので、ヴァージンメガストアでかなり宣伝していたのかも知れません。
放送されたものは新PVのリミックス音源になっていました。このミックスは、Perfecto名義でお馴染みのポール・オーケンフォールドとスティーヴ・オズボーンによるものです。
元ライドのアンディ・ベルのバンドと言った方が通じそうなハリケーン#1ですが、アレックス・ロウの実力は後にシンガーソングライターとして活動できる程でもありました。元ボクサーの経歴は異色でしたが、多才っぷりはすごいです。
PVは残念ながら発見できませんでした。前回チャートインした際のPVも発見できなかったので、本当に残念です。バンドは復活していることですし、公式で過去PVがまとめて上がるのを今後期待しています。

 8  N  N-Trance feat Rod Stewart / Da Ya Think I'm Sexy?

This take in Rod Stewart's classic 'Do You Think I'm Sexy' marks N-Trance's seventh consecutive top 20 UK hit to date.
既に6枚のトップ20ヒットを飛ばしている彼らが、ロッド・スチュワートの往年の名曲をフィーチャーしたこのシングルをリリース。これが7枚目のヒットになること間違いなし。
N-トランスの新曲は、1978年のロッド・スチュワートのカバーというかリミックス曲になりました。PVでもロッド・スチュワートが出演し盛り上げています。
この曲は98年2月にリリースされる2ndアルバムHappy Hourに収録されます。
2017年にロッド・スチュワートはまたこの曲をリリースしましたが、その時はアメリカのグループDNCEをフィーチャリングに迎えたものになっていました。

 7  N  Goldie featuring KRS-One / Digital   PVなし

The release of Goldie's album 'Saturnz Return' has been put back until next year and features a contribution from Noel Gallagher.
来年まで発売が延期になったゴールディのニューアルバム、“Saturnz Return”にはノエル・ギャラガーとのコラボレーションも収録されている。
ゴールディーは英国のアーティストで、キング・オブ・ドラムンベースとも呼ばれています。80年代はグラフィティ・アーティストとして有名だったそうで、音楽に携わるようになってからもロゴデザインなどをやっています。
この新曲はアメリカのラッパーKRS-Oneをフィーチャリングしたもので、98年1月にリリースされる2ndアルバムSaturnz Returnの先行1stシングルとなります。
テロップにあるように新作アルバムにはノエル・ギャラガーのコラボもありますが、他にデヴィッド・ボウイとのコラボ曲もあります。
PVは発見できなかったので、製作されなかったのかも知れません。

 6  ↓   Dario G / Sunchyme
 5  N  LL Cool J / Phenomenon

While many of his fellow old skool rap pioneers have disappeared over the years, LL Cool J continues to achieve chart success on both sides of the Atlantic.
オールドスクール・ラッパーの開拓者諸氏が鳴りを潜めている今日この頃だが、「Ladies Love Cool James」は、太平洋の両側で相変わらずのチャート・サクセスを達成している。
LLクールJの97年10月リリースの7thアルバムタイトルトラックとなったこの曲は、アルバムからの先行1stシングルです。
この時代ギャングスタ系や社会派ラップが幅を利かせていますが、彼はこの時代で既にオールドスクール的な扱いのようです。本来から女性受けしそうなルックスや恋愛的な表現が多く軟派なイメージがあり女性支持が厚いのですが、男性ラッパーからはディスられまくります。
そして97年には若手ラッパーのキャニバスとバトルへ発展してゆくのですが、当時話題となったこの騒動のくだりは2ndシングルの時に紹介します。

 4→  Sash! featuring La Trec / Stay
 3→  Elton John / Something About The Way You Look Tonight... Candle In The Wind 1997
 2  ↓  Spice Girls / Spice Up Your Life


ON STAGE
Supergrass / Richard III

1997年7月4日(金)、フランス・ベルフォートで行われたユーロケネス'97からスーパーグラスのステージです。


NO.1
             Aqua / Barbie Girl

アクアはデンマークのユーロダンスグループです。女性シンガーのリーナ、男性ラッパーのレネ、ギターのクラウス、キーボードのソレンというユーロダンスの王道とも言える男女ラップヴォーカルを行うメンバー構成で、この曲の世界的大ヒットで知られています。しかしここに至るまでには紆余曲折あります。
最初はクラウスとソレンの二人で楽曲製作を始め、DJだったレネと知り合います。その後レネがリーナを発見し4人でグループを組むことになりました。
94年にこのメンバーでJoyspeedというグループ名でデビューしますが、その時は童謡をカバーしたハードコアテクノ様の楽曲でした。これはあまり成功しなかったので音楽性を変え、ポップなダンスミュージックにしてグループ名もアクアと変えました。
96年にはデンマークでシングルRoses Are Redがチャート1位になるヒットになり、97年には本国を始め世界各国でグループ名を冠した1stアルバムがリリースされました。
この曲は1stアルバムからの3rdシングルで、英国では初めてのNo.1ソングになり4週にわたって1位をキープしました。
1stアルバムは現在までに1400万枚も売れた大ヒットになっています。



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コメント

 コメント一覧 (3)

    • 1. BEATUK
    • 2019年12月31日 21:53
    • お疲れ様です。早めですが。。
      あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いします。

      今回はダンス色が大いにある展開ですね。中でも感動レベルに達したのが、ダブル99の登場です。これがまた好きで好きでたまらない曲です。ベースのムクムクした土台に、シンセのブォウア、ブォウアというあの音は人生で一番好きな音TOP3です。(アジドダベースのドゥームズナイトなど)。本当にありがとうございます。
      その他はもうほとんど新発見で良い曲ばかりでした。デペッシュの貫禄、スコットガルシア(初めて知りました)の即頭から離れなくなるだろう声ネタ曲、シャーラの心地よい安定感、なにげにバリーラグという人たちの感じも好きだったりし、なつかしの911、ハリケーン(初知りです)のようなデジタルロック(笑)な曲の良さ、ゴールディ、エヌトラなど今回もすごかったです。




    • 2. びぞ
    • 2020年01月03日 21:21
    • あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いします。

      今回はUKガラージのヒットが多かったですね。ここから発展して後に2ステップやダブステップが生まれるということですが、ベースの感じとかはもう未来へとつながる予感がします。
      英国では若者の娯楽がクラブ通いであることが多いそうで、クラブ受けしたものがそのままチャートに繋がるのだと思います。90年代の日本のカラオケに通ずるヒット曲構造があるのでしょう。
    • 3. BEATUK
    • 2020年01月04日 22:20
    • それはすごい国民性でうらやましいです。
      この流れから2ステップのポップス化でメジャーに。
      ソーソリッドクルー、オクサイドアンドなど衝撃のヒット。
      その他、スティッキー「boo」、モアファイアクルー「oi」などの当時のヒットシングルは今も好きで良く聞いています。
      ガラージ、2ステップの流れが終わればグライム、ダブステと。。
      音質も本格的に機械化の流れでになっていきます。。

      と、先日ぴぞさんの更新を読んでガラージを振り返っていました。
      UK20年ぶりにガラージブーム再来か?!(2018年の記事)などといった話を発見したのですが、その辺は結局どうだったのでしょうか?
      なにか情報がごさいましたらよろしくお願いします。

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