1997年10月3日のオンエア情報です。

洋楽のコンピレーションアルバムにはNow That's What I Call Music!、通称「NOW」というポップやロックにクラブ系までジャンル・レーベルの垣根を越えたヒット曲シリーズがあります。
今では98年からあるUS版NOWの方が有名になったかもしれませんが、UK版は1983年からある元祖のヒットコンピです。また各国版、ジャンル版など様々なバージョンもあるロングシリーズです。
一時期日本のアーティストだけのコンピとしてNOW Japanというものが日本でリリースされていたことがあったのですが、レーベル同士で協力できなかったのか、それともシングル売り上げへの脅威に感じたのかはわかりませんがすぐに出なくなりました。
自分は買ったことありませんが、90年代から2000年代半ば辺りまでは100万枚以上売れることもあったものすごいコンピ盤だったのです。

若手バンド特集、インターシティ・クロールのレビュー、サマーキャンプとベン・ハーパーのインタビューがあります。

 →1997年10月1日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
シーホーセズ、新ドラマー採用
ヴァーヴが公式ウェブサイトを立ち上げる
怪我をしたアーティストたち一覧。ライヴはどうなる


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあります。ご了承ください。


BEAT UK  October.03.1997 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
The Rolling Stones / Anybody Seen My Baby?
This is taken from the Stones' first album in three years entitled 'Bridges & Babylon' produced by the Dust Brothers, Don Was & The Glitter Twins.
この曲は、約3年ぶりのストーンズのニューアルバム、“Bridges And Babylon”からの最初のシングルカット。このアルバムのプロデュースは、ザ・ダスト・ブラザース、ドン・ウォズ、ザ・グリッター・ツインズが手掛けている。


TOP 20
20  N   Joe / The Love Scene

'The Love Scene' marks Joe's second hit single of the year following on from 'Don't Wanna Be A Player' which reached No.16 in the UK.
今年初旬に16位にランクインした“Don't Wanna Be a Player”に続いて、“The Love Scene”がジョーにとって今年2枚目のヒットシングルとなる。
アメリカのシンガーソングライター、ジョーの97年9月にリリースされた2ndアルバムAll That I Amからの先行2ndシングルです。
96年に映画「ポップ・ガン」にサントラ提供した曲 All the Things (Your Man Won't Do)がきっかけでレーベル移籍をしてからのアルバムとなり、アメリカや英国ではシングル・アルバム共にヒットしました。
英国ではこのアルバムが最もヒットしたものになりましたが、本国アメリカでは継続した人気があり、現在でもコンスタントにアルバムをリリースし、プロデューサーとしても活躍をつつけています。

19  N   Blur / M.O.R.

Blur are currently touring the States, the Far East & Australia, but if you can't make the gigs you can catch Damon in his acting debut for the film 'Face'.
ブラーは現在アメリカ・ツアーの最中で、このあと極東ツアーに出る予定。もしあなたが彼らのギグを見逃してしまったとしても、デーモンには彼の俳優デビュー作、『Face』でお目にかかれる。
ブラーの自身の名を冠した5thアルバムから最後のシングルカットとなる、4thシングルです。
PVがカメラワークの凝りまくった映画ばりのショートムービーで、結構お金がかかっているようです。
それぞれの配役名が本名のアナグラムになっているのですが、デーモンの役名「ダン・アブノーマル」は前作アルバムThe Great Escapeの中の曲名の一つだったり、エラスティカに参加した時に使ってた名前だったりする、ちょいちょい使ってるものです。

18  ↓   Sly and Robbie feat. Simply Red / Night Nurse
17  ↓   Puff Daddy featuring Faith Evans / I'll Be Missing You
16  N   Adam F / Circles

Current dance circuit favourite Adam F has managed to translate his club success into a mainstream chart placing with 'Circles'.
現在クラブで人気沸騰中のアダム・Fが、このクラブ・ヒット曲“Circles”でメインストリームでの人気も獲得。
アダム・Fはアダム・フェントンというリバプール出身のクラブDJ及びミュージシャンです。この頃は1stアルバムの制作と、エヴリシング・バット・ザ・ガールとのコラボの仕事を行っています。
ロニ・サイズ&レプラゼントがマーキュリー賞を獲得したことで、クラブで流行っている音がそのままメインストリームにも流れてくるようになりました。
この曲の初出は95年で、今回のリリースはロニ・サイズとAndy Cのリミックスによるものになります。97年11月にリリースされる1stアルバムColoursにも収録されます。
アダム・Fはは2000年代からはヒップホップに移行し、また映画音楽も手掛けるなど活動の幅を広げています。

15  ↓   Portishead / All Mine
14 →  Mariah Carey / Honey
13  ↓   Hanson / Where's The Love
12  ↓   All Saints / I Know Where It's At
11  ↓   Boyz II Men / 4 Seasons Of Loneliness


ON STAGE
Fountains Of Wayne / Barbara H

1997年8月22日(金)、Reading Festival '97初日からファウンテンズ・オブ・ウェインのステージです。映像は見つかりませんでしたが、音声がありました。Barbara Hは1曲目です。


NEW RELEASES
Supergrass / Late In The Day
Back in the UK following their successful tour of Japan only last month, Supergrass release 'Late In The Day' from their recent 'In It For The Money' album.
先月、大盛況だった日本ツアーからイギリスに戻ってきたばかりのスーパーグラスが、最新アルバム“In It For The Money”からニューシングル“Late In The Day”をリリース。

Backstreet Boys / As Long As You Love Me
Backstreet Boys allowed themselves a special day off from their present tour on the 3rd October - in honour of Kevin's 25th birthday!
現在ツアー中のバックストリート・ボーイズは、10月3日に特別休暇を貰えることになった。といのも、この日がケヴィンの25歳の誕生日だから。

Edwyn Collins / Adidas World

Released last month, Collins' fourth solo album 'I'm Not Following You' features Mark E Smith from The Fall & Sex Pistols Paul Cook.
先月リリースされたエドウィン4枚目のソロアルバム“I'm Not Following You”には、ザ・フォールのマーク・E・スミスや、セックス・ピストルズのポール・クックなどがフィーチャーされている。
スコットランドのバンド、オレンジ・ジュースのヴォーカリストだったエドウィン・コリンズのソロ4thアルバムI'm Not Following Youからの3rdシングルです。
日本ではオレンジ・ジュースはネオアコバンド、という認識が結構強いのですが、実際にはシンセサイザーもそこそこ使っているポストパンクバンドでした。ソロになってもそういう姿勢は特に変わっていません。
このPV、アップロードの縦横比間違えたんじゃないか…と思うかもしれませんが、当時の放送でも同じで、しかも一部縦横比がまともな場面があったりするのであえてこう製作したのだと思われます。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Meredith Brooks / Blurring The Edges
19  Led Zeppelin / Remasters
18  Bentley Rhythm Ace / Bentley Rhythm Ace
17  Travis / Good Feeling
16  Supertramp / The Very Best Of
15  Blur / Blur
14  Fun Lovin' Criminals / Come Find Yourself
13  Jamiroquai / Travelling Without Moving
12  The Seahorses / Do It Yourself
11  Cast / Mother Nature Calls
10    George Michael / Older
  9    Shola Ama / Much Love
  8    Roni Size Reprazent / New Forms
  7    The Prodigy / The Fat Of The Land
  6    Hurricane #1 / Hurricane #1  (Just Another Illusion)
  5    Texas / White On Blonde
  4    Mariah Carey / Butterfly
  3    Radiohead / OK Computer
  2    Oasis / Be Here Now
  1    Ocean Colour Scene / Marchin' Already  (Travellers Tune)


REQUEST
Pulp / Common People


SPECIALIST CHART
UK INDIE SINGLE CHART
1  Backstreet Boys / Everybody (Backstreet's Back)
2  Gala / Freed From Desire
3  Chicane with Power Circle / Offshore '97
4  Jaydee / Plastic Dreams
5  Deni Hings / I Like The Way

KRS-One / A Friend


ONES TO WATCH
Lo-Fidelity Allstars / Disco Machine Gun

Already turning down opportunities to remix for the likes of Robbie Williams and Iggy Pop, this is only the Lo-Fi's second single to date.
すでにロビー・ウィリアムスやイギー・ポップなどのリミックスを請け負う機会に恵まれている彼らだが、これがローファイにとってまだ2枚目のシングル。
ローフィディルティ・オールスターズは96年にロンドンで結成されたクラブ系グループで、様々な要素を流行のビッグ・ビートなどと融合したサウンドをしています。この時代は6人編成で、以降メンバー変遷はありますが現在でも活躍するグループです。
この曲はグループの2ndシングルで、初めてシングルチャートに入り50位につけています。
1stアルバムHow to Operate with a Blown Mindは98年5月にリリースされます。

Mono / Slimcea Girl

Prior to becoming one half of Mono, Martin Virgo worked on the remix of Massive Attack's 'Unfinished Sympathy' and Bjork's solo 'Debut' album.
モノの片割れになる前に、マーティン・ヴァーゴはマッシヴ・アタックの“Unfinished Symphony”やビョークのソロ“Debut”アルバムでリミックスを担当している。
モノは96年にロンドンで結成されたユニットで、ヴォーカルのシヴォーン・デ・メアとミュージシャンのマーティン・ヴァーゴの男女二人で構成されています。
マーティンはネリー・フーパーのプロデューサーチームの一員で、セッションミュージシャンとして活動していました。そんな中二人はロンドンで出会いデモテープを製作配布したところ多数のオファーがあり、グループとしてレコード会社と契約することになったそうです。
この曲は97年8月にリリースされた1stアルバムFormica Bluesからの3rdシングルです。評判は良かったもののあまり宣伝しなかったこともあってあまり売れなかったようです。
しかし98年に映画のサントラとして1stシングルのLife In Monoが使用され、英国よりアメリカで結構人気になっていたそうです。

Belle And Sebastian / A Century Of Fakers

Just missing the UK Top 40 with their previous release 'Lazy Line Painter Jane' the Glaswegian 7 piece hope to fare better with 'A Century Of Fakers'.
前作“Lazy Line Painterjane”があと一歩のところでトップ40入りしなかったベル&セバスチャン。グラスゴー産7人組の彼らが、今度はこの“A Century Of Fakers”で更なる躍進を目指す。
グラスゴーのロックバンド、ベル&セバスチャン、通称ベルセバの3rdEPの3.. 6.. 9 Seconds of Lightが97年10月にリリースされます。この曲はそのEPに収録されています。
前作EPは最高41位でしたが、今作は32位となり初のシングルチャートTop40入りとなりました。
これら初期EP3枚の楽曲はは以後アルバムには収録されませんが(2000年にボックスセットになる)、98年には3rdアルバムがリリースされます。
今はまだ歪んだギターサウンドのバンドが人気を博していますが、彼らのようなバンドがブリットポップの次世代サウンドのひとつになってゆくのです。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Tindersticks / Fruitmarket - Glasgow, UK  17 October
Roni Size Reprazent / Arches - Glasgow, UK  22 October /
 University Union - Manchester, UK  24 October

NORTH AMERICA
David Bowie / Autodromo Rodriguez - Mexico City, Mexico  23 October

ASIA
Blur / Mun Whagym - Seoul, Korea  18 October→21 Oct /
 MBK Hall - Bangkok, Thailand  20 October→8 Nov /
 Harbour Pavillon - Singapore City, Singapore  22 October→11 Nov /
 Logan Campbell Centre - Auckland, New Zealand  24 October
ブラー公演はソウル公演が21日、タイとシンガポール公演は11月です。
  →21日24日のセットリスト

Paul Weller / Blitz - Tokyo, Japan  19/20/23/24 October

公式サイトにはポール・ウェラーではなくワイルドハーツの日本公演と記載がありましたが、ワイルドハーツは9月の公演でした。
あと放送でポール・ウェラーの公演日が若干違っていたので修正しました。
(誤:19/20/22/23 → 正:19/20/23/24)


FEATURE
Hole Retrospective
ホールのコンピレーション・アルバム、“My Body, The Hand Grenade”発売記念!
My Body the Hand Grenade
Hole
Efa Imports
1997-10-28



Monday 6th October sees the release of 'My Body, the Hand Grenade', a 14 track compilation of rare and unreleased material by Hole...
10月6日、ホールのコンピレーション・アルバム、“My Body, The Hand Grenade”がリリースされる。このアルバムには、彼女たちの未発表曲など、貴重な音源が14曲収録されている。

Which chronicles the career of one of the 90's most important rock bands from their beginnings in an LA. basement studio to their current superstar status.
ロサンゼルスの地下室にあったスタジオを飛び出して、スーパースターの座にまで登り詰めた、90年代で最も重要なロック・バンドの軌跡とも言える内容になっている。

ニルヴァーナの故カート・コバーンの妻、コートニー・ラブを中心としたアメリカのオルタナティヴロックバンド、ホールが初にして2019年現在まで唯一のコンピレーション盤「My Body, the Hand Grenade」をリリースします。
BEAT UKのテロップではリリース日が97年10月6日となっていますが、実際にはヨーロッパ盤が10月28日で、米国盤は12月10日のリリースでした。日本盤は出ていません。

ベスト盤ではなく未発表&B面集という扱いのこのコンピでは、年代ごとのバンドサウンドを追うことができます。
それはアメリカの90年代オルタナティヴロックのサウンドの流れを追うこと、でもあるのではないでしょうか。

Hole / Violet

94年4月12日リリースの2nd(メジャー1st)アルバムLive Through Thisのオープニングトラック曲で、95年1月のシングルです。
94年4月というと勘のいい方はおわかりかも知れませんが、同月8日にはコートニーの夫だったカート・コバーンが亡くなった時です。コートニーがカートを殺したという無責任な噂が広まり、警察にも事情を聞かれる(身内だから聞くのは当然だけど)など彼女の周囲はかなり騒がしかったと思います。
そんな中でも予定通りアルバムリリースは行われましたが、スキャンダルの割にアルバムの初動は鈍かったようです。しかし徐々に売れ続け、現在までに世界で200万枚以上売れています。

Hole / Doll Parts

こちらも2ndアルバムLive Through Thisからのもので、94年11月リリースの2ndシングルです。
コートニーというと、こちらのPVのように下着のスリップ姿でのパフォーマンスが印象的です。これについて97年に音楽誌メロディーメイカーのインタビューで、「実はドレスを多く着ているけど、スリップより有名にならなかった」とのことで、ストリッパーや娼婦だったと公言する彼女のスリップ姿でのステージインパクトはかなり大きかったのでしょう。
このDoll Partsではスリップですが、先のPVであるVioletではドレス着ていますね。

Fact File
The album was compiled by the band's guitarist & co-songwriter Eric Erlandson.
The Artwork was co-directed by Courtney Love.
選曲や構成は、ホールのギタリストでありソングライティングの一端を担っているエリック・アーランドソンが手掛け、アートワークにはコートニー・ラヴが共同ディレクターとして関わっている。

The album will feature Hole's first ever recording 'Turpentine' from March 1990.
また、このアルバムにはホールの記念すべき第1弾レコーディング作品である“Turpentine”(1990年3月録音)が収められている。

Other tracks include the ultra-rare 'Retard Girl' and 'Dicknail' from their first two singles, the now-deleted 'Beautiful Son' as well as tracks from their MTV Unplugged session and BBC live recordings from 1995.
更に、最初の2枚のシングルであり現在は廃盤の“Beautiful Son”からの超レア・トラック、“Retard Girl”“Dicknail”も収録されている。その他にはMTVアンプラグド・セッションの音源や、1995年のBBCライヴ録音の模様もフィーチャーされている。

Hole have finished the songs for their follow up to 'Live Through This' and began recording tracks on July 22nd this year.
ホールは、今年7月22日から次作“Live Through This”のレコーディングに入っている。曲は全て書き上げられているが、発売日などは決まっていない。
94年のLive Through Thisのフォローアップである3rdアルバムCelebrity Skinは、98年9月のリリースになります。曲はもう出来てるということなので、リリースは忙しいコートニーのレコーディングスケジュール次第だったのでしょう。

Hole / Miss World

こちらは2ndアルバムLive Through Thisの先行1stシングルで、まだ夫のカートが生きていた3月にリリースされました。
夫のバンドであるニルヴァーナが世界的スターバンドになったこともあって、夫妻はパパラッチのネタにもなりかなり注目されていました。
そんな中「ホールの楽曲はコートニーの夫カートが作ったのではないか」という噂が広まってしまいました。この頃はカバー曲以外はバンドの著作をホール名義にしていたため、あらぬ誤解をされてしまったようです。
以後はバンド内外の個人名の著作クレジットを入れるようになりました。

ちなみに今回リリースされるコンピ盤には、カート作曲・コートニー作詞のものが一曲収録されています。


Beat UK Present
“My Body, The Hand Grenade”をBEAT UKからプレゼント!

We've got 20 copies of 'My Body, The Hand Grenade' to giveaway along with posters, T-shirts and stickers if you can answer this question:-
ホールのコンピレーション・アルバム“My Body, The Hand Grenade”、ポスター、Tシャツ、ステッカーを、クイズにお答え頂いた方の中から、抽選で20名様にプレゼント致します。次のクイズの答え、氏名、住所、電話番号(またはメールアドレス)、年齢を明記の上、ハガキまたはメールにてご応募下さい。皆様のご応募お待ちしています!

 In which film did Courtney Love appear earlier this year?
*質問:今年コートニー・ラヴが出演し、オスカー賞にノミネートされた映画のタイトルは何でしょう?
この映画は96年公開のThe People vs. Larry Flynt(邦題:ラリー・フリント)です。映画のモデルにもなったラリー・フリント本人は、コートニーの演技をとても評価していました。
コートニーはオスカーを逃しましたが、他団体の映画賞を二つ獲得しています。

Answers on a postcard via e-mail to:-(以下送付先は割愛させていただきます)

コートニー・ラブは80年代始めから音楽活動をしていましたが、80年代半ばに女優を目指してアートスクールに入っています。
初めて出演したのはアレックス・コックス監督の1986年の映画「シド・アンド・ナンシー」の端役で、この時はナンシー役のオーディションを受けたそうです。監督の次回作にも呼ばれたものの、女優としては鳴かず飛ばずで、その後音楽で成功したためしばらく女優業から遠ざかっていました。
女優として再び活動を始めたのは夫カートが亡くなってからで、既にコートニーの知名度があったため女優業が忙しくなり、ホールの新作が出なくなるほどでした。
そう考えると今回のコンピ盤は新作のつなぎとしてリリースされた意味合いもあるでしょう。


WEBSITE OF THE WEEK
BEAT UK公式サイト(1997年12月当時)
今回は公式掲示板を紹介していました。

オフィス北野公式サイト(1998年12月当時)
この頃は既にサイト移転済みで、このURLの更に古いページは発見できませんでした。


TOP 10
10    Ricky Martin / (Un, Dos, Tres) Maria
 9     Tina Moore / Never Gonna Let You Go
 8  N  Bellini / Samba De Janeiro

Following on from Ricky Martin's '(Un, Dos, Tres) Maria' is another track with a latino feel, although Bellini's 'Samba De Janeiro' originates from Germany.
現在ヒット中のリッキー・マーティンの“(Un, Dos, Tres) Maria”に続いて、またまたラテン・フレイバーのシングルがチャートイン。しかし、このベリーニの“Samba De Janeiro”の生まれは、なんとドイツ。
「聴いたことあるけど誰の何ていう曲か全然知らない」という経験は誰しもあると思うのですが、この曲はその筆頭に上がるのではないでしょうか。とにかくメディアのBGMに使用されまくりで、ブラジルといえばコレ、サッカーやサンバでもコレ!という曲です。
この曲はブラジルではなく、ドイツの多国籍女性ポップグループであるベリーニのデビューシングルとしてドイツで97年5月、英国では97年9月にリリースされました。ドイツではシングルチャート2位、英国では8位になっています。
邦題はそのまま「サンバ・DE・ジャネイロ」といい、日本でもシングルがリリースされています。
ベリーニの名の由来はブラジル人サッカー選手にあり、この楽曲はブラジルのジャズミュージシャンAirto Moreiraの楽曲Tombo in 7/4をサンプリングネタにしていることから、ブラジル的イメージを持たせたグループとして始めたのでしょう。初期には男性ダンサーもいましたが、この頃には女性のみのグループとなり、更にその後何度かメンバーを総入れ替えして2013年からはまた新メンバーとなって活動しています。

 7  ↓   Will Smith / Men In Black
 6  N  Blackstreet / Fix

Teddy 'Street' Riley, Chauncey 'Black' Hannibal, Bark L Middleton & Eric E Williams all have tattoos of the Blackstreet logo to show their commitment to the band.
テディ・‘ストリート’・リリィ、ションシィ・‘ブラック’・ハニバル、バーク・L・ミドルトン、エリック・E・ウィリアムス=ブラックストリートのメンバーは、バンドの結束を誓うために、全員バンド・ロゴの入れ墨をしている!
アメリカのR&Bグループ、ブラックストリートの96年の2ndアルバムAnother Levelから最後のカットとなる3rdシングルです。
今回のシングルカットはリミックスとして新たに製作され、アルバムバージョンにはなかったスラッシュのギター、オール・ダーティ・バスタード、フィッシュボーンがフィーチャリングされています。アルバムに比べるとスラッシュのギター(アドリブらしい)が利いていて、雰囲気が結構変わっています。
更にこの曲は映画に使用されることになり再度リミックスされています。その時はJay-Zがフィーチャリングされています。
ブラックストリートはこの後99年にアルバムをリリースしますが、この間にメンバー同士は険悪になっていたようです。

 5→  Chumbawamba / Tubthumping
 4  ↓   George Michael / You Have Been Loved
 3→  The Verve / The Drugs Don't Work
 2  N  Dario G / Sunchyme

Dario G's 'Sunchyme' is finally released following months of copyright problems in clearing his chosen samples for the track.
ダリオ・Gの“Sunchyme”が、曲中で使われたサンプルの著作権問題などを乗り越えて、ようやくリリースの運びとなった。
ダリオ・Gはポール・スペンサー、スコット・ロッサー、スティーブン・スペンサーによるDJプロデューサーの3人グループとして97年に結成され、このシングルでデビューしました。
この楽曲Sunchymeは英国のグループであるドリーム・アカデミーのLife in a Northern Townから曲をかなりサンプリングしているため、その辺りの許可も必要だったでしょう。
そもそもこのグループ名は最初Darioといい、同名グループから訴えられたためにGを付けた経緯があるそうで、デビューシングルに至るまで大変だったと思います。
このシングルはヨーロッパやアメリカで大ヒットし、英国ではシングルチャート2位になりました。
1stアルバムSunmachineは98年にリリースされます。
現在のダリオ・Gはポール・スペンサーの一人グループになっています。


ON STAGE
Marilyn Manson / Tourniquet

1997年8月24日(日)、Reading Festival '97三日目からマリリン・マンソンのステージです。


NO.1
      →       Elton John / Something About The Way You Look Tonight... Candle In The Wind 1997

エルトン・ジョンはこの曲と、一部歌詞を改変したCandle In The Windを両A面シングルとしてリリースしました。


こちらがそのCandle In The Wind 1997です。
このバージョンはダイアナ元妃の葬儀のためだけの歌詞で、ライヴではこのバージョンはやらないそうです。
この映像はダイアナ元妃葬儀の映像で、日本でもテレビのニュース等でエルトン・ジョンが演奏する様子が流れました。



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レイジー・ライン-ペインター・ジェーン
ベル・アンド・セバスチャン
EMIミュージック・ジャパン
2000-09-13


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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. BEATUK
    • 2019年11月04日 01:24
    • お疲れ様です。
      この辺にくるとほとんど知っているので楽しいです。
      アダムFは後にレッドマンとの「スマッシュサムシン」(未だに聞いてます)のヒットも飛ばしますが、この頃から売れてたんですね。勉強になりました。
      ビジネスマン・パフダディが狙いに狙って作ったであろうこの曲の特大ヒットもこの頃ですか。なんか不思議な感じです。
      あとは、UKらしいメンツの売れ方ですね。
      ダリオGは「ドリームトゥミー」は良く聴いてきたと思います。
      チャンバワンバのこの曲も大好きで今も聞いています。
    • 2. びぞ
    • 2019年11月05日 00:28
    • 見てくださってありがとうございます!
      最近ペースが落ちていますが、気長にお待ちください。

      アダムFはこの頃ロニ・サイズのレーベルからも出していたりして、流行に乗った感じですね。特にロニ・サイズが97年のマーキュリー賞を獲ったこともあって、ジャンル的にも音楽業界からお墨付きをもらったような感じでもありました。

      97年辺りはまだ自分も覚えている曲が多いかな~とか思ったら、忘れてることも多いです。例えばベリーニの「サンバ・デ・ジャネイロ」の曲自体はよく知っていても、アーティスト名・曲名は出て来ませんでした。
      懐かしいなと思うと同時に、思い出せるように書いておかなきゃ!と思っています。

      これからもよろしくお願いします!
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