1997年9月12日のオンエア情報です。

「聖地巡礼」という言葉は宗教的な意味から始まったと思うのですが、日本においては小説、映画、ドラマにアニメ等、サブカルチャーにおける意味合いで使用されることも多くあります。
前に手に入れたBEAT UKのムック本にもロンドンの音楽聖地巡礼スポット(当時はこんな言い方しないけど)の記載があります。
ビートルズのジャケ写でお馴染みアビイ・ロード・スタジオはもちろんのこと、パルプの曲名Bar Italiaのネタ元、有名ミュージシャンが亡くなった場所、オアシスのジャケ写場所、クリエイション・レコードのオフィス等色々載っていました。
今ではGoogleストリートビューで、家にいながら聖地巡礼できるようになりました。

1997年9月9日付HO HOU(ホ・ホゥ)
今週のヘッドライン
イアン・ブラウン、まもなくソロデビュー!
フー・ファイターズのパット・スミアが脱退
哀悼、ダイアナ元妃・音楽業界も衝撃


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
緑字の部分は旧公式サイトからの引用です。
日本語黒字の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません…が、時々適当に訳してることもあります。ご了承ください。


BEAT UK  September.12.1997 On Air 
Voice / Neil Fox

OPENING
Kylie Minogue / Some Kind Of Bliss
After an absence of 2 years from the charts, 29 year old Kylie returns with 'Some Kind Of Bliss' so-written by the Manics' James Dean Bradfield & Sean Moore.
約2年間のブランクを経て、29歳のカイリーがこの“Some Kind Of Bliss”を引っ提げて帰ってきた。この曲は、マニック・ストリート・プリーチャーズのジェイムス・ディーン・ブラッドフォードとショーン・ムーアとの共同執筆による。


TOP 20
20 ↓    Beck / Jack-Ass
19 N   Refugee Allstars / Lauryn Hill / The Sweetest Thing

Fugees' vocalist Lauryn Hill releases her semi-solo debut offering 'The Sweetest Thing' backed by the Refugee Allstars.
フージーズのロウリン・ヒルが、この“The Sweetest Thing”でセミ・ソロ・デビューを果たした。バッキング・ヴォーカルはリフュジー・オールスターズ。
フージーズは各々のソロキャリアを始めるために解散の道を選びましたが、それぞれの仕事や個人的関係は続き、ローリン・ヒルのソロデビューは半ばフージーズと同じようなものになりました。
特にワイクリフ・ジョンとは破綻した恋愛関係ということもあって複雑らしく、自身もボブ・マーリーの息子との間に子供をもうけたとはいえ、98年にリリースされる1stアルバムはその辺の悩ましさも表現されています。

18 ↓    Conner Reeves / My Father's Son
17    Notorious B.I.G. / Mo Money Mo Problems
16    Backstreet Boys / Everybody (Backstreet's Back)
15 ↓    Dannii Minogue / All I Wanna Do
14    En Vogue / Too Gone Too Long   PVなし
13 ↓    Gala / Freed From Desire
12 ↓    Puff Daddy featuring Faith Evans / I'll Be Missing You
11    DJ Quicksilver / Free


ON STAGE
3 Colours Red / Copper Girl
1997年7月20日(日)、Phoenix Festival '974日目から、3・カラーズ・レッドのステージです。近くシングルカットされる楽曲です。同じ映像は発見できませんでした。


NEW RELEASES
The Sundays / Summertime
Songwriters David Gavurin & Harriet Wheeler have built their own studio where they produced both this track and their future album 'Static And Silence'.
ソングライターのデイヴィッド・ガイヴァーリンと、ハリエット・ウィーラーは最近自分たちのスタジオを設立、この曲と彼らの新しいアルバム、“Static And Silence”をレコーディングした。

Stereolab / Miss Modular

'Miss Modular' marks the first single release from Stereolab's forthcoming album 'Dots And Loops', which will be the band's ninth album in only 6 years!
この“Miss Moudular”が、彼らの間もなく発売になるアルバム“Dots And Loops”からのファーストシングル。このアルバムが、彼らの6年間のキャリアの中で、実に9枚目のアルバムとなる!
英国のエレクトロ・ポップグループ、ステレオラブの5thアルバムDots And Loopsのリリースを97年9月後半に控え、こちらの先行1stシングルがリリースされました。日本では収録曲を一部替えたEPとして98年にシングルリリースされています。(ライナーノーツは小暮秀夫氏)
テロップでは9枚目のアルバムとなっていますが、これはEPも含めた枚数と思われます。
ステレオラブはミニアルバムやEPも含めると音源が本当に多くて、ファンやコレクターは収集が結構大変だと思います。

Daft punk / Burnin'

This video is a reworking of 70's film 'The Towering Inferno', while 'Da Funk Musique' and 'Around The World' have been nominated US MTV Video Awards.
MTV USアウォードのヴィデオ大賞に“Da Funk / Musique”“Around The World”がノミネートされた彼ら。この“Burnin'”のヴィデオは、70年代のクラシック映画、『The Towering Inferno』のリメイク版になっている。
ダフト・パンクの97年1月リリースの1stアルバム、Homeworkからの4thシングルです。
このシングルは英国シングルチャート30位となり、前作シングルほどのヒットにはなりませんでしたが、アルバムの評価はとても高まっています。
今では顔出しをしない彼らですが、このPVではダンスをする面々の中にいるそうです。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
20  Cast / Mother Nature Calls
19  Blur / Blur  (M.O.R.)
18  U2 / Pop
17  Primal Scream / Vanishing Point
16  Jamiroquai / Travelling Without Moving
15  Fun Lovin' Criminals / Come Find Yourself
14  Led Zeppelin / Remasters
13  Fleetwood Mac / Dance
12  Suede / Coming Up
11  Mary J Blige / Share My World
10    The Seahorses / Do It Yourself
  9    Meredith Brooks / Blurring The Edges
  8    Sheryl Crow / Sheryl Crow
  7    Super Furry Animals / Radiator
  6    Levellers / Mouth To Mouth
  5    The Prodigy / The Fat Of The Land
  4    Texas / White On Blonde
  3    Stereophonics / Word Gets Around
  2    Radiohead / OK Computer
  1    Oasis / Be Here Now  (D'you Know What I Mean?)


REQUEST
The Chemical Brothers / Block Rockin' Beats


SPECIALIST CHART
UK INDIE SINGLE CHART
1  Gala / Freed From Desire
2  Backstreet Boys / Everybody (Backstreet's Back)
3  Coolio featuring 40 Thevz / C U When U Get There
4  Sneaker Pimps / Post Modern Sleaze
5  Suede / Filmstar

16  Cornershop / Brimful Of Asha


ONES TO WATCH
Laika / Almost Sleeping

Laika are about to commence their support slot on Radiohead's UK tour this month having been personally invited by frontman Thom yorke!
ライカは、トム・ヨーク直々のご指名により、今月行われるレディオヘッドのUKツアーをサポートする!
ライカは93年にロンドンで結成されたエレクトロニカ系バンドで、ロックやトリップホップなどの実験要素もあるグループです。PJハーヴェイを発掘したことで有名なインディーレーベルToo Pureからのバンドで、95年にはロラパルーザツアーにも参加しています。
この曲は97年9月にリリースされたものでで、97年2月にリリースされた2ndアルバムSounds Of The Satellitesからのシングルカットです。トリップホップをポップにした感じの曲で、CDとアナログ盤では若干曲調が違うようです。

Prolapse / Autocade

This is the follow up to Prolapse's successful single 'Killing The Bland' and is the second release from their forthcoming album 'The Italian Flag'.
デビューシングル“Killing The Bland”の成功に続いて、プロラプスが発売間近のアルバム“The Italian Flag”から2枚目のシングル“Autocade”をリリース。
93年にレスターで結成された英国のロックバンド、プロラプスは男女混合ヴォーカルが特徴的なバンドです。デビューは94年で、1stアルバムPointless Walks To Dismal Placesは日本盤もリリースされていました。
この曲はReader Recordに移籍してからの2ndシングルで、女性のリンダのみのヴォーカルでガレージ・ロック的なテイストを感じる楽曲です。3rdアルバムThe Italian Flagは97年10月のリリースになります。
2000年に解散していましたが最近復活したようで、95年に製作された音源を2019年に自主製作でリマスターリリースしていました。

Roni Size Reprazent / Heroes
Bristolian Roni Size and his drum and bass collective Reprazent were the surprise winners of this year's Mercury Music Prize for their debut album 'New Forms'.
ロニ・サイズとドラムンベース集団のレプラゼントは、先日彼らのデビューアルバム“New Forms”がマーキュリー音楽賞にノミネートされ、大賞に輝いた。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Supergrass / Le Bikini - Toulouse, France  27 September /
 Le Transbordeur - Lyon, France  29 September
Cornershop / Planet - Bochum, Germany  27 September
Teenage Fanclub / Barrowlands - Glasgow, UK  28 September /
 University - Newcastle, UK  29 September
Echo & Bunnymen / University - Newcastle, UK  1 October /
 Music Hall - Aberdeen, UK  2 October /
 Barrowland - Glasgow, UK  3 October
Robbie Williams / The LCR,UEA - Norwich, UK  1 October

NORTH AMERICA
Aphex Twin / Cyberfest 3 - San Francisco, California, USA  27 September

ASIA
The Brand New Heavies / kanagawa kenmin Hall - Yokohama, Japan  29 September /
 Kokusai Forum - Tokyo, Japan  30 September /
 Festival Hall - Osaka, Japan  1 October


FEATURE
BEAT UK LIVE
BEAT UK イヴェントを敢行!

19970912_3
One hot and sticky summer evening last month, Beat UK hosted a live event at London's Astoria featuring  Travis, The Hybirds & Japan's no.1 rock act The Yellow Monkey.
Here's faster of just some of the tunes that you can expect to see on Beat UK over the coming months.
8月のとある蒸し暑い夜、ビートUKがロンドン・アストリアでライヴ・イヴェントを敢行!出演バンドは、トラヴィス、ザ・ハイバーズと、日本からやってきたザ・イエロー・モンキー。このライヴの模様は、これから先ビートUKの番組内で随時放映していきますが、その前に、特別にちょっとだけお見せします!

19970912_1
今回の特集はは1997年8月12日(金)に、ロンドンのAstoria Theatreにて行われたBEAT UK(フジテレビ及びFIP)主催のライヴイベントです。
この会場はキャパシティ最大2000の中堅会場で、大きめのクラブイベントやライヴ会場として有名であるのはもちろん、BEAT UKのON STAGEコーナーの屋内撮影(客なし・客あり両方)で毎度使用されるする場所です。
画像からわかるように、メインアクトはトラヴィスのようです。


The Hybirds / The Only Ones

ザ・ハイバーズの同日のライヴ映像がありました。こんな感じで会場も盛り上がってゆきました。

The Hybirds Fact File
The Hybirds are Richard Warren (singer/guitarist), Darren Sheldon (bassist) and Louis Devito (drums) and hail from Nottingham.
The band have together for 10 years and inspirations include Phil Spector, Brian Wilson, The La's and
the Stairs.
ザ・ハイバーズはノッティンガム出身のロックバンドで、リチャード・ウォーレン(ギターヴォーカル)、ダレン・シェルドン(ベース)、ルイ・デヴィート(ドラム)の3人組です。
結成は93年ということですが、10年一緒という記述があることから、以前からの友達だったかもしれません。
フィル・スペクター、ブライアン・ウィルソン、ザ・ラーズ、ザ・ステアーズなどからインスパイアされたバンドだそうです。

1stアルバムThe Hybirdsは98年3月のリリースになります。


The Yellow Monkey / Love Love Show
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イエローモンキーのライヴ映像は見つかりませんでした。ライヴではこの頃リリースされたばかりのシングル、Love Love Showを演奏しています。この時は英語バージョンの歌でした。
番組では渡英した日本のファンがバスに乗っている様子がありました。イエモンを応援する英国ツアーをやっていたのだと思いますが、600人も参加したとか。さすが大型会場クラスのバンド!

The Yellow Monkey Fact File
The Yellow Monkey not only played at the Astoria but also visited Hull for the Mick Ronson Memorial on a flying visit the UK last month.

The band have become firm friends with Mick's family through their Mick Ronson Memorial concerts held in Tokyo since his death in 1993 were personally invited to play in Hull by his sister Maggi.

The band are planning to record next album in the UK and play more dates over here in 1998.

イエロー・モンキー*ファイル
今回の来英では、アストリアだけではなくハルでもプレイしたイエロー・モンキー。ハルでは、ミック・ロンソンの記念コンサートに出演した。
イエロー・モンキーは、1993年のミック・ロンソンの死後、東京で彼の記念コンサートを開催してきた。そのこともあって彼らはミックの遺族と交流を深め、今回も彼の姉妹であるマギーから、「ハルでプレイしませんか?」と個人的な誘いを受けた。
今回ロンドンで行われたこのビートUKのイヴェントでイエロー・モンキーのステージを観るために、日本から600人のファンが来英。イエロー・モンキーは、次のアルバムをイギリスでレコーディングすることや、1998年にはより多くのステージを英国内でこなすことに意欲をみせている。


Travis / Tied To The 90's
19970912_4
トラヴィスのライヴ映像は発見できませんでした。
この頃はオアシスのフォロワー路線のバンドですが、メロディの美しさはこの頃から既に注目されていて、オアシスの前座に指名されたほどです。
この曲は今回のライヴ前日にシングルリリースされたばかりです。

Travis Fact File
Travis are Francis Healy (vocals), Douglas Payne (bass), Neil Primrose (Drums) and Andrew Dunlop (guitars).
The band got together in Glasgow in 1990 where Francis was studying art with Douglas and Andrew. While the latter two finished their degrees Francis dropped out to dedicate his time to songwriting.
Travis' debut album 'Good Feeling' is out now.

トラヴィス*ファイル
トラヴィスは、フランシス・ヒアリー(ヴォーカル)、ダグラス・ペイン(ベース)、ニール・プリムローズ(ドラムス)、アンドリュー・ダンロップ(ギター)の4人組。1990年にグラスゴーで結成された。
トラヴィスのデビューアルバム“Good Feeling”は今月発売。


WEBSITE OF THE WEEK
BUK9月号
オアシス公式サイト(1997年12月当時)
オアシス公式サイトは、解散した現在でも情報発信されるなどきちんと管理されています。


TOP 10
10 ↓   Bentley Rhythm Ace / Bentley's Gonna Sort You Out!
 9    Ginuwine / When Doves Cry
 8  ↓   Tina Moore / Never Gonna Let You Go
 7    All Saints / I Know Where It's At
 6  ↓   Radiohead / Karma Police
 5→   Ocean Colour Scene / Travellers Tune
 4     Shola Ama / You're The One I Love
 3→   Mariah Carey / Honey
 2→   Will Smith / Men In Black


ON STAGE
Texas / Say What You Want
1997年7月20日(日)、Phoenix Festival '97の4日目からテキサスのステージです。同じ映像は発見できませんでした。


NO.1
       →     Chumbawamba / Tubthumping




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Italian Flag
Prolapse
Rader
1997-10-20


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