1995年9月22日のオンエア情報です。

少し前に漫画同人誌などを売っているショップを覗いてみたら、同人音楽のコーナーがありまして、とにかくたくさん置いてあったのですごいなーと思ったのです。
大半はゲーム等の二次創作とボーカロイド曲なのですが、そういったものを作る能力のない自分からすると、ひたすら尊敬せざるを得ません。
こんなにいっぱい曲があるのだから、週1か月イチペースくらいでオタ系常設クラブイベントできるんじゃないのか…と思うのですが、そう頻繁にあるわけではなさそうです。
そもそもオタ系音楽DJも少ないかもしれないので、ちょっともったいないですね。


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字
はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。


BEAT UK  September.22.1995 On Air 
Voice / Neil Fox

TOP 20
20   Montell Jordan / Something 4 Da Honeyz
19 N Inspiral Carpets / Joe

'Joe' was Inspiral Carpets' debut single in 1988, re-released now to coincide with their Greatest Hits LP.
インスパイラル・カーペッツはマッドチェスターのムーブメントの中デビューし、オアシスのバンド名の由来になっていたり、過去にノエルがローディーをやっていたバンドです。この度シングルベスト盤をリリースしたので、バンドのデビューシングルが再発されました。
80年代後半~90年代初頭のマッドチェスターでヒットしたバンドは既にたくさん解散していて、残念ながらインスパイラル・カーペッツもこの後まもなく解散してしまいました。

18 N Cappella / Tell Me The Way
British born Alison Jordan, Cappella's latest vocalist, is hoping to continue their track record of 6 top ten hits.

17   The Original / I Luv U Baby
16 N Jam & Spoon featuring Plavka / Find Me (Odyssey To Anyoona)

Jam & Spoon return with the voice of the Shamen's former singer and their 2nd chart topping hit this year.
ジャム&スプーンの94年のヒット曲です。イギリスでは95年にも再発しているので、ヒットは続いているのでしょう。残念ながらグループは2006年にスプーンさんが亡くなって活動終了してしまいましたが、その後リミックス盤やベスト盤が出ています。
ヴォーカルはアメリカ人のPlavkaで、以前はシェイメンのアルバムEn-Tactでもヴォーカルをしていました。弟はギタリストで、バックチェリーや先日亡くなったクリス・コーネルのサポートメンバーを務め、そして一時期オルタナバンドFuelにも参加していたそうです。

15 N Whigfield / Close To You
This is the latest single from the Danish superstar to follow up her last top ten hit 'Think Of You'.

14   Donna Summer / I Feel Love
13 N Michael Bolton / Can I Touch You There?

Michael release only his fourth top ten hit to coincide with the release of his Greatest Hits LP.
マイケル・ボルトンはアメリカのシンガーソングライターで、デビューは1975年です。彼が世界的にブレイクしたのは1989年のアルバムSoul Providerからで、90年代は絶頂期とも言えます。
95年に新曲を含めたベスト盤Greatest Hits (1985–1995)をリリースし、この曲はその名姦お新曲のうちの一つです。このベストアルバムは大ヒットし、絶大な人気を伺うことができます。

12   De'Lacy / Hideaway
11   TLC / Waterfalls


ON STAGE
Brand New Heavies / Dream Come True
1995年7月16日(日)、Phoenix Festival '95の最終日四日目からのステージです。同じ映像は見つかりませんでした。


NEW RELEASES
David Bowie / The Heart's Filthy Lesson
Teaming up once again with Brian Eno, this is the 1st single from Bowie's newest concept album 'Outside'.

Annie Lennox / Waiting In Vain
The latest track to be released off her 'Medusa' LP is a cover of Bob Marley And The Wailers 1977 top ten hit.

Janet Jackson / Runaway

Janet is celebrating ten years in pop with the release of a Greatest Hits LP titled 'Design Of A Decade'.
ジャネット・ジャクソンのベスト盤Design of a Decade: 1986–1996が95年10月にリリースされるにあたり、新曲を先行シングルとしてリリースしました。
この曲は事前にマイケル・ジャクソンとコラボ予定があった上で、デュエットできるような曲を何曲か作ったうちの一つでした。結局は「Scream」を選びましたが。
ジャネット・ジャクソンが世界を文字通り飛び回るこれは、彼女の数あるPVの中で最も知られたものかもしれません。もしこの曲でマイケルと一緒に飛び回っていたら、それはそれでありかも。
PVのメイキング映像もありました。


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
21  Boyzone / Said And Done
20  Radiohead / The Bends
19  Bon Jovi / These Days
18  Morrissey / Southpaw Grammar
17  Pulp / His 'n' Hers  (Do You Remember The First Time)
16  Jethro Tull / Roots To Branches
15  Seal / Seal II
14  Supergrass / I Should Coco
13  The Offspring / Smash
12  Michael Jackson / HIStory - Past, Present And Future - Book 1
11  The Cranberries / No Need To Argue  (Zombie)
10  Black Grape / It's Great When You're Straight...Yeah!
  9  Mary Black / Circus
  8  The Cranberries / Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?
  7  TLC / Crazy Sexy Cool
  6  Portishead / Dummy
  5    Blur / Parklife
  4    Oasis / Definitely Maybe  (Supersonic USver)
  3    Levellers / Zeitgeist
  2    Paul Weller / Stanley Road
  1    The Charlatans / The Charlatans  (Just When You're Things Over)


WORLD ALBUM CHART
VIENNA
Bon Jovi / These Days
Guru / Jazzmatazz, Vol. 2: The New Reality
Neil Young / Mirror Ball
Live / Throwing Copper
Therapy? / Infernal Love

PARIS
The Cranberries / No Need To Argue
Michael Jackson / HIStory - Past, Present And Future - Book 1
Red Hot Chilli Peppers / One Hot Minute
Celine Dion / D'eux
Lenny Kravitz / Circus

MILAN
Zucchero / Spirito Devino
883 / Il grande Incubo
Pino Daniele / Non calpestare i fiori nel deserto
Pink Floyd / Pulse
RAF / Manifesto


REQUEST
Erasure / Take A Chance On Me


CHART BREAKERS
Chara Nelson / The Rough With The Smooth
This is the former Massive Attack singer's first single release from her brand new album 'Friendly Fire'.

Fluffy / Hypersonic
This is the exciting debut single from the teenage female quartet, who hail from West London.

Alison Moyet / Solid Wood

The girl from Essex releases her latest single following the recent success of her 'The Singles' album.
元ヤズーのヴォーカリスト、アリソン・モイエのベスト盤が95年6月にリリースされ、アルバムチャート1位になりました。ベスト盤からはカバー曲のThe First Time Ever I Saw Your Faceとこの曲が新曲としてシングルカットされました。


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Green Day / Apollo - Manchester, UK  22 September
 →当日のセットリスト

Squeeze / Cliffs Pavillion - Southend, UK  23 September
Jann Arden / Le Zenith - Paris, France  27 September

ASIA
Wet Wet Wet / Kanni Hoken Hall - Tokyo  25/26 September
Supergrass / Liquid Room - Tokyo, Japan  25-28 September
Vanessa Williams / Tokyo Bay NK Hall - Tokyo, Japan  29 September

NORTH AMERICA
Faith No More / Crawford Hall - Irvine, California, USA  24 September
REM / World Music Centre - Tinley Park Illinois, USA  24 September
 →当日のセットリスト

Soul Asylum / Vanderbilt University - Nashville, USA  27 September
Tricky / Grand Olympic Auditorium - Los Angeles, California, USA  29 September


FEATURE
MERCURY MUSIC PRIZE WINNER

最優秀アルバムを決定する祭典、マーキュリー・プライズの結果発表です。
1995年度のノミネートアルバムを振り返ってみましょう。

  Elastica / Elastica
  Guy Barker / Into The Blue
  Leftfield / Leftism
  Oasis / Definitely Maybe
  James MacMillan / 7 Last Words From The Cross
  PJ Harvey / To Bring You My Love
  Portishead / Dummy
  Van Morrison / Days Like This
  Tricky / Maxinquaye
  Supergrass / I Should Coco


WENNER
  Portishead / Dummy

Portishead / Numb
Portishead / Sour Times
Portishead / Glory Box
Spawning two top ten hits so far, 'Dummy' is the debut album from the trip hop stars from Bristol.

1995年度の最優秀アルバムは、ポーティスヘッドの1stアルバムDummyでした。このアルバムは世界で350万枚売れる大ヒットになりました。
新しいヒップホップの形態を作ったうちのひとつでもあるポーティスヘッドは、寡作ですが現在においても根強い人気があります。


このイベントでトリッキーのパフォーマンスがありました。(BEAT UKでは放送されていません)
この曲、ポーティスヘッドのGlory Boxから無断サンプリングしたやつです。こんな大舞台でよくやるなぁ。もっともこんな所でコソコソするようなら、シングルカットまでしないでしょうが。


ON STAGE
George Clinton / Whole Lot Of Rhythm
1995年7月16日(日)、Phoenix Festival '95最終日四日目からのステージです。カラフルな扮装で有名なジョージ・クリントンですが、今回は色味を抑えたラフな格好でした。同じ映像は見つかりませんでした。


OTHER CHART HIGHLIGHTS
RAP
Rappin' 4-Tay / Playaz Club

The Rap charts are currently brimming with fresh acts including Rappin 4-Tay, Tri & the UK's Mark Morrison.
Rappin' 4-Tayはアメリカのサンフランシスコ出身のウエスト・コースト・ラップアーティストです。この曲は94年の2ndアルバムDon't Fight the Feelin'からのシングルカットです。94年8月のリリースなので紹介されるのが若干遅いようですが、この頃はDeath Row RecordsとBad Boy Recordsが抗争みたいになって、ヒップホップ自体がとても盛り上がっていた(と言うべきなのか)時代なので、たくさんのアーティストが注目されていたのでしょう。
アルバムの2rdシングルとなった I'll Be Around も人気がある曲です。

DANCE
Tokyo Ghetto Pussy / Everybody On The Floor

Dance music is enjoying immense popularity with acts like Nush, BT, and N-Trance topping the charts.
名前に東京と入っていますが、日本人がやっているものではなく、ドイツのグループJam & Spoonの変名ユニットです。ジャケットにカタカナで「ジャム&スプーン」と記載されているので、一応誰がやってるかはわかります。日本語で書かれている時点で、日本人以外には簡単にはわからせてくれませんが。
ジャーマントランスらしいクールなジャム&スプーンよりも明るめなトランスになっています。PVにはなんだか見たことのある商品が色々出てきています。


TOP 10
10  Smokie / Living Next Door To Alice  PVなし
 9   Celine Dion / Pour Que Tu M'aimes Encore
 8 N Foo Fighters / I'll Stick Around
Ex-Nirvana drummer David Grohl & his band release the second single from their debut LP 'This Is A Call'.
先週回のニューリリースとテロップが一緒です。こういうのも珍しいことです。1stアルバム名は”Foo Fighters”で、テロップにアルバム名としてあるThis Is A Callは、1stシングルにもなった曲名です。

 7 N Nush / U Girls (Look So Sexy)  PVなし

A re-release of a classic track from last year from these two south Londoners remixed by Junior Vasquez.
ロンドンのグループNushは、Danny HarrisonとDanny Matlockの二人組で、91~96年頃活動していました。
この曲は94年のシングルの再発で、最もヒットした曲になっています。Danny Harrisonはその後様々な名義で音楽活動を続けていますが、最も有名なのはMoto Blancoとしての活動だと思います。

 6   Oasis / Roll With It
 5→ Berri / Sunshine After The Rain
 4   Blur / Country House
 3 The Rembrandts / I'll Be There For You  PVなし
 2→ Michael Jackson / You Are Not Alone


ON STAGE
Brand New Heavies / Never Stop
前半のステージと同じく、Phoenix Festival '95からのステージです。同じ映像は見つかりませんでした。


NO.1
  N   N-Trance / Stayin' Alive

This latest cover of Bee Gees 1978 top ten hit single enters the charts straight in at Number One.
N-トランスの代表曲の一つであるこの曲は、ビージーズのカバーです。サタデーナイトフィーバーの曲ですね。
この曲はグループの3rdシングルで、シングルチャート2位になっています。11月には1stアルバムElectronic Pleasureがリリースされ、グループもノリに乗っている時期でした。


おまけ
ミニコーナー・BEAT UK INFORMATION
19950922_1
ミニコーナーも3週目になりました。
今回は鈴木結女さんのレコーディング風景の紹介です。
また最後にCDプレゼント告知があります。

19950922_2
ビートルズを始め、様々な有名ミュージシャンがレコーディングしたという有名スタジオ、アビーロードスタジオでのレコーディングです。
このスタジオの近くにある横断歩道で歩く姿をジャケット写真にした、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」は有名ですが、その当時はEMIレコーディングスタジオと呼ばれていました。
あのジャケットの真似やパロディをするアーティストもたくさんいます。(レッチリの靴下のとか)



ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。


Disco 2001
Tokyo Ghetto Pussy
Epic
1996-05-23


    mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット