1995年5月26日のオンエア情報です。

自分は「大ヒットしたもの」はあまり買わない、という基準でCD等の音源を購入していました。
これは別に天邪鬼だからというわけではなく、他にも欲しいものがたくさんあるので、ヒット曲はよくメディアで流れる&後からでも買える、という理論でした。
しかし資金には限りがあり、色々買えずじまいだった次第であります。
時は流れ、定額配信サービスもできて、ヒット曲でも何でも合法的にをガンガン聴ける時代が来ました。正直いくらでも聴きたいのに、聴きたい過去曲は尽きなくて、新曲は曲名とアーティスト名が一致しなくて、嬉しいやら悲しいやら。若いころからすると、本当に贅沢な悩みです。
しかし配信サービスにも限界があって、「この音源欲しい」病は未だ続くのであります。


先週からのランキングの
  はダウン
  はアップ
 → は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字
はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。

英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
今週分は13位からの録画データでしたので、それ以下のチャートは公式サイトのアーカイブページを参考にしています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。


BEAT UK  May.26.1995 On Air 
Voice / Neil Fox

TOP 20
20 N Gigolo Aunts / Where I Find My Heaven
19   Brownstone / If You Love Me
18 R Love City Groove / Love City Groove
17 R The Real McCoy / Love & Devotion
16 N Manchester United FC / We're Gonna Do It Again

イングランドのフットボールチーム、マンチェスター・ユナイテッドのチームソングです。以前にもステイタス・クォーの曲を改変したチームソングがチャート1位になりましたが、今回また新たに製作されました。スター選手を擁する人気チームだけあって曲もヒットしています。
他チームはどうなのかなと思い調べたら、昔から結構各々曲を製作したり、既にあるものを後からテーマ曲として設定したりしているようです。またワールドカップの時期には代表チームの曲が作られることもあります。
あとPVと共にイギリスのチャートが少し見られるのですが、この放送と同じような時期だったようで、結構心ときめいてしまいました。

15   Supergrass / Lenny
14 R Runrig / As Ubhal As Airde
13   Tina Arena / Chains
12   Take That / Back For Good
11   The Outhere Brothers / Don't Stop (Wiggle Wiggle)


ON STAGE
D-Influence / Good Lover
同じ動画は見つかりませんでした。ロック系以外はなかなかありませんねぇ。


NEW RELEASES
Rod Stewart / You're The Star
The British rocker continues to break into the charts with this his 1st single from his LP 'A Spanner In The Works'.

Chris Isaak / Somebody's Crying
This is the first single to be taken from the musician/actor's brand new album titled 'Forever Blue'.

Michelle Gayle / Freedom
Michelle's new single was written by Narada Michael Walden known for his work with Whitney & Aretha Franklin.


UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
21  Bob Dylan / Unplugged
20  Sheryl Crow / Tuesday Night Music Club
19  Corona / Rhythm Of The Night  (Baby Baby)
18  Blur / Parklife
17  The Beautiful South / Carry On Up The Charts
16  Offspring / Smash
15  Green Day / Dookie
14  Del Amitri / Twisted
13  TLC / Crazysexycool
12  Portishead / Dummy
11  Hole / Live Through This  (Doll Parts)
10  Elastica / Elastica
  9  Banco De Gaia / Last Train To Lhasa
  8  The Cranberries / No Need To Argue
  7  The Boo Radleys / Wake Up!
  6  The Real McCoy / Another Night
  5    Bruce Springsteen / Greatest Hits Vol.1
  4    Celine Dion / Colour Of My Love
  3    Wet Wet Wet / Picture This
  2    Abba / Gold Greatest Hits  (Dancing Queen)
  1    Take That / Nobody Else  (Back For Good)


WORLD ALBUM CHART
TOKYO
Diana King / Tougher Than Love
Incognito / 100° And Rising
Take That / Nobody Else
Doop / Circus Doop
The Cardigans / Life

AMSTERDAM
Vangelis / 1492: Conquest of Paradise  (映画「1942 コロンブス」のサントラ)
Portishead / Dummy
Celine Dion / Colour Of My Love
Wet Wet Wet / Picture This
The Cranberries / No Need To Argue

BARCELONA
Bruce Springsteen / Greatest Hits Vol.1
The Cranberries / No Need To Argue
Various Artists / Pulp Fiction OST
Green Day / Dookie
Sau / Cançons perdudes, rareses, remescles


REQUEST
U2 / Even Better Than The Real Thing


CHART BREAKERS
Mudhoney / Generation Spokesmodel

Known as the gods of grunge, these Americans release this single to coincide with their UK tour dates.
マッドハニーの95年3月にリリースされた4thアルバムMy Brother the Cowからの2ndシングルです。カート・コバーンが亡くなって以降グランジは死んだ、という意見もあるとは思うのですが、マッドハニーを始めとしたグランジ勢の音が急にポップになるわけでもなく、以降もオルタナティブ・ロックのひとつとして様々な影響を与えてゆきます。
このアルバムには隠しトラックがあり、3~12曲目を逆回転にするという仕様になっているというのですが、2003年の再発盤、配信サービスでの95年版にも入っていません。レビューによるとかなりキツイものらしいです。

The Charlatans / Just Lookin'

This is first single to be released from their 4th LP and is a double A side single. Soon live on Beat UK.
シャーラタンズのこのシングルは、Bullet Comesとの両A面としてリリースされました。この時期はバンド名を冠したタイトルになる4thアルバムのレコーディング中でした。アルバム名にバンド名が来るときは、相当気合いが入ったアルバムになるのは間違いないので期待大です。シャーラタンズはこの年グラストンベリーやフェニックスなどのフェスにも出演しているので、録画し損ねてなければBEAT UKでライヴを見る機会もあると思います。

Orbital / Belfast Wasted

Their first single feature a full vocal is taken from the double LP 'Sharks Patrol These Waters'.
オービタルのベルファストは初出が91年で、95年にこの曲とセラピー?の曲Innocent Xがスプリット・シングルとしてリリースされました。あまり関係なさそうに見える2組ですが、セラピー?はベルファスト出身で、この曲はベルファストでデヴィッド・ホルムス(この人はベルファスト出身)のDJプレイに触発され製作された経緯があり、通じる所があったのでしょう。
ヴォーカルはオービタルのアルバムジャケットを手掛けるデザイナーの一人であるGrant Fultonで、91年バージョンにはなかった歌詞の作詞もこの人です。オービタルの男性voはほぼこの人がやっています。
あとテロップにあるLPのタイトルは間違っていて、正しくはWasted - The Best Of Volume (Part 1) という豪華ブックレット付クラブ系コンピ盤でした。 (テロップのものはブリットポップ系コンピ)


WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Bon Jovi / Weser-Ems-Halle - Bremen, Germany  27 May /
 Goffert Park - Nijmegen, Germany → Netherlands  28 May
Joe Cocker / Stadium - Szczecin, Poland  1 June

ASIA
Megadeth / Koseinenkin Hall - Tokyo, Japan  29/31 May
Buddy Guy / Chicken George - Kobe, Japan  27 May /
 Castle Hall - Osaka, Japan  28 May

NORTH AMERICA
Black Crows / Orpheum Theatre - Vancouver, Canada  28 May
Natalie Cole / Caesars Palace - Las Vegas, Nevada, USA  1/2/3/4 June
REM / Rosemont Horizon - Chicago, Illinois, USA
Sonic Youth / Sandstone Amphitheatre - Kansas City, USA  27/28 May


FEATURE
HIT MOVIE HITS

このコーナーの定番となった、映画の主題歌・挿入歌特集です。
映画のために依頼されて作られた曲や、過去のヒット曲を映画に使うパターンもあれば、映画は売れなかったがサントラはヒットしたり、アーティストが丸ごとプロデュースするなど、映画音楽も様々です。
ここに紹介した以外でも、電子系音楽の巨匠ヴァンゲリスが音楽を手掛けた映画「1492 コロンブス」のサントラ(92年リリース)がアムステルダムチャートに入っていたり、この頃公開されたばかりの映画「ブレイブハート」のケルト系音楽満載のサントラがヒットしたりと、映画音楽はいつでも話題に事欠きません。
(カッコ内)は映画の原題です。

  Urge Overkill / Girl You'll Be A Woman Soon  (Pulp Fiction)

Soundtracks are currently big business with recent successes such as 'Pulp Fiction' and Disney's 'The Lion King'.
1967年のニール・ダイヤモンドの同名曲のカバーで、1992年のアーグ・オーバーキルのEP盤Stull が初出です。パルプ・フィクションで使われ、94年にシングルでリリースされました。でもパルプ・フィクションといえばやはり「ミザルー」が有名でしょう。
映画は90年代を代表する名作となり、サントラも大ヒットしました。しかもサントラは後年デラックス・エディションまで出てしまう程でした。

  Chage & Aska / Something There  (Street Fighter)
Japan's top pop due Chage & Aska, Ice Cube & Angelique Kidjo feature on the soundtrack of Van Damme's Latest.
アメリカの実写映画ストリートファイターは、日本の対戦格闘ゲームのストⅡシリーズを元にしたもので、チャゲアスの曲がエンディングテーマでした。この映画は(アメリカ映画なので?)主人公が何故かガイル、ヒロインはキャミィになっており、原作とはかなり違うところがあります。リュウとケンは詐欺師っぽいし…別モノとしてみればまぁなんとか…?

  Bjork / Army Of Me  (Tank Girl)
Bjork has worked on soundtracks before, her 1st being 'Play Dead' for the hit movie 'The Young Americans'.
タンク・ガールはイギリスの雑誌 ”デッドライン” で連載されて人気になったコミックが原作のアメリカ映画です。しかし映画は大爆死してしまったので、映画のシーンをPVに盛り込むことはやめて、独自に毎度やりすぎミシェル・ゴンドリー監督によるPVを製作しました。

The Way of Tank Girlこれはタンク・ガールの原作シリーズの一つです。この表紙の作画をしたのはジェイミー・ヒューレットという方で、ゴリラズのキャラクターデザインをした人でもあります。ゴリラズのアルバムイラストも毎回この人によるものです。
タンク・ガールの作画をした方は複数いて、もっと写実風な絵柄のアーティストもいます。
2018年にはゴリラズのアニメシリーズが放送されるそうです。日本でもやって欲しいいぃぃ!!(ジェイミー・ヒューレット氏が初回と最終回の監督をやるらしい)


  Gigolo Aunts / Where I Find My Heaven  (Dumb & Dumber)

Also the theme tune to a popular UK comedy TV programme, this is currently riding fast up the UK charts.
94年のコメディ映画、「ジム・キャリーはMr.ダマー」はとてもヒットした映画になり、興業収入が製作費の10倍くらいになりました。サントラにはロック系ミュージシャンが多く、他にはクラッシュ・テスト・ダミーズ、エコーベリー、バットホール・サーファーズなども収録されていました。しかしサントラには収録されなかったアーティストも多数いて、ちょっともったいない感じがします。

  Bonnie Raitt / You Got It  (Boys On The Side)

Whoopi Goldberg's latest features amongst others, rock singer Bonnie with this cover of Roy Orbison's hit.
1989年のロイ・オービソン(この時もう亡くなっている)のヒット曲の、ボニー・レイットによるカバーで、95年の映画「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のサントラに収録されています。3人の女性が主役のロードムービーなので、サントラは女性ヴォーカルの曲のみで構成され、他にもクランベリーズ、プリテンダーズ、シェリル・クロウなどの曲が収録されています。

  Bryan Adams / Have You Ever Really Loved A Woman  (Don Juan De Marco)
Bryan is no stranger to soundtracks with his most successful single coming from 'Robin Hood Prince Of Thieves'.
95年のジョニー・デップ主演のロマンチック・コメディ映画「ドンファン」のテーマソングで、ラテンの雰囲気たっぷりでしっとりしたラブソングです。この曲は映画の要所で流れ、スペイン語バージョンの曲もあります。サントラにはこの曲とスペイン語ver以外の曲はインストのオーケストラ演奏になっています。

  Diana King / Shy Guy  (Bad Boys)

Topping the Japanese album charts Diana has also released this single for the latest Hollywood action movie.
95年のマイケル・ベイ監督のデビュー作「バッドボーイズ」のサントラは、ヒップホップ系とR&B系のアーティストが多い構成です。ダイアナ・キングはジャマイカのレゲエ系ミュージシャンで、この曲はデビューからまだ2枚目のシングルですが、世界的に大ヒットしました。ちなみに1stシングルは映画「クール・ランニング」で使われています。
映画とサントラ共にヒットし、監督や出演者も株を上げることになりました。
PVは上記の映画のシーンを取り入れたものと、ダイアナ・キング中心の2パターンあります。
ダイアナ・キング主体のPV


ON STAGE
60ft Dolls / No.1 Pure Alcohol
同じ動画は見つかりませんでした。


OTHER CHART HIGHLIGHTS
CLASSICAL
Vanessa Mae / Red Hot
The Classical charts are a mixed bag this week with the likes of Pavarotti, Barrios and this unusual newcomer.

REGGAE
Sharon Shannon / The Mighty Sparrow
While classic reggae artists like Eddy Grant & Marley still lead the chart, this Irish oddity is also doing well.


TOP 10
10N Celine Dion / Only One Road
The Canadian songstress releases this third single from her Platinum album 'Colour Of My Love'.

 9 N Ali Campbell / That Look In Your Eye
The frontman of UB40 enters the charts with the first single from his debut solo album 'Big Love'.
UB40のヴォーカリスト、アリ・キャンベルのソロ作品です。

 8 N Bob Marley / Keep On Moving
Fourteen years after his death, this single is re-released to coincide with the 50th anniversary of his birth.

 7 N Billy Ray Martin / Your Loving Arms

A Top 40 hit earlier this year with Electribe 101, Billy Ray releases this club hit again featuring Roger Sanchez.
ハウスグループElectribe 101の元ヴォーカリスト、ビリー・レイ・マーティンの94年リリースの2ndシングルです。95年に再発し、今回更なるヒットになりました。この曲はザ・グリッドがプロデュースに関わっていて、彼女の最もヒットしたシングルになっています。彼女の1stアルバムDeadline for My Memoriesは、96年1月にリリースされます。

 6   Oasis / Some Might Say
 5   Scatman John / Scatman (ski-ba-bop-ba-dop-bop)
 4→ Montell Jordan / This Is How We Do It
 3   Livin Joy / Dreamer
 2   Perez Prado / Guaglione


ON STAGE
D-Influence / Midnight
同じ動画は見つかりませんでしたが、別番組で収録されたこの曲の映像がありました。時期が同じだったようで衣装も一部同じものでした。 →動画を見る


NO.1
    N  Robson & Jerome / Unchained Melody

From TV show 'Soldier, Soldier', these actors score No.1 with this cover, a hit for The Righteous Brothers in '65 & '90.
イギリスの俳優ロブソン・グリーンとジェローム・フリンのコンビです。二人の俳優がイギリスの軍隊をテーマにしたドラマSoldier Soldier の中で、この曲を演奏したのがヒットのきっかけとなりました。
原曲は元々1955年に映画音楽として製作され、様々なアーティストがカバーする名曲です。最も有名なのは、映画「ゴースト」で使われたライチャス・ブラザーズ のバージョンでしょう。
この曲がドラマで放送されたのは94年の11月でしたが、若干トラブルがあり遅れてレコーディングをして、この時期にリリースされたのでした。



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Last Train to Lhasa
Banco De Gaia
Disco Gecko Recordin
2015-07-10

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