1995年3月11日のオンエア情報です。
1995年は日本で大災害や大事件のあった年で、当事者にとっては大変厳しい年だったと思います。更にバブルは弾け、景気も悪くなる一方でした。
一方音楽は、まだ音源がたくさん売れる華々しい年だったのではないでしょうか。
イギリスでもブリット・ポップとか言われてロックバンドがヒットするいい時代でした。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。
英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。
BEAT UK March.11.1995 On Air
Voice / Neil Fox
TOP 20
20 ↓ Vanessa Mae / Toccata & Fugue
19 N Drizabone / Real Love
This is the latest single to be taken from the UK producer / remixer's debut album titled 'Conspiracy'.
ドライザボーンはDriza Boneとも表記される、Vincent Garcia とBilly April のコンビによるプロジェクトです。この曲は91年の曲の再発で、94年に1stアルバムConspiracyをリリースしたので再発されたのでしょう。他にも色々なアーティストのリミックスなどをしていましたが、これ以後活動が見られなくなりました。2011年にDrizabone Soul Familyとして活動を再開しています。
18 ↓ Scarlet / Independent Love Song
17 ↓ Ini Kamoze / Here Comes the Hotstepper
16 N Raja-Nee / Turn It Up
Chicago born Raja-nee's debut single was remixed by Jam & Lewis, & was used in the US film 'Low Down Dirty Shame'.
ラジャネーの94年のデビューシングルで、1stアルバムのHot & Readyに収録されています。ラジャネーはテロップにもありますが、有名プロデューサーのジャム&ルイスのプロデュースする女性シンガーです。この曲はヒットし、記憶に残る曲になりました。
15 ↓ Sting & Pato Banton / This Cowboy Song
14 N Bucketheads / The Bomb
The Bomb was produced and remixed by Kenny 'Dope' Gonzalez famed for his work with Simply Red & Jamiroquai.
アメリカのハウスユニットMasters At WorkのKenny Dopeによる、Bucketheads名義のヒットチューン。今ではハウス・クラシックです。元ネタは1979年のシカゴによる曲「Street Player」です。そのままですね。グループでもソロでも精力的に活動中で、2016年には来日公演がありました。国内の色々なアーティストも参加する豪華な公演だったようです。
13 N Elton John / Belive
Elton John has now released over thirty albums after twenty five years in the music business.
12 N Gene / Haunted By You
Since completing a long tour around the UK, Gene have now released their 4th track taken from their latest LP.
11 ↓ Madonna / Bedtime Stories
ON STAGE
Des'ree / Living In The City
94年4月16日回と衣装が同じなので、同日ステージだと思われます。前回分の映像はBEAT UKロゴ入りのけしからんもっとやれ映像でしたが、今回の分は発見できませんでした。今回は同じ曲の使い回しではないようです。
NEW RELEASES
The Stone Roses / Ten Storey Love Song
This is the second single to be released from the Manchester band's long awaited album 'Second Coming'.
2ndアルバムSecond Coming からの2ndシングルとして2月末にリリースされた曲です。
この時期、詳しい理由が伝えられないままレニが脱退してしまいました。ツアー直前だったので、急遽新しいドラマーを用意しなければなりませんでした。
Cher, Chrissie Hynde & Neneh Cherry / Love Can Build A Breidge
This is the latest single to be made for the English charity 'Comic Relief' and it also features Eric Clapton.
Mike And The Mechanics / Over My Shoulder
This is the first track to be taken from the Genesis star's latest album titled 'Beggar On A Beach Of Gold'.
ジェネシスの創設メンバーであるマイク・ラザフォード率いるバンド、マイク・アンド・ザ・メカニクスは1980年に結成。95年3月に4thアルバムのBeggar on a Beach of Goldをリリース、この曲は先行シングルでした。ジェネシスもやりつつこちらも並行してやっていますが、決してサイドプロジェクトではなく、コンスタントに新作を出すバンドです。一度解散しますが、再結成後も2枚アルバムを出しています。
UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
21 REM / Monster
20 Garth Brooks / The Hits
19 Bob Seger / Greatest Hits
18 Offspring / Smash
17 Vanessa Mae / The Violin Player
16 Eternal / Always And Forever
15 Jimmy Nail / Crocodile Shoes
14 John Lee Hooker / Chill Out (Chill Out)
13 Sheryl Crow / Tuesday Night Music Club
12 The Beautiful South / Carry On Up The Charts
10 Belly / King
9 M People / Bizarre Fruit (Open Your Heart)
8 Massive Attack / Protection
7 The Cranberries / No Need To Argue
6 Portishead / Dummy
5 The Smith / Singles (This Charming Man)
4 Oasis / Definitely Maybe
3 Celine Dion / Colour Of My Love
2 Blur / Parklife
1 Tricky / Maxinquaye (Over Come)
WORLD ALBUM CHART
PARIS
1 The Cranberries / No Need To Argue
2 Frances Cabrel / Samedi soir sur la Terre
3 John Lee Hooker / Chill Out
4 Various Artists / Pulp Fiction - OST
5 Slash's Snakepit / It's Five O'Clock Somewher
MILAN
1 Pat Metheny / We Live Here
2 Sinple Minds / Good News From A New World
3 Green Day / Dookie
4 The Chieftains / Long Black Veil
5 Gianna Nannini / Dispetto
TOKYO
1 Kome Kome Club / Decade
2 Van Halen / Balance
3 Manhattan Transfer / Tonin'
4 Slash's Snakepit / It's Five O'Clock Somewher
5 Whiteout / Bite It
今週の東京チャートのナレーションは、5位に入ったホワイトアウトのアルバムについてのみ言及されていました。この1stアルバムはイギリスで6月リリースですが、バンドは日本でかなり評価が高く、早くも日本盤が2月にリリースされていました。もっとも、ルックス込みの人気ではありましたが。
REQUEST
Echobelly / Insomniac
CHART BREAKERS
The Boo Radleys / Wake Up Boo
This video from the Liverpudlian Indie group was filmed on location in Britain's Battersea Power Station.
Molly Halfhead / Breaking The Ice
This is the latest single release from the Manchester band who will be appearing live on Beat UK next week.
マンチェスター出身のバンドで、デビューは93年です。音楽的にはローゼズを意識している感じでしょうか、歌唱力がもっとあったら化けてたかも? 95年7月にリリースされる2ndアルバムDunceに収録されている曲です。あまりヒットしなかったようで、この後すぐ解散しています。過去にThe BEATへ客なしライヴで出演、また今回のFEATUREで特集される番組イベントにも出演していたようです。このPVは見つからず、残念。
→The BEAT由来の客なしライヴ映像
The Jon Spencer Blues Explosion / Bellbottoms
The New York based Blues Explosion are currently supporting The Beastie Boys on their five date UK tour.
ジョンスペの95年リリースのアルバムOrangeからの唯一のシングル曲で、初期の名曲として有名です。日本盤もリリースされていて、この時代洋楽部門があったトイズファクトリーから出ていました。アルバムのシングル曲はこれのみでしたが、PVは3曲分作られています(Bellbottomsが一番普通のPV)。今後紹介されるかはわかりませんが、Flavorではヴォーカルがビースティ・ボーイズのマイクDで、PVにはベックが出演し、マズそうな鉄板焼きを作ったりしています。
WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Megadeth / Barrowlands - Glasgow, Scotland 15 March
Janet Jackson / Deutschlandhalle - Berlin, Germany 14 March
Girls Against Boys / Effenaar - Eindhoven, Holland 17 March
ASIA
The Rolling Stones / Tokyo Dome - Tokyo, Japan 12/14/16/17 March
Jamiroquai / Sun Palace - Fukuoka, Japan 13 March /
Mel Park - Hiroshima, Japan 14 March
The Grid / Liquid Room - Tokyo, Japan 15 March /
Club Quattro - Osaka, Japan 17 March
NORTH AMERICA
Black Crowes / Music Hall - Cleveland, Ohio, USA 14 March
Bad Religion / After Dark - Honolulu, Hawaii, USA 17 March
FEATURE
A LOOK BEHIND THE SCENES OF BEAT UK FILMING LIVE
The Beat UK gigs were filmed at the 'New London Astoria' with exclusive performances from Dodgy, EMF... Salad, Echobelly & others which will be shown on future episodes of Beat UK... Keep watching !!!
ロンドンのライヴ会場アストリアでは、The BEAT及びBEAT UKのライヴ撮影イベントが度々開催されていました。
今回はその舞台裏に迫っています。
設営からアーティストの控室までカメラが入っています。
キャパシティは1500~2000のやや大きめのホールで、地下にはアストリア2という1000人規模のホールがあり、階段でつながっていました。
2009年にクローズ後、建物は解体されました。
Thurman / English Tea
サーマンは楽屋でメンバー同士、長い羽の首飾りを掛け合っていました。
Skunk Anansie / Selling Jesus
1994年結成の新人バンド、スカンク・アナンシーもこのイベントに出ています。このシングルは95年3月にリリースしたばかりで、バンド初のPVでした。1stアルバムParanoid&Sunburntは95年9月にリリースされます。女性ヴォーカル、スキンの存在感はハードな音楽性とよく合い、以後バンドは人気が出ました。
製作費の関係もあるのでしょうが、イベントに出るバンドは新人中心でした。
スカンク・アナンシーは楽屋でメンバー全員肩を組んで、気合を入れていました。
Echobelly / I Can't Imagine The World Without You
エコーベリーは楽屋でメンバー紹介をしていました。コンニチワ!と声をかけています。
→当日のセットリスト
EMF / Perfect Day
EMFはライヴ前の階段で、ステージ待ちをしていました。
詳しく調べたところ、このライヴは1995年2月27日と28日に行われ、エコーベリーとスカンク・アナンシーに加え、ドッジーとリーフも出演していた模様。(エコーベリーのオフィシャルサイトにも記載あり)
EMFとThurman(Salad、Molly Half Head、Marion も)については、次の日28日に地下のアストリア2にてライヴイベントが行われたようです。
これは1995年6月20日の会場前です。
こんな感じでその日のイベント名が会場の入り口に掲示され、わかりやすくなっています。
この様子は95年9月のBEAT UKでチラっと放映されるので、その時また書きたいと思います。
ON STAGE
Pulp / Babies
この曲自体の映像は見つからなかったのですが、調べてみたところ94年1月のライヴだったようです。服装が全員同じだったので、たぶんこのステージだと思われます。今回の放送のFEATUREコーナーで取り上げられたものと同様の、94年のイベントだったのかも知れません。
OTHER CHART HIGHLIGHTS
JUNGLE
Soundman & Don Lloydie featuring Elisabeth Troy / Greater Love
Jungle is getting a lot of play on mainstream dance radio and quickly moving up into the British charts.
RAP
DJ Hurricane / Elbow Room
Along with Snoop Doggy Dogg, Lucas & Brat nominee Warren G, DJ Hurricane is the latest to storm into the charts.
TOP 10
10N Clock / Axel F
This track is the latest remix of the catchy theme tune from the highly successful 'Beverly Hills Cop' movies.
ClockはPete PritchardとDJのStu Allanが中心となる、イギリスのダンス系グループです。デビューは93年で、この曲は3月にリリースされたばかりの、ビバリーヒルズ・コップのテーマ曲Axel Fをカバーしたものです。1stアルバムは9月にリリースされます。99年に解散しますが、日本でのみベスト盤が出ています。(エイベックスが儲かっていたから余裕があった?)
9 ↓ Elastica / Waking Up
8 ↑ Perfecto Allstarz / Reach Up
7 N Nightcrawlers / Push The Feeling On
This single from the Scottish band Nightcrawlers, is a new mix of the huge club favourite 'Push The Feeling'.
ナイトクローラーズはスコットランドのミュージシャン・DJのJohn Reidが中心となるグループです。92年デビュー、このシングルで本格的なヒットになります。1stアルバムLets Push Itも95年にリリースされています。以降グループは現在でも継続されていますが、新作はなかなかリリースされていません。
6 ↓ N-Trance / Set You Free
5 ↓ Annie Lennox / No More I Love Yous
4 ↑ Alex Party / Don't Give Me Your Life
3 ↑ MN8 / I've Got A Little Something For You
2 ↑ Bon Jovi / Someday I'll Be Saturday Night
ON STAGE
Des'ree / I Ain't Movin'
前半と同じステージですが、この映像も発見できませんでした。
NO.1
↑ Celine Dion / Think Twice
1位に返り咲いたセリーヌ・ディオン。英国公式シングルチャートでは連続7週1位、最新アルバムColour Of My Loveは、アルバムチャートで連続6週1位の後、4週後に再び1位になる大ヒットになりました。
ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。
1995年は日本で大災害や大事件のあった年で、当事者にとっては大変厳しい年だったと思います。更にバブルは弾け、景気も悪くなる一方でした。
一方音楽は、まだ音源がたくさん売れる華々しい年だったのではないでしょうか。
イギリスでもブリット・ポップとか言われてロックバンドがヒットするいい時代でした。
現在ロックバンドは厳しい時代を迎えていますが、その割にロックフェスは盛況なのです。
ただし昨今洋楽離れの激しい時代らしく、フェスは日本のバンドが出ないと厳しく、洋楽アーティストのみのフェスは難しい、とも聞きました。
ちなみに2018年度に日本で最も集客があったのは、4日間開催のロック・イン・ジャパン・フェスティバルで、こちらは邦楽フェスです。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。
英語テロップはBEAT UKの放送から引用しています。
日本語の説明部分は自分の感想であり、翻訳ではありません。ご了承ください。
BEAT UK March.11.1995 On Air
Voice / Neil Fox
TOP 20
20 ↓ Vanessa Mae / Toccata & Fugue
19 N Drizabone / Real Love
This is the latest single to be taken from the UK producer / remixer's debut album titled 'Conspiracy'.
ドライザボーンはDriza Boneとも表記される、Vincent Garcia とBilly April のコンビによるプロジェクトです。この曲は91年の曲の再発で、94年に1stアルバムConspiracyをリリースしたので再発されたのでしょう。他にも色々なアーティストのリミックスなどをしていましたが、これ以後活動が見られなくなりました。2011年にDrizabone Soul Familyとして活動を再開しています。
18 ↓ Scarlet / Independent Love Song
17 ↓ Ini Kamoze / Here Comes the Hotstepper
16 N Raja-Nee / Turn It Up
Chicago born Raja-nee's debut single was remixed by Jam & Lewis, & was used in the US film 'Low Down Dirty Shame'.
ラジャネーの94年のデビューシングルで、1stアルバムのHot & Readyに収録されています。ラジャネーはテロップにもありますが、有名プロデューサーのジャム&ルイスのプロデュースする女性シンガーです。この曲はヒットし、記憶に残る曲になりました。
15 ↓ Sting & Pato Banton / This Cowboy Song
14 N Bucketheads / The Bomb
The Bomb was produced and remixed by Kenny 'Dope' Gonzalez famed for his work with Simply Red & Jamiroquai.
アメリカのハウスユニットMasters At WorkのKenny Dopeによる、Bucketheads名義のヒットチューン。今ではハウス・クラシックです。元ネタは1979年のシカゴによる曲「Street Player」です。そのままですね。グループでもソロでも精力的に活動中で、2016年には来日公演がありました。国内の色々なアーティストも参加する豪華な公演だったようです。
13 N Elton John / Belive
Elton John has now released over thirty albums after twenty five years in the music business.
12 N Gene / Haunted By You
Since completing a long tour around the UK, Gene have now released their 4th track taken from their latest LP.
11 ↓ Madonna / Bedtime Stories
ON STAGE
Des'ree / Living In The City
94年4月16日回と衣装が同じなので、同日ステージだと思われます。前回分の映像はBEAT UKロゴ入りのけしからんもっとやれ映像でしたが、今回の分は発見できませんでした。今回は同じ曲の使い回しではないようです。
NEW RELEASES
The Stone Roses / Ten Storey Love Song
This is the second single to be released from the Manchester band's long awaited album 'Second Coming'.
2ndアルバムSecond Coming からの2ndシングルとして2月末にリリースされた曲です。
この時期、詳しい理由が伝えられないままレニが脱退してしまいました。ツアー直前だったので、急遽新しいドラマーを用意しなければなりませんでした。
Cher, Chrissie Hynde & Neneh Cherry / Love Can Build A Breidge
This is the latest single to be made for the English charity 'Comic Relief' and it also features Eric Clapton.
Mike And The Mechanics / Over My Shoulder
This is the first track to be taken from the Genesis star's latest album titled 'Beggar On A Beach Of Gold'.
ジェネシスの創設メンバーであるマイク・ラザフォード率いるバンド、マイク・アンド・ザ・メカニクスは1980年に結成。95年3月に4thアルバムのBeggar on a Beach of Goldをリリース、この曲は先行シングルでした。ジェネシスもやりつつこちらも並行してやっていますが、決してサイドプロジェクトではなく、コンスタントに新作を出すバンドです。一度解散しますが、再結成後も2枚アルバムを出しています。
UK ALBUM CHART
アルバムタイトルの後の(カッコ内)は、放送されたPVです。
21 REM / Monster
20 Garth Brooks / The Hits
19 Bob Seger / Greatest Hits
18 Offspring / Smash
17 Vanessa Mae / The Violin Player
16 Eternal / Always And Forever
15 Jimmy Nail / Crocodile Shoes
14 John Lee Hooker / Chill Out (Chill Out)
13 Sheryl Crow / Tuesday Night Music Club
12 The Beautiful South / Carry On Up The Charts
11 Sleeper / Smart
10 Belly / King
9 M People / Bizarre Fruit (Open Your Heart)
8 Massive Attack / Protection
7 The Cranberries / No Need To Argue
6 Portishead / Dummy
5 The Smith / Singles (This Charming Man)
4 Oasis / Definitely Maybe
3 Celine Dion / Colour Of My Love
2 Blur / Parklife
1 Tricky / Maxinquaye (Over Come)
WORLD ALBUM CHART
PARIS
1 The Cranberries / No Need To Argue
2 Frances Cabrel / Samedi soir sur la Terre
3 John Lee Hooker / Chill Out
4 Various Artists / Pulp Fiction - OST
5 Slash's Snakepit / It's Five O'Clock Somewher
MILAN
1 Pat Metheny / We Live Here
2 Sinple Minds / Good News From A New World
3 Green Day / Dookie
4 The Chieftains / Long Black Veil
5 Gianna Nannini / Dispetto
TOKYO
1 Kome Kome Club / Decade
2 Van Halen / Balance
3 Manhattan Transfer / Tonin'
4 Slash's Snakepit / It's Five O'Clock Somewher
5 Whiteout / Bite It
今週の東京チャートのナレーションは、5位に入ったホワイトアウトのアルバムについてのみ言及されていました。この1stアルバムはイギリスで6月リリースですが、バンドは日本でかなり評価が高く、早くも日本盤が2月にリリースされていました。もっとも、ルックス込みの人気ではありましたが。
REQUEST
Echobelly / Insomniac
CHART BREAKERS
The Boo Radleys / Wake Up Boo
This video from the Liverpudlian Indie group was filmed on location in Britain's Battersea Power Station.
Molly Halfhead / Breaking The Ice
This is the latest single release from the Manchester band who will be appearing live on Beat UK next week.
マンチェスター出身のバンドで、デビューは93年です。音楽的にはローゼズを意識している感じでしょうか、歌唱力がもっとあったら化けてたかも? 95年7月にリリースされる2ndアルバムDunceに収録されている曲です。あまりヒットしなかったようで、この後すぐ解散しています。過去にThe BEATへ客なしライヴで出演、また今回のFEATUREで特集される番組イベントにも出演していたようです。このPVは見つからず、残念。
→The BEAT由来の客なしライヴ映像
The Jon Spencer Blues Explosion / Bellbottoms
The New York based Blues Explosion are currently supporting The Beastie Boys on their five date UK tour.
ジョンスペの95年リリースのアルバムOrangeからの唯一のシングル曲で、初期の名曲として有名です。日本盤もリリースされていて、この時代洋楽部門があったトイズファクトリーから出ていました。アルバムのシングル曲はこれのみでしたが、PVは3曲分作られています(Bellbottomsが一番普通のPV)。今後紹介されるかはわかりませんが、Flavorではヴォーカルがビースティ・ボーイズのマイクDで、PVにはベックが出演し、マズそうな鉄板焼きを作ったりしています。
WORLD GIG GUIDE
EUROPE
Megadeth / Barrowlands - Glasgow, Scotland 15 March
Janet Jackson / Deutschlandhalle - Berlin, Germany 14 March
Girls Against Boys / Effenaar - Eindhoven, Holland 17 March
ASIA
The Rolling Stones / Tokyo Dome - Tokyo, Japan 12/14/16/17 March
Jamiroquai / Sun Palace - Fukuoka, Japan 13 March /
Mel Park - Hiroshima, Japan 14 March
The Grid / Liquid Room - Tokyo, Japan 15 March /
Club Quattro - Osaka, Japan 17 March
NORTH AMERICA
Black Crowes / Music Hall - Cleveland, Ohio, USA 14 March
Bad Religion / After Dark - Honolulu, Hawaii, USA 17 March
FEATURE
A LOOK BEHIND THE SCENES OF BEAT UK FILMING LIVE
The Beat UK gigs were filmed at the 'New London Astoria' with exclusive performances from Dodgy, EMF... Salad, Echobelly & others which will be shown on future episodes of Beat UK... Keep watching !!!
ロンドンのライヴ会場アストリアでは、The BEAT及びBEAT UKのライヴ撮影イベントが度々開催されていました。
今回はその舞台裏に迫っています。
設営からアーティストの控室までカメラが入っています。
アストリアは1976年にオープン。
オーナーはレディングフェスやフェニックスフェスなどを主宰するMean Fiddler創設者であり、ギグのゴッドファーザーの異名を持つヴィンス・パワーです。
当初は劇場でしたが、1985年にナイトクラブやライヴの会場として改装され、多くのロックコンサートやナイトパーティーが行われる会場になりました。ゲイ・イベントもよく行われ、ロンドンのゲイの聖地とも言われていました。キャパシティは1500~2000のやや大きめのホールで、地下にはアストリア2という1000人規模のホールがあり、階段でつながっていました。
2009年にクローズ後、建物は解体されました。
Thurman / English Tea
サーマンは楽屋でメンバー同士、長い羽の首飾りを掛け合っていました。
Skunk Anansie / Selling Jesus
1994年結成の新人バンド、スカンク・アナンシーもこのイベントに出ています。このシングルは95年3月にリリースしたばかりで、バンド初のPVでした。1stアルバムParanoid&Sunburntは95年9月にリリースされます。女性ヴォーカル、スキンの存在感はハードな音楽性とよく合い、以後バンドは人気が出ました。
製作費の関係もあるのでしょうが、イベントに出るバンドは新人中心でした。
スカンク・アナンシーは楽屋でメンバー全員肩を組んで、気合を入れていました。
Echobelly / I Can't Imagine The World Without You
エコーベリーは楽屋でメンバー紹介をしていました。コンニチワ!と声をかけています。
→当日のセットリスト
EMF / Perfect Day
EMFはライヴ前の階段で、ステージ待ちをしていました。
詳しく調べたところ、このライヴは1995年2月27日と28日に行われ、エコーベリーとスカンク・アナンシーに加え、ドッジーとリーフも出演していた模様。(エコーベリーのオフィシャルサイトにも記載あり)
EMFとThurman(Salad、Molly Half Head、Marion も)については、次の日28日に地下のアストリア2にてライヴイベントが行われたようです。
これは1995年6月20日の会場前です。
こんな感じでその日のイベント名が会場の入り口に掲示され、わかりやすくなっています。
この様子は95年9月のBEAT UKでチラっと放映されるので、その時また書きたいと思います。
ON STAGE
Pulp / Babies
この曲自体の映像は見つからなかったのですが、調べてみたところ94年1月のライヴだったようです。服装が全員同じだったので、たぶんこのステージだと思われます。今回の放送のFEATUREコーナーで取り上げられたものと同様の、94年のイベントだったのかも知れません。
OTHER CHART HIGHLIGHTS
JUNGLE
Soundman & Don Lloydie featuring Elisabeth Troy / Greater Love
Jungle is getting a lot of play on mainstream dance radio and quickly moving up into the British charts.
RAP
DJ Hurricane / Elbow Room
Along with Snoop Doggy Dogg, Lucas & Brat nominee Warren G, DJ Hurricane is the latest to storm into the charts.
TOP 10
10N Clock / Axel F
This track is the latest remix of the catchy theme tune from the highly successful 'Beverly Hills Cop' movies.
ClockはPete PritchardとDJのStu Allanが中心となる、イギリスのダンス系グループです。デビューは93年で、この曲は3月にリリースされたばかりの、ビバリーヒルズ・コップのテーマ曲Axel Fをカバーしたものです。1stアルバムは9月にリリースされます。99年に解散しますが、日本でのみベスト盤が出ています。(エイベックスが儲かっていたから余裕があった?)
9 ↓ Elastica / Waking Up
8 ↑ Perfecto Allstarz / Reach Up
7 N Nightcrawlers / Push The Feeling On
This single from the Scottish band Nightcrawlers, is a new mix of the huge club favourite 'Push The Feeling'.
ナイトクローラーズはスコットランドのミュージシャン・DJのJohn Reidが中心となるグループです。92年デビュー、このシングルで本格的なヒットになります。1stアルバムLets Push Itも95年にリリースされています。以降グループは現在でも継続されていますが、新作はなかなかリリースされていません。
6 ↓ N-Trance / Set You Free
5 ↓ Annie Lennox / No More I Love Yous
4 ↑ Alex Party / Don't Give Me Your Life
3 ↑ MN8 / I've Got A Little Something For You
2 ↑ Bon Jovi / Someday I'll Be Saturday Night
ON STAGE
Des'ree / I Ain't Movin'
前半と同じステージですが、この映像も発見できませんでした。
NO.1
↑ Celine Dion / Think Twice
1位に返り咲いたセリーヌ・ディオン。英国公式シングルチャートでは連続7週1位、最新アルバムColour Of My Loveは、アルバムチャートで連続6週1位の後、4週後に再び1位になる大ヒットになりました。
ブログランキング参加しています。記事がお気に召しましたらよろしくお願いします。
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